ニュース・気象情報 2014.12.19


こんにちは。
2時になりましたニュースをお伝えします。
日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で、国内の景気について、輸出や企業の生産の判断を引き上げる一方、全体の景気判断は据え置き、そのうえで、目標としている2%の物価上昇率の実現に向けて、大規模な金融緩和策を維持することを決めました。
日銀は、きょうまでの2日間、金融政策決定会合を開き、国内外の景気や物価の現状と先行きについて議論しました。
その結果、国内の景気について、企業の生産は下げ止まりつつある。
輸出は持ち直しの動きが見られているとして、それぞれ判断を上方修正しました。
一方、個人消費は雇用・所得環境が着実に改善するもとで基調的に底堅く推移しており、駆け込み需要の反動の影響は全体として和らいでいるとしました。
これらを踏まえて日銀は、全体の景気判断については、基調的に緩やかな回復を続けており、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動などの影響も、全体として和らいでいるとして、これまでの判断を据え置きました。
そのうえで、日銀は、目標とする2%の物価上昇率の実現に向けて、ことし10月に拡大を決めた大規模な金融緩和策を維持することを賛成8、反対1の賛成多数で決めました。
アメリカと中国が通商問題を話し合う閣僚級の協議がシカゴで開かれ、中国側が農産物の輸入拡大などを受け入れ一定の前進がありましたがアメリカ側は、知的財産権の保護などに、一層力を入れるよう促しました。
協議には、アメリカ側からフロマン通商代表プリツカー商務長官らが、中国側からは汪洋副首相が出席しました。
アメリカ政府によりますと、今回の協議で中国側は、アメリカの農産物の輸入を増やし遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシの受け入れ拡大を表明したということです。
また、医薬品や医療機器の分野でも、輸入の承認手続きを緩和することを確認するなど一定の前進がありましたが、アメリカ側は知的財産権の保護や、公正な競争を実現するよう中国側に促しました。
品薄になっている家庭用バターについて、西川農林水産大臣は、依然品薄の状況が続いているとして、店頭などでの調査を進める考えを示しました。
家庭用バターは、牛乳の生産量の落ち込みなどで品薄となっています。
大手乳業メーカーは今月の供給量を先月より33%増やす対応をとっていて、農林水産省は、クリスマス前には必要な量は確保されるとの見通しを示していました。
これについて西川農林水産大臣は会見で、バターの生産から流通までには4週間前後はかかってしまうので店頭に並ぶのにはもう少し時間が欲しい、品薄が完全に解消されたとは思っていないと述べました。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
北日本の日本海側も雪の降る範囲は狭いでしょう。
午後6時から9時までです。
西から前線が近づくため広い範囲で雲が多くなり沖縄から九州で雨の降りだす所があるでしょう。
2014/12/19(金) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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