（真琴）離婚する気持ちは変わっていません。
でも罪悪感に押しつぶされそうです。
（エリカ）毎報新聞の結城さん。
（健吾）彼は奥さんと待ち合わせをしていた？
（健吾・エリカ）クリスマス！
（健吾）奥さんは大阪に来ることになってたけど来なかった。
（エリカ）結城さんは私との約束をすっぽかした。
こんばんは。
役者が揃いましたね。
（涼太）何でしょうか？それってジャカルタで買ったんだよね？
（真琴）ええ。
（健吾）あっちで幾らぐらいするもんなんですかね？さあ？そういったものに興味がないもので。
（健吾）そうですか。
奥さん。
スマホ見せて。
（真琴）この前も調べましたよね？だったらもう１回見ても問題ないよね？
（健吾）やっぱり。
ないんだよね。
結城さんの連絡先。
《私の連絡先を消してください。
私も消します》《分かった》《クリスマスの夜ここで》どうしてないんですか？何度も連絡取ってたのに。
毎報新聞を辞めて田舎に帰ったって中田さんから聞いたからもう連絡を取ることはないって思ったんです。
わざわざ消さなくてもいいんじゃない？
（エリカ）結城さんは？ニッシーの番号登録してる？さあ？どうだったかな？
（エリカ）携帯見せて。
断る。
（健吾）クリスマス。
イブじゃなくてクリスマスの夜結城さんは中田さんと食事の約束してたんですよね？でもすっぽかした。
誰と会ってたんですか？これは取り調べですか？そう思っていただいて結構です。
健吾さん。
失礼じゃあり…。
（健吾）奥さん。
上田に行ったんじゃないの？大阪に来ずに。
奥さん。
行ってません。
途中で具合が悪くなって…。
カフェで休んでた？ええ。
結城さんはどこにいたの？急な用事ができたって言ったろ。
（エリカ）でどこにいたの？お前には関係ない。
（エリカ）今疑いが掛けられてるんですけど。
ニッシーの不倫相手じゃないかって。
はい。
分かった。
ホントのこと話すよ。
彼女に会ってた。
彼女ってニッシー？違うよ。
エリカの知らない人。
嘘だ。
あの日東京から会いに来たんだ。
突然。
それでエリカをすっぽかした。
（エリカ）どこで会ったの？駅前のホテルに泊まってた。
（エリカ）信じない。
そう言われても困るんだけどな。
ホントにそんな人がいるなら呼んでよ。
今すぐここに。
彼女に迷惑だよ。
ニッシーなんでしょ？もしもし。
うん。
俺。
今大丈夫？ああ。
ごめんね。
（しのぶ）お父さん。
どうしてこんなことになっちゃったんだろ？
（しのぶ）病気がよくなったお父さんと真琴と健吾さんとカワイイ孫と５人で暮らしてるはずだったのに。
お父さんはいいよね。
ずっと笑顔でいられて。
（ため息）・
（ドアの開く音）
（吉岡）いらっしゃいませ。
（康子）涼太。
よう。
（康子）遅くなってごめん。
ごめんね。
仕事中に。
（康子）ううん。
鮎川康子さん。
（康子）どういう飲み会？うーん。
ちょっとね。
（健吾）奥さん帰ろう。
（エリカ）えっ。
ちょっと。
（健吾）僕たちの考え過ぎだった。
失礼しました。
（康子）あれ？どうしちゃったの？さあね。
（康子）こんばんは。
あなたがエリカさん？涼太から色々聞いてるよ。
色々って何ですか？
（康子）ん…。
まあいいや。
飲もうよ。
（エリカ）失礼します。
（しのぶ）おかえりなさい。
話し合いの進展ありました？
（健吾）奥さんが浮気をしてるというのは僕の思い過ごしでした。
（しのぶ）ああ。
（健吾）でもそうなるとますます分かんないんですよ。
奥さんが離婚したい理由が。
他に好きな人がいない。
僕にも不満があるわけじゃない。
僕は奥さんとの関係を修復したいと思ってる。
でもその手掛かりもない。
真琴も離婚じゃなくて修復する方向で考えなさい。
ごめんなさい。
お母さん。
もうお手上げです。
真琴。
ちゃんと説明して。
ごめんなさい。
・
（ドアの開く音）
（吉岡）いらっしゃいませ。
（康子）ハーイ！
（竹田）ハーイ！よいしょ。
あっ。
何かスコッチをロックで。
（吉岡）かしこまりました。
（竹田）で？うまくいった？完璧だよ。
ドキドキしちゃった。
（竹田）すぐに信用した？私が結城さんにキスしたから。
（竹田）あっ？おい！ごちそうさん。
（竹田）いやいや。
彼女は貸すけど唇を貸すとは…。
返せよ。
いや。
すまん。
ホントに助かった。
キスは挨拶でしょ。
（竹田）ああ。
やだね。
帰国子女は。
しかし事情を話しといてくれてよかったよ。
結城さんから電話かかってきたらすぐ分かった。
どうやって知り合ったとか決めてなかったからさ突っ込まれてたらぼろが出てたな。
確かに。
またあるかもしんないから細部を詰めとけよ。
（康子）私考える。
（竹田）えっ？
（吉岡）お待たせしました。
（ひとみ）そう。
それは危機一髪だったね。
はい。
（ひとみ）でその美女は誰？分かりません。
結城さんのホントに新しい恋人だったらどうするの？違うと思います。
でもあり得なくはないでしょ。
それならそれで仕方ないです。
真琴だって健吾さんに泣かれて動揺したもんね。
動揺はしましたけど気持ちは変わってません。
彼は変わったかもよ。
信じてます。
彼が私のことを信じてくれてるように。
健吾さんとは別れられそうなの？何とかします。
でもさ大丈夫？何がですか？中田さん。
ずっと近くにいることになるのよ。
はあ。
うちの高校紹介したのは贖罪の気持ち？いや。
そんなつもりでは。
時限爆弾抱え込んだような気がするんだよね。
皆さん。
進級おめでとうございます。
２年生のクラスがそのまま持ち上がり私が受け持つことになりました。
（黒瀬）３年Ｂ組！言わないよ！中田先生。
（根岸）３年Ｂ組！ねえ？そっちが先生のせりふだからね。
（生徒たち）確かに。
確かに。
（エリカ）「はーい。
注目」初めまして。
副担任の中田先生です。
私も西村先生の教え子です。
西村先生と一緒にこのクラスを受け持つことができてとってもうれしいです。
よろしくお願いします。
（生徒たち）よろしくお願いします。
先生。
中田先生。
（男性）そうですね。
（健吾）この外壁面の工程のときにもう少し人数を増やせばいけるはずですよね？
（一同）確かに。
そうですね。
では検討してみます。
じゃあ２両目のこの場所に立っていたということなんですよね？
（男性）はい。
じゃあ被害者。
被害者といわれてる方はここにいたと？
（男性）はい。
そうです。
じゃあそのときの状況をもうちょっと詳しく教えていただいてもいいですか？
（ひとみ）１カ月進展なしか。
ええ。
健吾さん大阪に行きっ放しで。
今美術館やってるんだっけ？はい。
だから全然話せなくて。
お母さんは相変わらず「考え直しなさい」はい。
クリスマスまで時間はあるか。
あと７回。
えっ？あっ。
何でもないです。
アジサイ奇麗ですね。
でしょう。
誰かからのプレゼントですか？えっ？何で？そうなんですね！まあね。
野々村さんじゃないですよね？ノーコメント。
えっ？
（エリカ）大丈夫ですか？
（石橋）うーん。
（石橋）どうしましょう？何かあったんですか？
（石橋）ああ。
英語の藤田先生が昨日ケガなさって。
（エリカ）脚立から落ちて尾てい骨打ったんですって。
（石橋）半年は入院しなきゃいけないそうなの。
そんなに長くですか？
（石橋）背骨にもひびが入ってたって。
（エリカ）えっ！？痛そう。
（石橋）今いる先生たちで授業やりくりするのは大変なのよね。
英語ですか。
（石橋）ええ。
今日からこの英琳高校で教鞭を執ることになった山本しのぶです。
（綾）ニッシーのお母さんってホント？あら。
もう知られてるの？
（奈々）情報回るの早いですから。
じゃあ夫が亡くなったこともご存じ？
（根岸）ご愁傷さまです。
（しのぶ）どうもご丁寧に。
一人になって真琴は…。
いえ。
西村先生はいますけど何か社会に役立つことをしたいなと思っていたときに学校に声を掛けていただいてホント感謝してます。
こうやって皆さんと縁もできましたし。
３年間休んでたので新人のつもりで頑張ります。
ご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。
（生徒たち）よろしくお願いします。
よろしく。
こんにちは。
（生徒たち）こんにちは。
さあ料理研究部の面倒も見るわよ！
（美羽）ニッシーより料理上手なんですか？
（しのぶ）失礼な。
この子の体は私の料理でできてるのよ。
今日は何作るの？マーボー豆腐です。
（しのぶ）えっ？あっ。
じゃあ今日は他にあと２品作りましょう。
（生徒たち）えっ！？
（綾）そんなにできるんですか？
（しのぶ）うん。
いいよね？お任せします。
（しのぶ）はい。
じゃあね３つのチームに分けます。
ここはマーボー豆腐。
（生徒たち）はい。
そしてここが豆腐グラタン。
（生徒たち）豆腐グラタン？
（しのぶ）そしてここはねがんもどき。
（生徒たち）がんもどき！？誰だっけ？
（竹田）お買い物完了。
（康子）ありがとう。
（竹田）さて何食べようか？
（康子）うーんとね。
お肉食べたい。
（竹田）いいね。
じゃあいつものイタリアン…。
（エリカ）すいません。
（従業員）いらっしゃいませ。
（エリカ）あのう。
今出てったお客さん康子さんですよね？鮎川さん。
（従業員）ああ。
ご存じですか？
（エリカ）姉の友人なんです。
（従業員）ああ。
（エリカ）声掛ければよかった。
康子さん。
憧れなんです。
何を買われたんですか？
（従業員）こちらなんですよ。
一緒にいたのはお兄さんかな？康子さんの。
（従業員）さっきの方は婚約者の竹田さんです。
ああ。
竹田さん。
そうだったそうだった。
ありがとうございます。
（従業員）またお待ちしております。
（バイブレーターの音）もしもし。
もしもし？もしもし？嘘つき。
（不通音）
（操作音）
（呼び出し音）・
（ざわめき）みんな静かに。
（根岸）ニッシー。
不倫してるってホント？
（綾）ニッシーがそんなことするわけないじゃない。
（黒瀬）おいデブ。
いいかげんなこと言うなよ。
（根岸）そうだよ。
お前いいかげんなこと言うんじゃねえ。
（大輔）他にもいるんじゃない？ＵＳＡちゃんねるの掲示板見た人。
（森田）俺見た。
ネットに？・
（教師）今学校としましては…。
（石橋）山本先生。
これです。
（教師）英琳高等学校で…。
（教師）もしもし…。
・
（橋本）ちょっと。
これ見てください。
掲示板を見た父兄からの抗議のメールがすごいんです。
（大輔）ほら。
ほら。
見てこれ。
ほら。
（奈々）こんなの勝手に書いてるだけでしょ。
（美羽）他の掲示板にもスレッド立ってる。
（根岸）個人情報まで書かれてんじゃん。
（美羽）消せないの？
（森田）それより本当なんですか？
（森田）ニッシー。
（黒瀬）あり得ねえって。
（大輔）先生だって女だからね。
あり得るんじゃないの？
（綾）お前が恋愛語るな！おい！
（生徒たち）よせよ！ふざけんなよ！おい！
（奈々・美羽）ニッシー。
ニッシー。
（エリカ）西村先生。
本当のことを話した方がいいんじゃないですか。
このままじゃ誤解を招きます。
2014/12/19(金) 13:30〜14:00
関西テレビ１
シンデレラデート ＃３４[字][デ]【罪な書き込み！？広がる噂】
ついに涼太（眞島秀和）へ気持ちを伝えた真琴（星野真里）は、健吾（陣内智則）と１年以内に離婚、それまでは涼太とも会わないと誓う。別れを切り出された健吾は混乱し…。
詳細情報
番組内容
真琴（星野真里）と涼太（眞島秀和）は健吾（陣内智則）とエリカ（黒川智花）に浮気をしているのではないか、と問い詰められる。健吾は、真琴の携帯電話に涼太の電話番号の登録がないことを指摘し、かえっておかしいと追及。エリカも涼太に携帯電話を見せるよう迫り、ついに涼太が「クリスマスに彼女と会っていた」と“白状”する。真琴は驚くが…。
番組内容２
新学期となり、真琴のクラスの副担任をエリカが務めることに。さらに急きょ、英語教師を補充する必要が出て、元英語教師のしのぶ（岡江久美子）が真琴の同僚になる。
真琴と涼太は、会えないさびしさに耐えながら仕事に打ち込む日々を過ごしていたが、ある日エリカがある女性を目撃して…。
出演者
西村真琴：星野真里
結城涼太：眞島秀和
中田エリカ：黒川智花
坂本ひとみ：雛形あきこ
西村健吾：陣内智則
山本しのぶ：岡江久美子
スタッフ
脚本：伴一彦
演出：下向英輝
プロデュース：後藤勝利（東海テレビ）
渋谷未来（テレパック）
アソシエイトプロデュース：沼田通嗣（テレパック）
音楽：末廣健一郎
得田真裕
主題歌：ＣＲＥＡＭ「Ｔｈｅ Ｒｏｓｅ」（ｒｈｙｔｈｍ ｚｏｎｅ）
エンディングテーマ：Ｓｈａｒｏ「光〜Ｈｉｋａｒｉ〜」（ＣＯＮＴＥＺＺＡ）
制作：東海テレビ
テレパック
ご案内
東海テレビ昼ドラをもっと知りたい方に！
【公式サイトＵＲＬ】ｈｔｔｐ：／／ｔｏｋａｉ−ｔｖ．ｃｏｍ／ｃｉｎｄｅｒｅｌｌａｄａｔｅ／【昼ドラ公式ツイッターアカウント】＠ｈｉｒｕｄｏｒａＴｏｋａｉｔｖ、【ＬＩＮＥアカウント】＠ｈｉｒｕｄｏｒａ、【ＹｏｕＴｕｂｅ東海テレビ公式チャンネル】
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:19395(0x4BC3)