この後お送りするのは…
『アナと雪の女王』や最新作『ベイマックス』を手掛けたジョン・ラセターが製作総指揮を務めた本作
(カール)さらばだ諸君。
一人暮らしの老人カールはある日亡き妻との約束を果たすため人生最後の旅に出ることを決意する
はらはらドキドキの大冒険が今始まる
(アナウンサー)『ムービータウンニュース』が送る「おどろきの冒険」今ご覧いただいているのは前人未到の地南アメリカの秘境です。
このパラダイスの滝にはいまだ人類に発見されていない動物や植物がいっぱい。
この険しい大自然に挑む命知らずはいるのか?いました!人気冒険家のチャールズ・マンツです。
彼は1年にわたる秘境の旅を終えて今週飛行船アドベンチャー号でニューハンプシャーに降り立ちました。
マンツ自身が設計したこの飛行船はワゴン車22台を縦に並べたより長い船体が自慢です。
さぁ冒険家が降りてきました。
愛犬家のマンツらしく犬たちへの気配りも忘れてはいません。
この空飛ぶ宮殿は犬用のバスタブやお散歩マシンを完備しているのです。
さて地元の人々の反応はどうでしょう。
もちろん大歓迎!
(マンツ)冒険はそこにある!
(歓声)
(アナウンサー)今回マンツが持ち帰ったものは…。
皆さんご覧ください。
パラダイスの滝の怪物です。
(アナウンサー)何とびっくり驚きの怪物です。
ところが科学界から待ったの声。
全米冒険者協会はこの骨が偽物と非難。
(カール)嘘だよ!
(アナウンサー)マンツは協会員の資格を奪われました。
はっ!あっ…。
(アナウンサー)誇りを傷つけられたマンツはパラダイスの滝へ戻り怪物を生きたまま捕まえると誓いました。
怪物を生きたまま捕まえる!捕まえるまで決して戻らない!
(アナウンサー)かくして冒険家は旅立ちます。
いってらっしゃいチャールズ・マンツ。
無事パラダイスの滝の怪物を捕まえられますよう。
うにゅーんプシュ。
にやんうぅー。
ブーン。
(アナウンサー)《さぁチャールズ・マンツが飛行船を操縦している》いゆーん。
(クラクション)
(アナウンサー)《パイクス山を飛び越え…》ブーン。
(アナウンサー)《グランドキャニオンを飛び越え…》ふっ!うっ。
(アナウンサー)《エベレストを飛び越え…》あぁ…。
(アナウンサー)《いやエベレストは横から回ります》《この男に不可能はないのか?》《そうです。
マンツが言うように…》・冒険はそこにあーる!・危ない!ラシュモア山が目の前に!・面舵いっぱい!・アドベンチャー号でラシュモア山を越えるんだー!・持ちこたえろよ。
ふぅー。
・犬たちは無事か?・キャン!ワンワン!ワンワン。
・エンジン全開全速前進!・高度8,000mへ上昇!・南へ18度旋回!・今日はいい天気だ。
東の風風速10ノット。
(エリー)視界は良好。
航海日誌に天気を記録!あっ下に何かいるぞ。
持って帰って研究しよう。
うわー子犬だ。
まずい!嵐が来たぞ。
雷が…ひょうが!何してんの?うわ!
(エリー)ここは会員制のクラブなのよ。
冒険家しか入れないの。
ヘルメットとゴーグルしてればいいってもんじゃないんだからね。
あなた自分が冒険家になれると思うの?あ…あのう僕…。
いいよ入れてあげる。
ようこそ。
どうしたの?黙っちゃって。
大丈夫。
かみつかないよ。
ここは私とあなたの冒険クラブ。
風船どこだか分かるよ。
ほら取りに行こう。
私エリー。
ほーらあった。
うぅ…。
さぁ取ってきなよ。
早く。
うわー!
(サイレン)
(虫の鳴き声)うわ!はぁ…。
ねぇどう?うわー!あぁー。
元気ないんじゃないかと思ってすっごーいの持ってきた。
(エリー)あのねいいもの見せてあげる。
今まで他の誰にも見せたことないの。
生まれてから一度もね。
約束して絶対誰にも言わないって。
誓いのポーズは?早く!「わたしの冒険ブック」この人知ってるでしょ。
はっ!チャールズ・マンツよ冒険家の。
大きくなったら私も同じとこ行くんだ。
南アメリカ。
アメリカのね南にあるの。
どこに住むと思う?パラダイスの滝よ。
伝説の地っていわれてるんだ。
これビリッて破いてきちゃった。
図書館の本から。
はっ!クラブハウスを持ってって滝のすぐそばに置くの。
どんな生き物がいるかな?で向こうに着いたら…。
あぁ残りのページはこれからの冒険用に取ってあるの。
でもねどうやったらパラダイスの滝に行けるのか分かんない。
そうだ。
あなたが飛行船で連れてって。
絶対約束ね。
ほら誓って!誓って!誓ってったら!じゃあ約束ね。
裏切ったら…。
それじゃあまたあしたね。
バーイ。
冒険はそこにある!あなたってあまりしゃべらないのね。
気に入った。
わぁ…。
(シャッター音)
(歓声)
(エリーの親族)おめでとう!おめでとう!
(目覚まし時計の音)
(カール)うーん。
あぁ…うぅー。
うぅ…おっ。
うわ…あぁ!はっ!はぁ…。
・
(解錠音)あぁー。
・
(チェーンを外す音)
(作業員)よし上げろ!
(作業員)OKやってくれ。
(作業員)そこ危ないぞどけ!
(指笛)
(作業員)オーライもうちょい。
(作業員)スティービー。
デュアルレンチ頼む。
ふん!いい眺めだなエリー。
(作業員)そこ早くしろ!
(作業員)おい上気を付けろよ。
おっと郵便だ。
ふんシェイディ・オークス老人ホームだ?まったく。
ふん。
(トム)おはようございますフレドリクセンさん。
手伝いましょうか?あぁ結構。
あっいや頼む。
あそこにいるあんたのボスに言ってくれ。
「うちを汚すな」とな。
そのボスですけどぜひともここを買い上げたいそうですよ。
値段もこの前言った2倍で。
どうですかね?えーっと駄目ってこと?返事はこの間あんたのボスにはっきり伝えた。
ガソリンタンクにプルーンジュース入れて?アハハハハ傑作だったろ。
ちょっとそれを貸せ。
(拡声器のハウリング音)そこのスーツ。
そうお前だ。
帰れ!ヒッピー。
(トム)ちょ…あんた何を!私関係ないです。
ボスはどんな手使ってもこの家を手に入れる気だよ。
家ならくれてやると伝えろ。
本当に?わしが死んだらな。
じゃあ期待していいんだね。
(アナウンサー)今ご注文になればカメラの他にプリンターと光学4倍ズームレンズ付き。
さらにレンズをもう1本とフォトプリンターとSDカードと…。
・
(ノック)
(ラッセル)「こんにちは僕はラッセル」「自然探検隊54団12班の隊員です」「何かお手伝いはいりませんか?」いらん。
例えば道を渡るとか。
渡らん。
じゃあえっと庭はどうですか?渡らん。
だったらえっと玄関ポーチは?渡らん。
どこか渡るのを手伝わせて。
いや結構。
間に合ってる。
「こんにちは」あぁ…。
「僕はラッセル」あのな坊やちょっと…。
「自然探検隊…」だからそのう。
「第54団…」ちょっと待ってくれ。
「隊員です」坊や!「何か…」ありがとうでも間に合ってるよ。
痛い。
はぁ…続けて。
「こんにちは」そこはもういいから!これね自然探検隊のバッジなんだけどほら1個だけないでしょ。
お年寄りのお手伝いバッジ。
これをもらったら僕ついに上級探検隊員になれるんだ。
自然とは探検するもの。
「ギャーギャーガオー!」
(補聴器のハウリング音)あぁー!上級隊員になったらねセレモニーがあってみんなのパパが来てバッジを着けてくれるんだ。
年寄りの手伝いをしたいんだな?そうそれで上級探検隊員になるの。
君は知ってるか?シギって。
シギ?鳥だ丸い目の。
そいつが毎晩わしの庭に入ってきてアザレアの花を食い荒らすんだ。
わしは年寄りで体力もないから捕まえられん。
誰か手伝ってくれたらな。
僕僕!僕がやる。
できるかなぁ?手ごわいぞ。
おびき寄せるには手を3回たたかなきゃいかん。
やるよフレドリクセンさん。
巣は2ブロック向こうだ。
そこを渡って…。
2ブロックだね。
シギ。
シギ出てこい。
見つけたら戻っといで。
シギ。
(スティーブ)いいぞそのまま真っすぐ。
うん?
(スティーブ)…でここでストップ。
ストップ!止まれー!うわおいこら!そこのお前。
何…な…何をしてるんだ!
(スティーブ)いやホントすみません。
触るんじゃない!いやいや元通りにしますから。
わしらのポストに触るな。
(スティーブ)でも…。
触るなと言ってるだろ!あぁ!あぁ…。
あぁ…はぁ…。
あぁ…。
(作業員)スティーブ大丈夫か?
(作業員)やっちまったな。
あぁ…。
(パトカーのサイレン)
(イディス巡査)かわいそうにね。
危険人物になんて見えないのに。
はい。
あしたの朝シェイディ・オークス老人ホームから迎えが来るそうよ。
どうすりゃいいんだエリー。
はぁ…。
あぁ…。
ふぅ…。
はっ…。
うん…。
(虫の鳴き声)
(鳥のさえずり)
(車の走行音)やぁおはようさん。
(ジョージ)おはようございます。
出られますか?フレドリクセンさん。
フフッ。
準備はばっちりだ。
悪いがこれを頼むよ。
先に車で待っててくれ。
わしはもう一度だけわが家に別れを言いたい。
もちろん気の済むまでどうぞ。
(AJ)あんなこと言ってどうせ今日80回目のトイレだぜ。
(ジョージ)うぅー。
庭もこんなに散らかしちゃって。
(ジョージ)あぁー!
(AJ)あぁ!
(防犯ブザー)ハーッハッハッハハハ!さらばだ諸君。
パラダイスの滝から絵はがきを送ってやる。
へっ!うぅ!ふっ。
順調だよエリー。
うっ。
(風船の糸をはじく音)うぅ…。
アハハハハハ…。
はぁ…。
うっ…。
あぁー。
・
(ノック)あん?フッ…。
・
(ノック)あぁー!うぅ…。
うわー!こんにちはフレドリクセンさん。
僕ですラッセル。
そんなとこで何してるんだ君は。
シギを見つけて玄関の下までつけてきたの。
でもそのシギ尻尾が長くて鳥っていうよりネズミに似てた。
はっ!中に入れて。
駄目だ。
あぁしょうがないなそれじゃ…。
はぁ…。
入れ。
はぁ…はぁはぁ…。
はぁはぁ…はぁはぁ…。
へぇー。
空飛ぶ家に入ったの初めて。
フフフッゴーグルだ。
これ何?うわ!旅行に行くの?「パラダイスの滝伝説の地」だって。
南アメリカへ行こうとしてるの?おい触るな!汚れる。
ほとんどの人は飛行機で行くのに考えたね。
これだったらテレビも持っていけるし。
うわーこれで操縦するの?えっ?どうやるの?ウイーン。
おいやめなさい。
そうかこうすると右で…。
こら離せ!こうすると左だ。
やめろ!うわ見てビルだ!フフフ。
あのビルすごく近いね触れそう。
うわーこれ最高!フレドリクセンさんもやりなよ。
見て!僕んちの方に行くバスが走ってる。
あっ!フレドリクセンさんちも見える。
うーんそんなに動き回るな。
おぉ!・うわー!まっ無理があるな。
あの雲知ってる。
あれはねぇ積乱雲。
ねぇ知ってる?積乱雲ってね…。
うーん。
せっかく苦労して風船膨らませたってのに。
雷が起きるの。
そりゃよかったな。
(雷鳴)うわ!何をわめいてる?見て。
(風の音)ほらあれが積乱雲。
(雷鳴)うわ!うぅ…。
うわ…。
うお…あぁ。
うわー!あぁーあぁ…。
あっうっ!あぁ!うわ…あぁ。
うーん!僕のリュック!あっ!うっ…。
捕まえた!うわーあぁー。
あぁ…あぁ!あっ。
うわ!あっ。
うわ…。
はぁ…あっ。
うっうぅ…。
ふぅー死んだかと思った。
あぁうぅ…。
何が起こった?舵を取ったの。
僕が家を操縦したの。
操縦?これ縛った後フレドリクセンさん寝ちゃったから僕が舵を取ってここまで来たの。
あぁそうかい。
はぁ…。
うぅ…うぅー!あっ!どこだか見当もつかん。
ここは南アメリカだよ。
簡単に分かるんだ自然探検隊GPSで。
GP何?パパからもらったの。
今どこにいるかすぐに分かるんだ。
ポピピピポプ。
こいつがあれば絶対迷わないよ。
落ちた。
うう…。
下りたらバス停を探してやるから運転手さんに頼んでうちへ帰れ。
いいけどパラダイスの滝にはバスがないんじゃない?これくらいでいいだろう。
よしバス代の小銭をやろう。
いいよ。
市バスのチケットがあるから。
でもきっとうちに着くまで10億回くらい乗り換えなきゃ駄目だよね。
フレドリクセンさんまだ着かないの?まだかなり上だから地面までは何時間もかかる。
おっ!今のは何だ?高層ビルか?おぉ!あれ何?フレドリクセンさん。
まだ地上のわけがない。
おっ!うわー!うわ!うわー!あぁ!あっ!おいま…待て。
駄目だこら。
あっ…。
待てこら。
待てー!うっ!うわーあぁ…。
うっ!うわー!おっラッセル離すなよ。
あぁー。
うわーあぁーあぁー!おぉーおっおっ。
うわー!下がれ下がれ。
分かった。
早く早く早く。
うぅー!あぁ…。
はっうーん。
あぁ…。
はぁはぁ…。
はぁはぁ…。
はぁはぁ…。
ここ…。
はぁ…。
ここはどこだ?街じゃなさそうだしジャングルでもなさそうだねフレドリクセンさん。
あぁ…。
はぁ…。
大丈夫だエリー。
わしに任せろ。
ふっうっうぅ…。
あぁ…あぁ!うぅ。
はぁはぁ…。
はぁ…。
あれは…。
エリー奇麗だなぁ。
ついに来た。
ついに来たぞラッセル。
あそこまで飛んでいこう。
登れ上まで。
手伝えっていうこと?どういうことでもいいから。
分かった登るよ。
うぅ…うぅー。
うーん。
おい!うーん!ラッセル。
ごめん。
うぅー。
うーん。
うぎゅー。
あっうーん。
うーん。
…で上にたどりついたらわしを引っ張り上げてくれ。
いいな?うーんうっ…。
ポーチまで行ったか?うん…うーん。
あぁ。
はぁはぁ…。
まさか終わりか?せっかくここまで来たのに反対側の崖っぷちで足止めか?あぁまったく。
うぅーもう!せっかくここまで来たのに。
ねぇあそこまで行くのを助けたらお手伝い証明書にサインくれる?何を言っとるんだ?滝まで歩いて運べるよ。
歩く?そう。
この高さに浮かせたままあそこまで引っ張ってくのパレードの風船みたいに。
それじゃあこれから滝まで大急ぎで静かに歩くぞ。
ラップやダンスは禁止だ。
はーい。
3日以内に向こうに着かんと風船からヘリウムが抜けちまうからな。
おぉー。
そうなったらもう家は動かせん。
砂だ。
滝まで運ぶのは無理になる。
砂を見つけたよ。
うん。
心配するなエリー。
必ず運んでみせる。
あぁねぇこれすごく楽しいね。
向こうに着いたらすごく助かったって思うよきっと。
そうだフレドリクセンさん。
はぐれたときは自然探検隊の合言葉を使ってね。
「ギャーギャーガオー!」って。
(補聴器のハウリング音)あぁー!待って。
どうしてパラダイスの滝へ行くんだっけ?なぁゲームをしよう。
「どっちが長く黙ってられるかゲーム」っていうんだ。
いいよ。
僕のママもそのゲーム好きなんだ。
(アルファのうなり声)
(ベータのうなり声)
(ガンマのうなり声)・
(補聴器のハウリング音)うぅーくぅー。
補聴器め。
うーん。
ラッセルもっと早く歩け。
僕疲れたー。
膝が痛いしさー。
どの膝だ?肘が痛いしトイレにも行きたいし。
5分前は行きたくないと言ったじゃないか。
あのときは平気だったんだもん。
僕もう歩きたくない。
うーん休憩しよう。
ラッセル!ぐずぐずしてたら虎に食われるぞ。
南アメリカに虎はいないもん。
常識!うーん。
あぁまったくもう。
そこの茂みで済ませてこい。
やった!はい持ってて。
一度やってみたかったんだ。
はぁ…うーん。
・フレドリクセンさん。
穴掘るのってウンチの前?後?だぁーそんなことは知らん!あぁ先に掘ればよかった!あぁー!ララララララ。
はぁ…。
うん?足跡?あっ!シギだ。
おーいシギ出ておいで。
シギ君。
あれ?はっ!はっ!あぁ見つけた。
怖がらなくてもいいよ。
僕は自然探検隊員。
どんな生き物も大好きだよ。
もっとどう?やぁシギ君。
全部食べないで。
出ておいで。
おいで…おいで。
怖がらないでシギ君。
カワイイシギ君いい子のシギ君。
カワイイでっかいシギ君。
(足音)シギを見つけた。
ほうそうかい。
シギって大きい?あぁえらく大きいぞ。
奇麗な色してる?ハハッそうだな。
チョコが好き?あぁそう…。
チョコ?アッ!うわ!何だ?そいつは。
シギだよ。
うわ…。
何でそんなもの連れてきた?だってシギがアザレアを…。
アァー!おぉーアハハハ。
フフフッ。
おいお前あっち行けほらシッ。
アァー!うわーあぁアハハハ。
あぁー。
アハハハ。
おぉー。
アハハ。
フフフフッ。
気を付けろ。
見てフレドリクセンさん。
僕のこと好きみたい。
うわー。
ラッセル。
やめてくすぐったい。
フフフフッ。
あっち行けシッシッ。
アァー!うわーあっ。
アァー!あっあっあっ。
あっ駄目駄目駄目。
ケヴィン大丈夫。
この人はいい人だよ。
ケヴィン?そう。
今名前付けたの。
(ケヴィン)アァー。
あっあっあっ。
こらやめろあっち行け。
おいわしのだぞ。
あぁ…シッシッ。
あっちへ行け!バガバガ。
どっかにうせろ!ガバガバガバ。
だぁー!パラララ。
もう…。
この子飼っていいでしょ?餌は僕がやるし散歩もトイレの始末もするから。
駄目だ。
探検隊は自然の友葉っぱや魚やモグラとも。
おかしな標語だな。
おかしくないよ。
ハハッ。
ねぇ見てケヴィンが。
何?下りてこい!勝手に上るんじゃない。
(ケヴィン)グハッ!今すぐここまで下りてこい!
(ケヴィン)アッ!まったく…。
信じられるか?エリー。
エリー?そうだ。
ねぇエリー。
鳥を飼ってもいい?うん…うんうん。
エリーは飼っていいって。
駄目だと言ってるだろ。
あぁいや。
駄目と言ったら駄目だ。
アァー!「俺たちには俺たちのやり方がある」
仲間と共に生きた彼らはやがて人々の希望となった
「やってみるか」「いくぞ!」後ろ見えてるぞ。
ついてくるなシッ!どこかよそに行け。
・
(ダグ)あのう大丈夫ですか?
(ケヴィン)アァー!えーっと誰だ?おぉこれはどうも。
よかった他にも人がいたとは心強い。
・
(ダグ)においがしました。
あん?わしらのにおいですか?・
(ダグ)あなたたちのにおいがします。
何だ。
フフッ岩に話し掛けてたんだね。
ねぇあの岩は亀みたい。
あっあれ見て。
あれは犬みたい。
うわーホントの犬だ。
何?あぁうちのアパートは犬飼っちゃ駄目なんだ。
へぇー犬っていいね。
犬見つけましたよ!うわー。
飼い主はどこだ?お座り。
見てしつけられてる。
お手。
よしご挨拶。
(ダグ)こんにちは。
(カール・ラッセル)うわ!その犬が「こんにちは」って言ったのか?
(ダグ)言いました。
うわ!あっ。
(ダグ)僕はダグ。
今会ったばかりだけどあなたが大好き。
あぁ…。
(ダグ)ご主人さまは頭がいいんです。
ご主人さまが作ったこの首輪のおかげで話ができます。
リス?
(ダグ)いいご主人さまです。
こんなのあり得ん。
(ダグ)あり得ます。
ご主人さまは頭がいいから。
うわーすごい。
このスイッチは何?
(ダグ)やめて。
コデアクエルドコンティゴ。
せやからこの首輪で。
Withhumanbeings.話せるんです。
やめてください。
ラッセル触るな放射性物質かもしれんぞ。
(ダグ)僕は鼻がいいので一人だけ特別な仕事を任されているんです。
鳥を見てません?においをたどってここまで来ました。
僕は鼻がいいって言いましたっけ?アァー!
(ダグ)あっ鳥だ。
こんな近くで見たのは初めてだけど間違いない。
捕虜として連れて帰ってもいいですか?あぁいいぞ連れてけ。
帰り道に吠え方も練習しとけ。
(ダグ)できますよ。
ワン!ワン!遠吠えはこう。
ワオーン!アァー!この犬飼いたい。
お願いお願い!駄目だ。
しゃべる犬だよこれ。
こんなのただのトリックだ。
滝へ急ごう。
(ケヴィン)アァ。
(ダグ)僕の捕虜になって。
お願いだから捕虜になって。
(ガンマ)あっ見つけた!鳥のにおいがするぞ。
(ベータ)ちょい待ちちょい待ち。
これは何だ?チョコだ。
チョコのにおいだ。
(ガンマ)こっちはプルーンと入れ歯安定剤のにおい。
やつら何者だ?
(ベータ)うーん。
(ベータ)ご主人さまが怒るぞ。
誰かに鳥を取られたって報告した方がいいんだよな?
(アルファ)いやすぐまた奪い返すまでだ。
においを捜せ。
お前たちの努力にご主人さまは必ず報いてくださるだろう。
(ベータ)プッ…。
なぁアルファ。
あんたの首輪変だぞ。
ぶつけたんじゃないのか?
(ガンマ)そうそう声がへんてこりん。
(ベータ)ブハハ!
(ベータ・ガンマ)アハハハ!
(アルファ)ベータ!ガンマ!お前たちは…。
リス?
(アルファ)お前たちは俺が強さとずる賢さゆえに与えられた地位を狙っているのか?
(ベータ)いやいや全然。
ダグは狙ってるかもしれないけど。
(ガンマ)エヘヘヘそうそう。
特別任務のつもりで出てったけど見つけたかな?ハハハ。
(アルファ)ダグの話など聞きたくもない。
しかし何の当てもなく捜しに出て今ごろ無駄足を踏んでいるだろうな。
ハハハ!お前たちもそう思わないか?
(ベータ)思うけどダグを一人で行かせたってご主人さまにバレたらみんなごちそう抜きだ。
(アルファ)確かにそうだ。
さすがだな。
こちらアルファ。
ダグ応答せよダグ。
(ダグ)やぁアルファ。
あんた声が変だよ。
(アルファ)うるさい!分かっている。
鳥は見つけたのか?
(ダグ)ああ見つけた。
鳥なら捕虜にしたよ。
(ガンマ)嘘こけ!
(ケヴィン)アァー!
(アルファ)あり得ない。
今どこだ?
(ダグ)鳥と一緒だよ。
連れて帰ったら僕を好きになってくれるよね?おっ行かなきゃ。
ダグ誰と話してるの?
(アルファ)待て切るな!
(ベータ)ダグは何をしてる?
(ガンマ)小さい郵便配達員が見えた。
(ベータ)どこにいるんだ?
(アルファ)そこか。
来い!
(ダグ)お願いお願いお願い捕虜になって。
ダグ。
ケヴィンから離れろ。
(ダグ)連れてっていいってその人が言ったんです。
大好き。
ご主人さまと呼びたいくらい。
勝手に主人にするな!
(ダグ)もう一度警告するぞ鳥。
ダグやめろ!
(ダグ)今からお前に飛び掛かる。
この調子じゃ滝にたどりつけんぞ。
(ダグ)来い鳥。
うわ!あっ。
あぁ…。
わしは誰のご主人さまでもない。
ついてくるな。
お前もだ。
お前は仕方ない。
いいか?3つ数える間にいなくならなかったら…。
(ダグ)ボールだ。
やったやったボールだ。
ボール?あぁボールが欲しいか。
(ダグ)あっあっ。
なっ。
なっなっどうだ?えっ?
(ダグ)欲しいです。
ボールが欲しくてたまらない。
じゃあ取ってこい。
(ダグ)やったやった。
ボール取って持ってきます。
ラッセル早くチョコを出せ。
どうして?いいから貸せ!鳥…鳥!アァ。
うっ!
(ケヴィン)タタ…。
今のうちだ。
待って。
待ってフレドリクセンさん。
あぁー。
うわー。
どうするつもり?ねぇもうずいぶん離れちゃったよ。
ケヴィンが寂しがるよ。
はぁはぁ…。
よしうまくまけた。
はぁ…。
(ダグ)ご主人さま。
やぁどうも。
アァー。
これはカナダに実在した日本人野球チームの奇跡と真実の物語
「バカだ貧乏だって見下されるんだよ」「地位だって向上しないんだよ」「俺たちには俺たちのやり方がある」「わしにはできんことお前はやっとる」
(雷鳴)うぅ…まったくもう。
エリー君のおかげでぬれずに済むよ。
どれが前だろう?まったくもう。
これって3番目?それとも5番目?ふん。
こうだ!うーん。
(ポールの折れる音)できたよ。
あれ使って。
もう。
テントって難しいな。
お前さんスーパー隊員じゃないのか。
バッジを山ほど着けてるのに。
そうだけど…。
秘密の話してもいい?駄目だ。
分かった。
実は僕今までテントを張ったことないの。
よし言えた。
ふぅー。
キャンプはしたことあるんだろ?でも外は初めて。
どうしてパパにテントの張り方を教わらなかったんだ。
パパはそんな話したがらないと思う。
そんなこと聞いてみないと分からんだろうが。
だって家にいないから聞けないよ。
ずーっといないわけじゃないだろ?前に電話したらフィリスがあんまりかけるなって。
フィリス?母親を名前で呼ぶのか?フィリスはママじゃないよ。
あぁ…。
でもお年寄りのお手伝いバッジを着けるときには来てくれるってパパ約束してくれたからそのとき教えてもらえるよねきっと。
そろそろ寝た方がいい。
あそこにいるノミのサーカス団を起こしちゃかわいそうだ。
(いびき)フレドリクセンさんダグは捕虜にするって言ってるけどケヴィンを守らなきゃ。
(あくび)連れてっちゃ駄目?分かったいいよ。
絶対に置いてかない?ああ。
誓って。
はぁー。
誓うよ。
なぁわしはどうなるんだ?エリー。
(いびき)
(鳴き声)うっ…おぉー。
おはようエリー。
急がないとな。
おぉ鳥が消えた。
ラッセルは気が付かんだろう。
さぁみんな起きろ!ケヴィンは?いなくなっちゃった。
ケヴィン!ダグ捜して。
(ダグ)鳥鳥はどこだ?ハァハァハァハァ。
あっち!あぁいたあそこだ。
(ケヴィン)ギュン?
(ダグ)あっち!こら食べ物をどうする気だ。
屋根から下りろ。
(ダグ)そうだ屋根から下りろ。
(ダグの吠え声)・
(鳥たち)キューキュー!アァー!何をやってる?
(ダグ)彼女子供たちに呼び掛けてるんです。
子供たち?ケヴィンって雌?
(ケヴィン)アァー!
(ダグ)あのねじれた岩の所に巣があるんです。
ケヴィンは餌を持って子供たちの所に帰るんですよ。
待って。
ケヴィンをこのまま行かせちゃうの?シャー!でも守るって誓ったんだから無事に子供たちと会えるか見届けてあげなきゃ。
悪いがこれ以上時間を無駄にはできん。
はぁー。
そうだね。
クワッ。
ギャッ!ケヴィンの好きだったチョコレート。
いなくなっちゃったから食べていいよ。
うぅ…。
・
(物音)うん?ケヴィン?
(吠え声)
(ラッセル・カール)うわ!うわ!
(吠え声)あぁ…。
はっ。
(吠え声)うわあぁあぁ…。
あぁ…。
(アルファ)鳥はどこだ?見つけたと言ったな。
(ダグ)ああ言った言った。
見つけたって言ったらやっぱりどこだ?と思うよね。
(アルファ)どこだ!
(ダグ)えーっとあした…あしたまた来てくれればもう一度鳥を捕まえておくから。
うん。
(吠え声)
(アルファ)逃がしたのか。
そう聞いても驚かんがな。
まぁいい。
小さい郵便配達員とプルーンの匂いの男を見つけることはできた。
(鳴き声)
(アルファ)ご主人さまもお喜びくださり彼らに質問をなさるだろう。
来い。
おいわしらは行かんぞ。
滝へ行くんだからな。
(吠え声)うわ!うわあぁ…あっちへ行け!うわ!うわ!うっ来るな!
(吠え声)はっ!はっ!はっ!はっ…。
(うなり声)はっ!
(男性)待て。
あれに乗って来たのか?あぁはい。
家で?空飛ぶ家で?フフフフハハハハハハハウハハアーッハッハッハ!アハハハハハ。
ハハハ。
あんなおかしなもの初めて見た。
ヒヒッ。
鳥を捜しに来たんじゃないな。
アハハ。
砂糖が切れたから分けてほしいということなら喜んで。
アーッハッハッハ!
(犬たちの笑い声)
(男性)ウハハ!これはちょっとした手違いだ。
犬たちが誤解した。
待った。
あなたチャールズ・マンツ?
(マンツ)ああいやまぁ…ゴホッそうだが。
あのチャールズ・マンツ?冒険はそこにある!ハハハ。
本物だ!ハハハハ。
チャールズ・マンツだよ!ホント!?マンツって誰?彼だよ!カール・フレドリクセンです。
妻と二人してあなたの大ファンで。
ああそう。
ハハッ。
お目が高いね。
アハハハ!ハハハハハ。
しかし疲れたろう。
おなかは?減ってる!お前たちよく聞け。
この人たちは侵入者ではない。
お客さまだ。
(犬たち)イエーイ!
(犬)こちらへどうぞ。
今のところあなたたちが大好きです。
おぉ…。
(犬)かまないから安心して。
犬たちのことはすまんね。
ハハッ。
失礼がなかったらいいんだが。
(ガンマ)ありませんでした!私の飛行船の隣に君らのを泊めておくといい。
はっまさかアドベンチャー号に乗せてもらえるんですか?ああハハッ。
よかったらどうぞ。
もちろん!ウフフフ。
待ってマンツさん。
こいつは驚いた。
(ベータ)お前は駄目。
(ガンマ)こいつどうする?
(アルファ)鳥を逃がした罰にあの恥ずかしいやつを着けてやれ。
(ダグ)クーン。
(ダグ)これホントすっごく恥ずかしい。
コレクションのほとんどはニューヨークやミュンヘンの一流博物館に寄付した。
本当に価値あるものは手元に残したが。
ハハハ。
素晴らしいですな。
もしやあれは…。
あぁそいつはアルソナルテリウム。
歯を磨いてる最中に襲ってきたからひげそりセットで仕留めたよ。
ハハッ。
あぁメニューは任せる。
エチオピアの税関を通すのが大変で歯の治療器具ってことにした。
ハハハハ。
おぉあれはもしや!ジャイアント・ソマリア・ヒョウモンガメ!おぉよく分かったな大したもんだ。
面白いエピソードがあって…。
えっ?どれ?いいチョイスだ。
旅行を楽しんでたんだ。
ほらあの…ルーズベルトと。
あいつとは毎晩トランプで勝負したもんだよ。
またあいつがセコくてもうズルばっかりだ。
ハハハ。
(アルファ)ご主人さま。
あぁ?
(アルファ)お食事の用意が。
おっと翻訳機が壊れたな。
またワイヤが緩んだか?どれどれ?よしこれでいい。
(アルファ)ありがとうございます。
あぁ前の声がよかったな。
アハハハハ。
さぁディナーにしよう。
ハハッ。
こちらへどうぞ。
それでアメリカは今どんな様子だ?あぁ?何度か里帰りを考えたがまだ仕事が終わっとらんからな。
さぁ掛けて。
たくさん食べてくれ。
うちのエプシロンは今までで一番腕のいいシェフなんだ。
(吠え声)おぉエプシロン今日も見事だ。
やった!ちょっと!こら!あぁ…エリーがいたら喜んだろうな。
妻はあなたに憧れてパラダイスの滝に住むことを夢見てたんですよ。
光栄だ。
夢をかなえたな。
あっでも急にお邪魔じゃありませんでしたか?いやいやお客さまは大歓迎だ。
ごちそうに勝る。
(犬たち)ごちそう!?こらこら静まれ。
落ち着きなさい。
こら!面倒なやつらだ。
お客さまってのは素晴らしい。
ここにやって来るのはだいたいが泥棒だからな。
そんな。
みんな私を嘘つきと。
あぁー。
生け捕りにして連れて帰れば汚名も晴れる。
見事な標本だろう?あれからずっと追い掛けているんだ。
姿さえ見られず何年も過ぎたこともあった。
こいつのすみかがある魔の迷宮から何とかおびき出そうとしたんだ。
中には入れない。
一度入ると出られない。
犬を何頭失ったか。
だが時々鳥を捕まえようとやって来るやからがいる。
すぐにこの山の恐ろしさを知ることになるがな。
うぅ!あっケヴィンにそっくり。
ケヴィン?そう僕のペットの大きな鳥。
ついてくるようにしつけたの。
ついてくる?どうやってしつけた?チョコが好きなんだ。
うぅ…あっ。
チョコ?そうチョコを分けてあげたらねすっごく喜んで仲良く…。
だが逃げました。
もういません。
なぁカール今までここに来た連中はみんないろんな理由をでっち上げてきた。
地図作りのための測量。
草木の標本集め。
そしてある男はパラダイスの滝に家を運ぶと言った。
君の話が一番傑作だ。
結末が楽しみだな。
はっ!うっ…。
いやー楽しかった。
そろそろおいとまします。
まだいいじゃないか。
おもてなしに甘え過ぎるのはよくないから。
行くぞラッセル。
でもまだデザート食べてないよ。
その子の言うとおり。
デザートだ。
ハハッ。
うまいぞエプシロンが作るチェリージュビリーは。
ゆっくりしていきなさい。
ぜひとも。
まだまだ話し足りないんだ。
・
(ケヴィン)アァー!ケヴィン?アァーアァー!あいつだ。
捕まえろ!
(吠え声)急げ。
急いでるよ!うわー来ちゃった。
あっ!
(犬たちの吠え声)
(ダグ)ご主人さまこっちでーす。
(ラッセル・カール)はぁはぁ…。
うわー!あぁー!うっ!よっ!
(ダグ)光の方に向かって!
(犬たちの吠え声)うっ…。
うっうぅ…。
アァー!うわ!あぁ!
(吠え声)うっ!はぁはぁはぁはぁ…。
あぁ!うわ!うぅー!うわー!ラッセル!うわー!あぁ…うわ!来るな!あぁ…。
(ダグ)行ってご主人さま。
ここは僕が食い止めます。
止まれ犬ども!
(犬たちの吠え声)うわー!あぁーあぁーあぁーあぁー!うお!うわーうわー!うぅー!
(吠え声)助けて!うわー!助けて!ギャーギャーガオー!ギャーギャーガオー!つかまれ!あぁーうぅー!ケヴィンにつかまって!カァー!
(吠え声)うわー。
(カール・ラッセル)うわー。
うっうぅ…。
うっはぁはぁ…。
(犬たちの吠え声)あぁ…はぁ。
あぁ。
ケヴィン。
アァ…。
・
(ケヴィンの子供たち)キューキュー!キュー!アァー!駄目駄目駄目だよ。
ケヴィンじっとして。
すごいケガしてる。
連れてってあげよう?うっ…。
分かった。
だが急ぐぞ。
(犬たちの鳴き声)何?見失った?
(ベータ)ダグが悪いんです。
(ガンマ)そうです。
あいつらの味方して逃がしたんですダグが。
はっ!待てよちょっと待て。
ダグか。
どうだ?いたか?
(ダグ)いいえ。
もう誰も追い掛けてきません。
まぬけなやつらだな。
何てことだ。
憧れのヒーローに殺されかけるとは。
冗談が過ぎる。
(ダグ)いい冗談知ってますよ。
リスが木に登って言うんです。
「僕冬ごもりの木の実を集め忘れて死んじゃった」ハハッ面白いでしょ。
リスが死んじゃうの。
ハハッハハッハハッハハッ。
気を付けろラッセル。
大丈夫?ケヴィン。
ねぇフレドリクセンさん。
自然って僕の想像と違ってた。
ほうどんなふうに?思ったより大変。
何だか本で読んだのと全然違う。
フフッ。
世の中そんなもんだ。
パパは何でも簡単そうにやってた。
テントを張るのもとってもうまいし。
それに石で火をおこすのも得意だし。
前はよく探検隊の集会に来てくれたの。
その後いつもフェントンズでアイス食べたんだ。
僕はチョコでパパはバターブリックル。
それから店の前の道端に座ってね僕は青い車を数えてパパは赤を数えるの。
…でたくさん見つけた方が勝ち。
あの道端が好き。
こんな話つまんない?でもつまんないことばっかり覚えてるんだよね僕。
・
(ケヴィンの子供たち)キュー!アァー!見てあそこだ!うわ!
(ラッセル・カール)フフフ。
慌てるなラッセル。
ちょっと待て。
(ケヴィン)アァー!
(ダグの吠え声)・
(ケヴィンの子供たち)キュー!
(ケヴィン)アァー!急に元気になったな。
こら待てでかいの。
フフフフフ。
ケヴィンほら行って。
子供たちが待ってる。
ケヴィン危ない逃げて!あっ駄目!アァー!ラッセルナイフを貸せ。
・私の鳥から離れろ。
はっ!あっ!あぁ!
(ケヴィン)アァー!あぁ…。
やめろ!はっ。
やめて!
(ケヴィン)アァー!アァー!うっ!ゴホッゴホッ。
気を付けろ。
傷つけずに持ち帰るんだ。
連れてっちゃ駄目!待って!ケヴィン!えい!ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!はぁはぁはぁはぁ…。
はぁ…。
ケヴィンを渡しちゃった。
はぁー。
守ってくれなかったね。
どうなろうとわしの知ったことか。
こんなことは予定になかった!はぁはぁ…。
(ダグ)ご主人さま大丈夫ですよ。
わしはお前の主人じゃない!お前が現れなきゃこうはならなかったんだ。
この駄目犬!駄目犬!はぁはぁはぁ…。
お前が手伝おうが手伝うまいがわしはパラダイスの滝に行く。
死んでもな。
ふっ!あげるよ。
もうこんなものいらない。
うっうぅ…。
あぁー。
あぁ…。
はぁーあぁ…。
はぁー。
あぁ…。
あぁ…。
「行けるとこまで行ってみよう」
日本映画界屈指のスタッフキャストで送る…
「また野球しような」ラッセル?ラッセル!ケヴィンの所に行く!僕一人でも助けるんだ。
待てラッセルよせ!はっはぁはぁはぁ…。
うっ!うぅー!でやー!はぁはぁ…。
ウッヒャッヒャッホッホー!・
(ノック)うん?ラッセル?ダグ!
(ダグ)あなたが好きなので家の下に隠れてました。
いてもいいですか?当たり前だ。
お前はわしの犬でわしはお前の主人だ。
(ダグ)ご主人さま?やった!やった!いい子だダグお前はいい子だ。
おぉおぉおぉー。
うっ…。
やった!待っててケヴィン。
(うなり声)今助け…はっ。
(うなり声)私を信じなかったやつらお前を見たら驚くぞ。
(アルファ)ご主人さま郵便配達員が戻りました。
何?放せようっ!年上の友達は?友達じゃないもんもう。
いやお前がいるならフレドリクセンも近くにいるはずだ。
ケヴィンをどこにやった!うぅーうぅー放せ!
(ベータ)好きなだけわめけ郵便配達員。
(ガンマ)郵便配達員仲間には聞こえないぜ。
探検隊で習った技を全部使うぞ!うっ!うっ!うっ!アルファフレドリクセンが来る。
鳥を守れ。
あのじいさんを見たら…分かってるな?おいどこ行くんだよ。
まだ話は済んでないぞ!こっちは済んだ。
あぁ…うわ!どこにいる?フレドリクセン。
ふぬっはっ。
・うわー!ラッセル!うわあぁうわー。
ふっ!あぁー!フレドリクセンさん。
ダグ家を寄せろ。
ケヴィンのために来たの?よし助けに行こう。
わし一人で行く。
君はここにいろ。
でも手伝いたいよ。
手伝いはいいから。
無事でいてくれ。
うぅーうぅー!はぁはぁはぁ…。
はっ!どうすれば中へ行ける?
(ダグ)えっと…こっち!はぁはぁ…。
ケヴィン!クワー!大丈夫だ今行くぞ。
(アルファ)誰もこのドアを通すな。
しっかりと鳥を守れよ手下ども。
どうすりゃいい?ダグ。
(ダグ)はぐはぐはぐはぐ。
ボールが欲しい人!
(犬たち)はいはい!あぁ?どうだ?欲しいか?
(犬たち)はいはい!よしじゃあ取ってこい!
(ガンマ)どけ!俺のだ俺のもんだっちゅうの。
取ったぞ!おっとー。
(犬)あらー。
(犬)どうしよう。
すまなかったケヴィン今出してやる。
・
(ガンマ)ご主人さま!えっ何?どうした?
(ガンマ)鳥が取られた!
(犬)あの男です!落ち着け!いっぺんにしゃべるな。
うっうっうぅー!僕も助けたい!やった!うわー!あぁー!はぁはぁはぁはぁはぁはぁ。
・
(ガンマ)ホールDです。
・
(ベータ)ホールCです。
誰かはっきりさせろ!どこなんだ!
(ガラスをこする音)うわー!グレイ・リーダー家を撃ち落とせ。
うわー!はぁ?
(ベータ)グレイ・リーダー発進。
(ガンマ)グレイ・ツー発進。
(犬)グレイ・スリー発進。
(ベータ)ターゲット確認。
あぁー!おいでケヴィン。
(吠え声)あぁ!うおー!だぁ!
(吠え声)
(うなり声)
(ダグ)どうも。
(吠え声)でや!うわ!でやー!うぅー。
うっ!うっ!てや!うっうっ。
うがー!うっ。
あぁ…。
はぁー!あぁー!うぅ…あぁー!
(マンツ・カール)うぅー。
やぁー!あぁー!最後に言い残すことは?さぁどうだ。
あぁー。
行こう。
待て。
そいつは私が連れて帰るんだ。
たとえ死骸でも。
だぁ!うぅー。
うわー!
(吠え声)
(うなり声)うわー!うわーあっ!うわ!うっ!はぁ…。
来いケヴィン。
待て!はぁはぁ…。
うわ…。
はぁ…あぁー。
はぁ…うぅ!
(アルファ)これからお前をたっぷりとかわいがってやろう。
(犬たち)はっ!
(犬)何て恥ずかしいんだ。
(アルファ)はぁ?何?いつまでぼーっとしてるつもりだ。
かかれ!
(笑い声)
(アルファ)うるさい!やめろ!笑うな!これを外せ!
(ダグ)よく聞け犬お座り!
(犬たち)はいアルファ。
(ダグ)アルファ?アルファは僕じゃなくて彼。
おぉー。
うぅー!やっぱ無理。
ラッセル!えっ?ギャーギャーガオー!ギャーギャーガオー!フレドリクセンさんに手を出すな!おーいリスだよ。
(ガンマ)リス?どこ?
(グレイ・スリー)リス?何?どこ?
(ベータ)リス?
(ガンマ)リスは嫌いだ。
あぁ!うお!おぉ…うわー。
おっ…うっ!はっ!ダグ!
(ダグ)ご主人さま!フフフフ。
ラッセルこっちだ!行くぞ。
うぅ!フレドリクセンさん!乗れケヴィン。
うぅ…うっ。
・
(銃声)
(風船の割れる音)うわ!うっ。
わぁー!待て!うわー!うぅー!ラッセル外に出ろ!やめろ!その子たちに手を出すな!やぁ!ふっ!ふっ!うぅー!・てや!うぅー!ラッセルケヴィンにつかまれ!離れるんじゃないぞ。
あぁー!ケヴィンチョコレートだ!アァー!あぁ!うっ…。
うわー!うっ。
うわ!はぁはぁはぁはぁ…。
うぅ!はぁはぁはぁ…。
面白かった!ウハハハハ!そんなに動き回るな。
気を付けて。
ハハハハハハ。
(ダグ)早く地面に降りたいです。
うぅー!ハハハハハ。
フフフ。
はぁー。
おうち残念だねフレドリクセンさん。
いいさただの家だ。
こらこら。
ハハハハ。
こいつはまったく。
フフフフ。
カワイイふわふわだね。
(ケヴィン)アァー!
(ラッセル・カール)えぇー?1羽もらって帰りたいな。
(ケヴィンの子供)アァー!おや?おいわしのつえは?ここにあったのに。
・
(ケヴィン)グアッ!アッアッ…!そいつはここに置いていくよ。
わしからのプレゼントだ。
バイバイケヴィン!アァー!行くよ。
よし。
(ストラウチ)そしてバッジを受け取る隊員諸君は今日から晴れて上級探検隊員に昇格です。
(ストラウチ)彼は登山について勉強しました。
ジミーおめでとう。
彼は動物護身術を極めました。
ブランドンおめでとう。
彼はお年寄りのお手伝いを…。
あぁラッセルあのうどなたかそのう…。
(せきばらい)失礼。
年寄りを通してください。
わしが着けます。
おめでとうラッセル。
どうぞ。
君はお年寄りを手伝った。
しかもそれだけでなく探検隊員の任務以上の働きをした。
よってわしが持っている中で最高の勲章を与えたい。
エリーバッジだ。
わーお。
(ストラウチ)さてこれで全員ですね。
それでは新しく誕生した上級探検隊員にお祝いのコールを。
いくよ。
(会場の人たち)ギャーギャーガオー!ギャーギャーガオー!
(犬たちの吠え声)青だ。
赤だ。
青。
(ダグ)灰色。
赤だ。
あれは自転車。
フフフ。
でも赤だよ。
フレドリクセンさんずるい。
そんなことない。
おっ赤だ。
あれは消火栓。
フフフ。
フフフフ。
眼鏡を作り直した方がよさそうだな。
また青だ。
いよいよ…
戦前カナダバンクーバーに生きた日系人の実話を基に描く伝説の…
今から半世紀以上前新天地での生活を夢見て多くの日本人が海を渡った
だがそこで彼らを待ち受けていたのは低賃金かつ過酷な肉体労働と言い知れぬ差別だった
朝から晩まで懸命に働く日本人は勤勉な侵略者として白人からも疎まれた
そんな彼らの心の支えとなったのが日系移民二世によって結成された野球チーム…
(ケイ)初めまして。
75年前朝日の選手として活躍した…
(亀梨)どうも初めまして。
(ケイ)よろしくお願いします。
これが…。
(亀梨)すごい。
当初カナダ人のパワープレーにまったく歯が立たなかった朝日だったが独自のプレーを生み出していく
(亀梨)バンクーバー朝日というのはどういった存在でしたか?ケイさんにとっては。
(ケイ)そうですねまぁ…。
(ケイ)そりゃ足が速いし。
そして今度はもう…。
その活躍は目覚ましかった
日系人向けの新聞だけでなくやがてカナダの地元紙も彼らを称賛するようになった
一躍人気チームとなった朝日はカナダ人たちをも熱狂させていく
何かが変わる
そう思い始めた矢先彼らを襲ったのは太平洋戦争だった
そして今歴史に埋もれた真実の物語は70年の時を経て映画を通じ若き2人に託される
何かホント…。
仲間と共に生きた彼らはやがて人々の希望となった
「また野球しような」「行くぞ!」
(妻夫木)ぜひ劇場へお越しください。
2014/12/19(金) 21:00〜22:52
関西テレビ1
赤と黒のゲキジョー・カールじいさんの空飛ぶ家[字][二]
カールじいさんは、愛する妻との思い出が詰まった家ごと、二人で夢見たすばらしい大冒険の旅に出る!「アナ雪」「ベイ・マックス」のジョン・ラセター製作総指揮
詳細情報
番組内容
少年時代に出合い、青年時代に愛を誓い、二人三脚で同じ月日を重ねてきたカールとエリー。ふたりは老夫婦になっても愛情に満ちた日々を過ごしていた。ところが、ある日エリーは病に倒れ、カールは独りぼっちになってしまう。
78歳のカールじいさんは亡き妻と子供のころに実現を誓った夢があったが、果たせなかったことを思い出す。思い出の詰まった家を奪われそうになった時、カールじいさんはその夢の実現を決意する。
番組内容2
その夢とは、「二人で素晴らしい冒険の旅に出ること」。
たくさんの風船を結び付けたマイホームがカールじいさんを乗せたまま空高く舞い上がった。カールじいさんは、エリーと夢見た冒険の地を目指す。
その旅は、想像を超え、思いもよらぬ運命へとカールじいさんを導いてゆく。
出演者
カール・フレドリクセン: 飯塚昭三
チャールズ・マンツ: 大木民夫
ラッセル: 立川大樹
ダグ: 松本保典
ほか
スタッフ
【脚本】
ボブ・ピーターソン
ピート・ドクター
【原案】
ピート・ドクター
ボブ・ピーターソン
トーマス・マッカーシー
【監督】
ピート・ドクター
【共同監督】
ボブ・ピーターソン
【音楽】
マイケル・ジアッチーノ
【制作】
Disney
Pixar.
ジャンル :
映画 – 洋画
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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