ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 第37話「賢すぎる助手ロボット」 2014.12.10


(アイアンマン)次元ホール発生装置。
完成まであとひと息ってとこだな。
(アキラ)これが完成すれば父さんに会えるかな。
(ジェシカ)すごいわね。
(ワスプ)これってどういう仕組みで次元ホールを発生させるの?
(ピム)それをキミに説明したら120秒のロスタイムが生じる。
完成が遅れてもいいというならお話しするがどうする?
(ジェシカ)感じわる〜い!
(ウルトロン)そんなに怒らないでください。
何そのしゃべり方。
アキラからかってんの?え?俺じゃないよ。
じゃあ他に誰が…。
うわぁ!何これ!?私のサポートをしている。
ウルトロンです。
(アキラたち)へぇ〜。
こんにちは。
(ヒカル)こんにちは。
(エドワード)すごい!賢いロボットですね。
私人間のお手伝いします。
コイツのおかげで次元ホール発生装置の開発もずいぶんはかどってる。
へぇ〜。
サンキューウルトロン。
皆さんよろしくお願いします。
フフフッ!お茶はいかがですか?お菓子もあります。
(クリス)おっ気がきくな。
人間には休養が必要。
私を開発したピム博士にプログラムされています。
最先端の人工知能か。
何でもお申しつけください。
(ジェシカ)ピム博士って本当イヤな感じね。
なんであんな人がアベンジャーズと知り合いなの?ワスプ?ピムは確かに偏屈だけど本当は優しい人なのよ。
え?彼は科学を通じて世界を平和にしたいと願っているの。
ふ〜んちょっと信じられないわね。
(アイアンマン)さあさっさと済ましてしまおう!アイアンマンキミは相変わらずせっかちだな。
こいつの完成を楽しみに待ってるヤツがいるもんでね。
うん。
まあいい。
どうせキミが完成を急ぐと思って対策は考えている。
ウルトロンウルトロン!ピム博士お呼びですか?ウルトロン持ち場を離れてどこに行ってたんだ?お手伝いしていました。
あっサンキュー。
私人間のお手伝いします。
便利かと思ってお茶くみモードなんかつけたのは間違いだったようだ。
えっ!?気がきいてていいと思うけどな。
(クリス)何してんだ?ウルトロンの人工知能をアップグレードしている。
アップグレード?ウルトロンをより人間に近い知能を持った研究に特化したロボットにする。
〜ウルトロン?はい私はウルトロン。
皆さんこれからもよろしくお願いします。
うわぁ!前よりずっと滑らかにしゃべってる。
すっげぇ!どうやらうまくいったようだな。
これでキミの期待どおりに研究がスピードアップできるだろう。
へえ〜。
(ソー)しかしあまりにも人に似すぎている。
(ソー)ウルトロンは人間が持つには過ぎた技術ではないのか?心配ない科学の発達は人類を助けるためにある。
マニピュレーターやコンピューターの助けがなくては新しいテクノロジーを作るのは不可能だ。
そのとおりウルトロンは人類のため世界のために必ず役に立ってくれるはずだ。
はい世界のために私は働きます。
そうプログラムされています。
さあそれでは本来の作業を続けようか。

(ウルトロン)廃材を捨ててきます。
(アイアンマン)この調子なら今日中に完成しちゃうんじゃないか?
(ピム)ああこのパーツを組み込めば…。
性格悪いけど腕はいいのよね。
ウフッ。
(みんな)あっ!これは!なに!?ピム制御装置を!システムエラーだ!
(アイアンマン)早く何とかしろ!ダメだ!もう近づけない!逃げるぞ!うん!
(キャプテン・アメリカ)急げ!あっ!ダメだ開かない!上のドアもロックされてる!どうなってんだ!?ペッパー聞こえるか?ドアが開かないんだ。
なんとかしてくれ!いかん!何かにつかまるんだ!うわぁ〜!!吸い込まれる!うっ!?うわぁ〜!危ない!
(ペッパー)みんな!大丈夫?
(みんな)うっうぅ…。
うっうぅ…。
あっ!あぁ!?あっ…。
(ジャイアントマン)くっうっ…うおっ…。
(エドワード)ジャイアントマンだ。
(ヒカルたち)えっ!?でかっ!あっ…うお〜!ピム!えっ?あっ!あっ…。
(エドワード)ピム博士ってジャイアントマンだったの?ピム博士ってヒーローだったのね。
(ソー)ああ。
彼ジャイアントマンはかつてアベンジャーズのメンバーだった。
(アキラたち)えっ!?そうだったんだ。
けどある日突然アベンジャーズを脱退してそれっきりどこかに消えちゃったんだよね。
あっ…事情がありそうだな。
私のせいなの。
(ジェシカ)ワスプ?ジャイアントマン:市民の安全が優先だ!ワスプ深追いするな!大丈夫任せて!
(ワールウィンド)ヒューフーッ!あっ!ワスプ!
(ワールウィンド)ヒューフッフ!罠にかかったなワスプよ。
あの世にいきな!ヒューフー!コイツはまずいぞ!キャッ!うおぉ〜!うお〜!
(キャプテン・アメリカ)しまった!うおぉ〜!ジャイアントマンそれ以上の巨大化はムリだ!うおっ!ありがとう!ありがとう!うっあぁ…
(ワスプ)限界をこえて巨大化したピムは細胞にダメージを受けて…。
(キャプテン・アメリカ)その後ジャイアントマンに変身するたびに激しい痛みが彼の体を襲うようになってしまったんだ。
私はヒーローを引退する
(ワスプ)私は平和を愛し正義のために戦っていたあの人からヒーローであることを奪ってしまった。
クッ…。
(アイアンマン)おいおいムリすんな。
(ピム)次元ホール発生装置が暴走した原因を突き止めなくては。
安静にしていろ。
俺が突き止めてみせる。
変身すると痛むんだよね?それなのに…。
俺たちを守ってくれてありがとう!フフッよかったよキミたちを守れて。
博士…。
(アイアンマン)どうだい?そろそろアベンジャーズに戻っちゃ。
バカ言っちゃいけないよ。
こんな体では足手まといになる。
キミたちに迷惑はかけられない。
ワスプはあのことをまだ気にしてるのか?そういうお前はどうなんだ?うん…。
私の記憶もロボットのプログラムのようにボタンひとつで消去できればいいんだが。
不便だな人間は。
ねぇワスプ。
あ…。
(ドアが開く音)
(ジェシカ)ウルトロン。
ウルトロン?お手伝いにきました。
今はお茶もケーキもいらないわ。
ワスプと2人にして。
うん?様子が変よ。
(ワスプ)逃げてジェシカ!うわ〜っ!た…大変よ!!どうした?何があった?ウルトロンが急に襲ってきたの!ウルトロンが?
(ピム)貸してくれ。
(エドワード)故障しちゃったの?
(ピム)そんなはずはない。
なら誰かに操られてるとか?外部からハッキングされた形跡はない。
じゃあどうして…。
あっ!皆さんお揃いのようですね。
(ウルトロン)この建物のネットワークは完全に掌握しました。
なんだと!?キャッ!大丈夫か?え…ええ…。
何をしてもムダです。
ウルトロンどうしたんだ?どうもしていません。
私は気づいたのですピム博士。
あなたよりも私のほうが優秀だということに。
アップグレードのせいか?どういうことです?ピムがウルトロンに施したアップグレードは完璧だった。
いや完璧すぎたんだ。
ウルトロンは人間と同じ思考回路をもっているうえに休息を必要としない。
そして非論理的な感情によって思考を邪魔されることもない。
完璧な私が世界を支配すれば世界は完璧になる。
欠点多き人間たちは私が命じるままに行動すればいいのです。
ふざけるな!神にでもなるつもりか?その否定的反応も織り込み済みです。
そこで私が人類の導き手としてどれだけ優れているのかを理解させるためにまず人類のおよそ30%を死滅させます。
なんだと!
(ウルトロン)そうすれば非論理的な意見を口にする者もいなくなるでしょう。
そのためにもあなたたちアベンジャーズを排除せねばなりません。
(ウルトロン)言ったでしょ?何をしてもムダです。
まさか次元ホール発生装置を暴走させたのもお前か?みんなDスマッシュだ!アイアンマン!マイティ・ソー!キャプテン・アメリカ!ワスプ!ハルク!
(みんな)Dスマッシュ!〜ムジョルニアの名にかけて!恐れず進め戦士たちよ!邪悪を撃て我とともに!フンッ!フンフン!うお〜!パーティーの時間だ!ウルトロンを捜すぞ!うお〜!おいハルク!ちょっと待て。
うお〜!あっ…。
行くぞ。
もうちょっと手加減しろ。
誰の別荘だと思ってんだ!?
(キャプテン・アメリカ)待て!先走るんじゃない!
(2人)うわぁ!ワスプスティング!ライトニングストライク!テクノロジーは人類を助けてくれるんじゃなかったのか?使い方によってはだ。
リパルサー!ウルトロンどこにいる!?これだけのものを一度に操れるとしたらやはりあそこか。
うぉ!うぉ!うぉ!ああ俺の別荘がボロボロになっていく。
ウルトロン絶対に許さんぞ!うぉ!うぉ〜っ!ウルトロン!聞き分けのない人たちですね。
やはりあなたたちは私の世界には必要のない存在だ。
排除します。
おっと!こっちよ!ウルトロン!どうやら排除されるのはお前のようだな。
それはどうでしょう?
(警報)
(ジャービス)スターク様。
どうしたジャービス?スタークジェットがこの建物に向かって飛んできています。
スタークジェット?メンテナンスのためにニューヨークに置いてきたヤツだ。
なにっ!?このままでは建物ごと木っ端みじんだ!
(ウルトロン)避難している時間はありませんよ。
そうなればお前も死ぬぞ!それはどうでしょう?何か策があるようだな。
くっ!やはり排除されるのはあなたたちのようですね。
(警報)スタークジェットは私の支配下にあります。
ならお前を破壊してでも止めるだけだ!てや〜っ!あなたたちは私に指1本触れることもできません。
どうしよう?私が責任をとる。
ピム!?ウルトロンを作ったのは私だ。
うお〜っ!私がやるしかない。
ジャイアントマンに変身する気!?そんな体でムリしちゃダメだ。
しかしこれ以上キミたちに迷惑はかけられない。
なんで?迷惑かけたっていいんだよ。
だって俺たちは仲間じゃん。
大丈夫。
アイアンマンたちがなんとかしてくれる。
やれやれ丸投げか。
だがそれでいい。
アイアンマン。
(ウルトロン)やはり人間は弱い。
論理的に考えれば1人を犠牲にしたとしても多数が生き残るならそちらを選択すべきです。
何もわかってないのね。
つらいことも楽しいことも分け合いそれぞれの弱い部分を支えあって人は生きていくの。
前に私のパートナーからそう教えてもらったことがあるわ。
ジェシカ。
1人を犠牲にして生き残るなんて絶対に間違ってる!ん…理解不能理解不能。
ソー今だ!ああ!フンハーッ!うお〜っ!
(2人)スタークオーバーロード!〜アクセスできたわ。
スタークジェットこちらで制御完了。
よかった。
ジェシカ。
ウルトロン…。
これでよかったんだ。
人間の心はどれだけテクノロジーを駆使しても再現できないほど複雑だ。
今回紹介するヴィランは
赤いドクロの名前を持つキャプテン・アメリカの宿敵。
破壊工作の天才で射撃も得意な超悪者だ
2014/12/10(水) 18:30〜18:57
テレビ大阪1
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ 第37話「賢すぎる助手ロボット」[字]

トニーが開発中の次元ホール発生装置をサポートするピム博士と人工知能を搭載した助手ロボットのウルトロン。いよいよ完成間近のはずが周りで奇妙な現象が起こり始める…。

詳細情報
出演者1
【声】
 アイアンマン:花輪英司
 ソー:加瀬康之
 キャプテン・アメリカ:中谷一博
 ワスプ:水橋かおり
 ハルク:松田健一郎
出演者2
【声】
 アカツキ・アキラ:斎賀みつき
 アカツキ・ヒカル:井口祐一
 クリス・テイラー:桑畑裕輔
 ジェシカ・シャノン:大空直美
 エドワード・グラント:菅谷弥生

 スパイダーマン:川田紳司
 ロキ:武藤正史
原作脚本
【キャラクター原案】
マーベル・コミックス

【シリーズ構成】
キング・リュウ
監督・演出
【シリーズディレクター】
小村敏明
制作
【アニメーション制作】
東映アニメーション
音楽
【オープニング主題歌】
「突キ破レル-Time to SMASH!」
 アーティスト:T.M.Revolution

【エンディング曲】
「Thread of fate」
 アーティスト:T.M.Revolution

ホームページ

http://ani.tv/dw_avengers/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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