幸せサプライズ。
今回の舞台は香川県にある定時制高校。
ここに生徒たちから母親のように慕われる先生がいる。
引きこもりやいじめなどつらい経験をしてきた生徒たちが先生との出会いで変わっていった。
一度は社会に出る事を諦めた生徒たち。
今農業の担い手や看護師更には教師として羽ばたいている。
人生を変えてくれた先生に在校生と卒業生が感謝のサプライズを決行。
(岡田)え〜!ちょっと何それ!果たしてその結末は…。
どうもJOYです!今回の幸せサプライズはですねこちら香川県からお送りしたいと思います。
やって来たのはすっかりサプライズの仕掛け人が板についたJOY。
会いに行こう。
「定時制高校を訪ねて」という架空の番組を装いサプライズのターゲットが勤めている高校に向かう。
(JOY)こんにちは。
ここですね。
定時制職員室。
こんばんはどうも。
どうもどうも。
授業を見させてもらいましょう。
日中仕事をする生徒のため設けられた4年制の定時制高校。
(JOY)すいません先生ちょっと授業見学さしてもらいます。
よろしくお願いします。
中学生のころほとんど学校に行かず授業についていけない生徒やいじめなどが原因で人とうまく関われない生徒。
(岡田)はいそしたら始めま〜す。
岡田先生が一番大切にしているのはそんな生徒たちに…この日は4年生の就職面接の練習。
生徒本人も気付いていない長所を見つけ…先生と出会って大きく変わった生徒がいる。
人と話す事が苦手で中学時代学校には行くものの保健室で過ごす事が多かった齋藤君。
高校に入っても教室で誰とも言葉を交わさなかった。
そんな齋藤君を岡田先生は注意深く見守っていた。
そしてある日言った。
実は岡田先生は齋藤君が毎日一人で黒板をきれいにして帰っている事に気付いていた。
褒められた事をきっかけに自信がつき少しずつ人と話せるようになった齋藤君。
岡田先生は齋藤君の長所を生かせる介護の仕事に就く事を勧めた。
休み時間や放課後職員室の岡田先生の周りには生徒たちが集まってくる。
日々の悩みや将来の不安など深夜まで生徒たちの相談に耳を傾ける事も少なくない。
岡田先生の熱心な指導を受けて卒業していったのは…実は今回そのうちの一人がサプライズに応募してきた。
依頼人の方がですねこちらにいらっしゃるという事ですので早速行ってみたいと思います。
こんにちは。
こんにちは。
入江さんいらっしゃいますか?
(入江)はい。
3年前に高校を卒業し今はコンピューター関連の会社で働いている。
中学生のころは勉強が嫌いで学校にもあまり行かなかった入江さん。
いつもどこかに「どうせオレなんて」という気持ちを抱えていた。
ところが岡田先生に思いも寄らない言葉をかけられた。
教師から初めて褒められた入江さん。
すっと気持ちが楽になった。
その後人と接する営業の仕事を志し今の会社に入った。
自分を認めてくれた先生にサプライズを仕掛けたいという。
分かりました。
サプライズしましょう。
はい。
入江さんとJOYの…まず在校生たちに…ビデオレターのテーマは…卒業生や在校生が1枚ずつ書いて先生に伝える作戦だ。
仕事のある入江さんに代わってJOYがその言葉を集める。
まず訪ねたのは卒業生の一人が先生をしている小学校。
(JOY)すごい元気だ!JOYだよみんな。
こんにちははじめまして。
JOYです。
よろしくどうぞお願いします。
やって来ましたよ。
7年前に高校を卒業した…岡田先生に出会う前はまさか自分が教壇に立つ事になるとは思わなかったという。
中学生のころ学校に行かなくなり夜の町を出歩くようになった古子さん。
中学卒業後も…そんな古子さんがもう一度勉強しようと思い定時制高校に入ったのは18歳のころ。
いつも夜遅くまでクラスメートの相談に乗っている古子さんの姿を見て岡田先生は言った。
初めて人生の目標ができた古子さんは人が変わったように猛勉強。
岡田先生も連日深夜まで面接の練習につきあってくれた。
その結果古子さんは見事大学に合格。
4年前ついに念願の教師になる事ができた。
岡田先生にまだ見せた事のない教師姿をJOYがビデオに収める。
次に訪ねたのは高校を出てからも先生に支えられている教え子。
(JOY)こんにちは。
篠原さん?
(篠原)はいそうです。
(JOY)すみません失礼します。
お願いします。
篠原さんと…何君?陽生です。
(JOY)陽生?陽生君こんにちは。
陽生君。
(JOY)かわいい!去年夫と離婚した篠原さん。
一人で息子を育てる事ができるのか不安に陥る事もある。
そんな悩みを電話で打ち明けると岡田先生は…
(JOY)そうか少し楽になって。
親子2人元気な姿をカメラに収める。
こうしてJOYは教え子たち20人から岡田先生への思いを聞く事に成功。
ビデオレターが完成した。
こんばんは皆さん。
・こんばんは。
この日卒業生たちはビデオレターの他にもう一つサプライズを用意していた。
サプライズ絶対成功させるぞ!
(一同)お〜!よっしゃいこうぜ!サプライズの舞台となるのは体育館の前のスペース。
ここで在校生2人が…卒業生と残りの在校生たちはその裏でスタンバイ。
9時10分授業が終わった岡田先生にインタビューをしながらJOYが呼びに来るのを待つ。
12年が終わります。
今年12年。
・
(ノック)先生…。
突然の事態に慌てて現場に向かう岡田先生。
・連れて行ってもらおうか!お前が言うたやつ…。
どうしたん?どうしたん?どうしたん?この前おごってやったくせ忘れたんかおらおい!俺はラーメン屋言うたやろうがボケ!生徒たちの迫真の演技に完全に…そして思わず…。
ぼう然とする岡田先生を強引に所定の位置まで誘導する。
ご覧下さい。
そして…。
岡田先生びっくりしましたか?実は今回ですね先生に感謝の気持ちを伝えたいという人がたくさんいましてそんな先生にサプライズを用意しているんです。
どういう事かといいますと…。
知ってる知ってる。
先生の言葉でね人生が変わったという生徒さん入江君の他にもたくさんいらっしゃるという事でですね今回私が話を聞いてきました。
そちらの様子をご覧下さい。
え〜びっくりした。
(スクリーンからの音声・JOY)家族関係で悩み自分の殻に閉じこもっていた久保さん。
先生のひと言で救われました。
(スクリーンからの音声・JOY)中にはこんな人も…。
(スクリーンからの音声・JOY)先生との出会いで人生に目標ができた人もいます。
(齋藤)ありがとう。
(古子)ありがとう。
(篠原)ありがとう。
(一同)岡田先生ありがとう。
(JOY)皆さんどうぞ!
(岡田)え〜!ちょっと…え〜!
(古子)せ〜の…。
(一同)これからもよろしくお願いします!わざわざ?わざわざ。
(JOY)岡田先生びっくりしたでしょう?もうびっくりです。
めちゃくちゃうれしいですね。
ホントにね。
いや〜…
(拍手)いい先生ですね。
何かすげえ…そして齋藤君っていたじゃないですか。
介護福祉士になりたいっていう。
4年生の齋藤君は無事に…すごいすごい!よしこ〜い!時速240キロの剛速球を!そんなボールに挑もうとする1人の男性。
孫の応援を受け何としてもと意気込むが…。
立ちはだかるのは宿命のライバル。
果たして勝負の行方は…。
そしてこの涙の訳は…。
パンサーのびっくり対決。
モンスターボール対おじいちゃん。
という事で着きました。
(尾形)着いた着いた。
パンサーがやってきたのは…
(向井)あの方じゃないですか。
快音を響かせるこの方が今回の主人公…簡単に打っているように見えるが実はこのボールなんと…あのマー君ですら最速は156キロ。
それをはるかにしのぐ球速だ。
(向井尾形菅)うわあ〜!うわあ〜!うわあ〜!どうなんすかこの170キロっていうのは米田さん的に。
米田さんが初めて野球に出会ったのは小学生の時。
野球をしている時間が何よりも大好きだった。
しかし高校に入って間もなく野球を続ける事ができなくなる。
父親が病で倒れたため高校を辞め働かざるをえなくなったのだ。
以来働き通しで野球をする機会はなかった。
そんな米田さんが再びバットを握ったのは65歳の時。
知り合いに連れていかれたバッティングセンターでやりたくてもできなかった野球への思いがよみがえったという。
それからというもの米田さんはより速い球を打つ事に情熱を注いできた。
速い球があると聞けば米田さんは全国どこでもそのバッティングセンターへ駆けつけ打ち返してきた。
バッティングにのめり込む一方米田さんは76歳の今も現役で仕事を続けている。
米田さんが営んでいるのはフェンス工場。
何と製造から配達まで自らこなしている。
(尾形)35キロあんの?これ。
(向井)これだけでですか?はい。
あ…めっちゃ重い。
(菅)どうやって持つんですか?
(米田)こうやって持つんですけど。
(尾形)いやいやいやいや…。
(尾形)ええ!俺らじゃあやりましょうよ。
ちょっとそんな言うんだったらね。
という事で米田さん対パンサーの腕相撲勝負。
(向井)いきますよ。
レディーゴー。
う〜わ…。
(向井)う〜わすごい…う〜わ。
いやあ〜…!くっそ〜!
(向井)勝利!
(尾形)強っ!強…。
これ力がすごいっていうのは分かりましたけどあの170キロとか速い球を打つには何が一番大事なんですか。
ちゃんとあんな速い球を見るって事だ。
バット打つところまで?ここまで見てます?とここであるVTRを見てもらう事に。
番組スタッフが事前に米田さんのバッティングを専門家に分析してもらってきたのだ。
(尾形)いやいや…動体視力どうのこうのって…。
ではどうして米田さんはボールを打てるのか?バッターはボールが放たれる瞬間にどこにボールがくるかを予測する。
しかし体のバランスが悪いと予測したポイントにバットを振る事ができず空振りしてしまう。
川村さんによると米田さんは体がブレる事なく予測したポイントにバットを振れているという。
体幹とは胴体から股関節にかけてのさまざまな筋肉の総称だという。
そしてこの体幹の強さこそがバッティングの上達に欠かせないと川村さんは指摘する。
そう実は米田さんの日々の仕事こそがバッティングに重要な体幹を鍛えるのに最適なトレーニングになっていたのだ。
(向井)でもどうですか。
野球辞めなきゃいけなかった当時っていうのはやっぱりいろんな思いが。
ありました。
(向井)でも全然やっぱり無駄じゃない事というか。
そうそうそうですよ。
今につながってるんすからね。
仕事にバッティングにどちらにも全力で立ち向かい続ける米田さん。
その負けん気の強さは家族にも受け継がれている。
中でも米田さんに劣らず負けず嫌いなのが孫の捺実さん高校2年生。
幼い時からおじいちゃん子だった捺実さん。
何事も目標を持って挑戦を続けるおじいちゃんの姿に憧れてきた。
おじいちゃんのようになりたいと捺実さんは今バレーボール部のキャプテンとして厳しい練習に励んでいる。
そんな米田さんの今の新たな目標は…。
・そこに240キロのボールがあるんですか?あるんです。
それを聞いたパンサーは早速小倉へ飛んだ。
ここがそのバッティングセンター。
この夏240キロという驚異のスピードを実現させた。
試しに尾形が挑戦。
お願いします。
よしこ〜い!こ〜い!
(向井)いやきたんですよ。
早くこ〜い!あまりの速さに反応する事さえできない。
このモンスターマシーンを作ったのが…スピードとともに必ずストライクゾーンにいれるコントロールを実現させるため8年間かけてマシンの改良を重ねてきた。
そんな末松さんと米田さんはかねてからのライバル。
末松さんがマシンを改良しては米田さんが挑むという因縁の仲なのだ。
そして今回…。
孫の捺実さんが米田さんを応援するためにお弁当を作っていた。
そんなおじいちゃんへの思いを卵焼きに込める捺実さん。
(捺実)すごいよハート。
3時間かけて栄養満点の7品を作った。
早速お弁当を届けにおじいちゃんの工場へ。
(向井)どうですか。
最初だから構えてて…240キロっていう米田さんが挑もうとしている球の速さを皆さんにも実感して頂きたいと思います。
(尾形)しましょう。
通常ピッチャーからホームベースまでの距離は18mほど。
成人男性が投げるカラーボールの速さを時速70キロとした場合およそ5mの距離から投げると240キロの速さを疑似体験できる。
(JOY)投げれないでしょじゃあ。
(尾形)大丈夫です。
尾形さんお願いします。
あ手が出ない!ってなってここが痛いんだけど…。
ちょまじだ。
もうまじだもうまじ。
投げてる尾形さんちょっと格好いいですね。
(大竹)おおいい尾形いい。
一定じゃねえんだもん。
ちょっと食らってみ。
俺打つから。
(榊原)何どうしたの何やってんの。
(尾形)腰やりました?
(榊原)何やってんの…。
これ打ったらすごいわ。
じゃあさ見ようよね。
バッティングセンターへ向かう前にお弁当を広げる米田さん。
すると中から…。
・何て書いてありますか?涙で目がにじみハート形の卵焼きに気付かず…ぱくり。
それでも思いはしっかり受け止めた。
一方そのころ末松さんは最後の調整に余念がない。
勝負の行方を見守るためパンサーも東京から駆けつけた。
モンスターマシン対米田さんいざ勝負の時。
(向井)お願いします!・投げます!注目の第1球。
(向井)うわあ〜!あまりの速さで見えないがスローで確認すると確かにかすっている。
(尾形)当たってるよこれ。
(向井)うわあ!2球目3球目もチップ。
ここまですべてバットに当てている。
ところが…。
(向井)おしいおしい…。
う〜わ…。
(菅)前に行けばいいんだから。
(向井)うわ!うわ…。
うわあ…。
前に飛ばそうというプレッシャーからかここにきて空振りが続く。
残りは2球に。
不敵に笑う末松さん。
追い詰められた米田さん。
勝つのはどちらか。
そして9球目。
(菅向井尾形)うわあ!
(菅向井尾形)うわあ!240キロのボールを見事バットの芯で捉えた。
(向井)すごいすごい…すごい米田さん!うわあ!すげえホームランだよホームラン!きれいなセンター返しですよ。
よく打ってるな…。
米田さん見事孫の捺実さんとの約束を果たす事ができた。
金沢に戻った米田さん。
(米田)ありがとう。
捺美さんのためにもこれからも剛速球に挑み続けて下さい。
(拍手)もう本当すごいこれ。
そうですよ!そうですよ!残念な結果になった直後ですからね…。
心の声240キロの球を必ず打つ!そして祐佳ちゃんに告白するんだ!マサカズさん頑張って!本当に240キロ打つの?はい!危ないよ。
大丈夫です。
マサカズさん絶対打ってね。
任せてくれ!じゃあいくよ。
はい。
321…。
ドン!ん〜!マサカズさ〜ん!あ…。
あ〜飛んでっちゃったな。
ホームラン!2014/11/27(木) 16:05〜16:50
NHK総合1・神戸
突撃 アッとホーム▽球速240キロ!怪物バッティングマシンvs全身筋肉76才[字][再]
球速240km!怪物バッティングマシンに全身筋肉の驚異の76才が挑む。全国の高速マシンを制覇してきた男性は怪物マシンを打ち崩せるのか。奇跡の対決を見逃すな!
詳細情報
番組内容
番組前半は定時制高校の女性教師にさまざまな事情を抱えた生徒やOBが感謝のサプライズを贈る。番組後半には、全国のバッティングセンターで高速マシンを打ち崩してきた驚異の76才男性が登場。愛孫の応援を受け、福岡にある球速240kmの怪物マシンに挑む。球筋を見ることすらできない恐るべき球を男性は打つことができるのか?奇跡の対決を見逃すな!
出演者
【ゲスト】JOY,新川優愛,パンサー,榊原郁恵,【司会】さまぁ〜ず,久保田祐佳,【語り】小野寺一歩,逸見友恵
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:14327(0x37F7)