実況
羽生結弦、金メダル。
オリンピックが終わり新たな4年が始まった。
次は自分の番だ。
掲げる思いは誰もが同じ。
次なる時代の主役を目指し若者たちは再び歩みだす。
彼らが見据えるもの。
それは4年後の光輝く自分の姿。
生字幕放送でお伝えします一柳⇒4年後のピョンチャンオリンピックを目指して、戦いはすでに始まっています。
第36回NHK杯フィギュアスケートことしの舞台は大阪なみはやドームです。
皆さん、こんにちは。
きょうから3日間はここリンクサイドの特設スタジオで選手たちのさまざまな情報をお届けしてまいります。
ごいっしょしてくださるゲストをご紹介しましょう。
昨シーズンで現役を引退されました鈴木明子さんと、織田信成さんです。
よろしくお願いします。
ソチが終わったシーズンになりました。
このシーズンはどんな気持ちで臨みますか。
鈴木⇒選手たちはオリンピックという大きなシーズンを終えて、新たに進み出すんですけれども、挑戦ができる1年なのかなと思うので思い切ってNHK杯頑張ってもらいたいと思います。
織田さんは、NHK杯2回の優勝もあります。
ことしからは伝える側として見るわけですが、どういうふうに今シーズンをご覧になっていますか。
織田⇒NHK杯はなんといっても僕もそうでしたけれども、憧れの大会ですので、初出場の選手はわくわくどきどきだったり出場経験のある選手は優勝をねらっているところをお伝えできればいいなと思っています。
お二人は大会の最終日に「スマイル・オン・アイス」という、アイスショーを踊ってくださるんですね。
はい。
はい。
すべて演出を考えられたのは。
鈴木Pです。
初めての試みなので、緊張しているんですけれども、初出場のときの気持ちを思い出して2人で力を合わせて頑張りたいと思います。
2人のペアも今回が初出場という気持ちで。
すべては鈴木さんにお任せしているので頑張ります。
そちらもお楽しみになさってください。
もうひと方、バックヤードで選手の情報を伝えてくださるのは浅田舞さんです。
浅田⇒このNHK杯ではこちらのバックヤードから試合前の選手たちの表情そして最新情報をリポートしたいと思います。
よろしくお願いします。
どーもくんカメラが。
そうです。
浅田舞さんはあすどーもくんとのスペシャルコラボレーションで演技を披露してくださるんですよね。
どーもくんと滑らせていただきます。
今から楽しみです。
見てください。
今大会注目はなんといっても羽生選手ですが朝の練習をご覧になっていかがですか。
織田⇒本当にけががあって、よくここまで戻ってきたなという印象ですね。
練習でも4回転を決めていましたし。
ただ、やはり100%のときの羽生選手と比べると、やはりまだ調子は戻っていないところが少しあるのかなと見受けられたので、けがの影響もまだあると思いますし、もちろん優勝してグランプリファイナルへと思うんですけれども、まずは無理をしないで、一つ一つ丁寧に自分の今できることをしっかり頑張ってほしいなというふうに思います。
その男子シングルショートプログラムは夜7時から生放送でお伝えしていきます。
第1グループには村上選手が登場。
第2グループに無良選手。
羽生選手が登場します。
このあとは、いよいよ女子シングルショートプログラムが始まります。
日本から出場する3人です。
村上佳菜子選手は10番目に滑ります。
宮原知子選手が11番目。
加藤利緒菜選手が3番目の滑走となります。
村上選手と宮原選手、現在の日本を引っ張る2人の直接対決となりますね。
鈴木⇒村上選手はソチオリンピックを経験して、さらに1つ階段を登ったというまた成長した姿をNHK杯で見せてほしいなと思います。
さらに宮原知子選手は、今シーズンすごく調子がいいので今回も思い切って演技をしてほしいなと思っています。
織田さんはどうですか。
本当に持ち味の全く違う選手ですので、村上選手は本当に感情豊かな表現だったり。
宮原選手はバレリーナのような体のラインの美しさを生かした全く持ち味の違った表現の滑り方ですので、それがどうぶつかり合うのか、というのが楽しみです。
宮原選手の練習を見ていたんですけれども、ちょっとだけ調子が落ちていたんですね。
でも調子が落ちているのかな?というレベルだったんですけれども温泉に行ってリラックスしてリフレッシュできたと言っていたので、そういうリラックスした気持ちで頑張ってほしいなと思います。
村上選手と宮原選手が会場入りしたようです。
浅田さん、どんな様子でしたか。
浅田⇒村上選手、宮原選手ともに15時に会場入りしました。
2人はどんな表情でしたか。
村上選手は集中した表情が印象的でした。
一方の宮原選手も緊張感を漂わせていました。
村上選手は先ほどバックヤードでスタッフと笑顔で話したりホワイトボードに絵を描くなどとてもリラックスした雰囲気でした。
いよいよという表情でお二人が入ってきましたね。
そうですね。
ショートプログラムはまずきちんとすべてをこなさなければいけないフリーとは違った緊張感があるんですけれども今の2人ならしっかりやってくれると思うので信じて応援したいと思います。
気分が切り変わる瞬間、戦闘モードになるというのはどのくらいの時間なんですか。
鈴木⇒私の場合は行きの会場に来るバスの中で高めていたんですけれどもそのときにすごく緊張して手に汗をかきながらバスから降りてきていました。
あの2人の表情も、いよいよだというふうに切り変わったときの表情だったのかもしれないですね。
今回村上選手はショートもフリーも同じ「オペラ座の怪人」ですね。
珍しいことですか。
珍しいですね。
演じ分けなくてはいけないのでかなり難しい挑戦になったと思うんですけれども、村上選手の持ち前の表現力、表情豊かに演じてほしいなと思います。
ショートプログラムではクリスティーヌを。
そしてフリーです。
女性が演じるファントム。
どういうふうになるんでしょうか。
ダイナミックに、迫力がすごく大切になってくると思うのでスケールの大きなスケートを期待したいです。
あっこちゃんも先シーズンはクリスティーヌを演じていたよね。
印象的なね、最後の。
私の場合はクリスティーヌを演じていたのでまさに、きょうの村上選手のこれからのショートプログラムなんですけれども本当に、すごく村上選手の雰囲気に合っていて大人の雰囲気もあって私はすごく気に入っているプログラムなので、きょうも伸びやかに歌うように滑ってほしいなと思います。
きのう、村上選手にショートプログラムの見どころのお話を伺ってきました。
村上⇒全体的な雰囲気を、女性らしさというかクリスティーヌが初めて舞台で歌を歌うところの曲なので最初は、ちょっと初めてなのでおどおどしているけれども秘めていた才能を出すという力強い女性を演じられたらいいなと思います。
先シーズンは世界選手権が終わったらやめようと思っていたんですけれどもやっぱり長い間スケートをしてきて、このままでは終われないなというふうに世界選手権が終わったあとに思ったのですごく、今まで以上にやってやるぞというような強い気持ちが出てきたのでまあ、考え方が大人になったのかなと思います。
続いて宮原選手。
カナダ大会で3位になりました。
インタビューです。
宮原⇒表彰台に乗れるように頑張りたいんですけれども順位ばかり考えるのではなくて自分のできるいちばんいい演技がベストの演技ができるように頑張りたいです。
すごく楽しみな気持ちでいっぱいです。
楽しみですね。
彼女の持ち味であるジャンプの回転の速さであったりで見せてほしいですね。
会場では、第1グループのウオーミングアップが始まっています。
解説は八木沼純子さん実況は鳥海貴樹アナウンサーです。
ことしで36回目を迎えましたNHK杯国際フィギュアスケート大会です。
女子シングルショートプログラムがこれから行われます。
8か国12人の選手がエントリーしています。
ことしの舞台は、大阪なみはやドームです。
NHK杯が大阪のなみはやドームで行われるのは9年ぶり3回目ということになります。
解説はカルガリーオリンピック代表の八木沼純子さんです。
ことしもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ソチオリンピックが終わって次のピョンチャンに向かっての最初のシーズンどんなことを期待しますか?このシーズンに入りまして各国フレッシュな若手の選手が続々と登場していますし、新しい時代がまた始まったなと感じさせるシーズンになっています。
新しいシーズンとなった象徴的なシーズン日本からは加藤利緒菜選手が登場しました。
しかも初めてのNHK杯です。
しかもシニアのグランプリシリーズということで緊張感もあると思うんですが今の練習を見るかぎりとても落ち着いて一つ一つ確認の作業に入っていると思います。
加藤利緒菜選手は第1グループの3番目に滑走します。
日本選手は村上佳菜子選手が10番目、宮原知子選手が11番目に第2グループで滑走をすることになっています。
今ウオーミングアップの最中ですが加藤利緒菜選手に初出場の意気込みを聞いています。
加藤⇒初めてのシニアの舞台に立って緊張すると思うんですが緊張しすぎずに、楽しく自分のいいところをたくさん皆さんにアピールできたらいいなと思っています。
加藤利緒菜選手は16歳。
実はシニアのグランプリシリーズに出場するのは、このNHK杯が初めてなんですね。
とてもジャンプが決まりますと爆発力のある高いジャンプ今のもきれいなコンビネーションジャンプでした。
決めることができますのでこれを本番でも緊張の中ですが、頑張ってもらいたいと思います。
加藤選手は地元大阪の出身です。
地元の大きな声援を味方につけたいですね。
それではこれから第1グループの滑走です。
あと1分余りになりました。
有力選手をご紹介しましょう。
この選手はポリーナ・エドムンズ選手です。
まだ若いんですがソチオリンピックにも出場しました。
非常に手足の長い選手です。
ショートプログラムでも難易度の高いジャンプを予定しています。
そして3回のオリンピックに出場しましたNHK杯でもおなじみになりましたエレーネ・ゲデバニシビリ選手。
今シーズンに入って体を絞ってきました。
調子のほうはけさの練習を見てまだ上がりきってない感じがしました。
やはりベテランここぞというところで力を発揮するのがうまい選手です。
このショートも注目です。
あと20秒ほどになりました。
この加藤選手は3番目の滑走です。
少し間を置いての登場です。
初めてのグランプリシリーズが地元大阪でのNHK杯ということになります。
6分間の練習が今終わりました。
これからいったん加藤はバックヤードに下がります。
そして自分の出番を待ちます。
ゲデバニシビリが4番目。
デールマンが5番目。
アメリカのエドムンズが6番目です。
ノルウェーの二十歳です。
ことし2月のソチオリンピックにも出場しました。
セリーヌ・ディオンの「フライ」です。
ダブルアクセルでした。
今シーズンからシングルでもボーカル入りの曲が許可されるようになりました。
「フライ」の歌詞に合わせて最初のジャンプでした。
7つの要素、その2つ目。
トリプルサルコーダブルトーループでした。
ジャンプの要素を3つ、その3つ目トリプルループきれいに決まりました。
前半に3つのジャンプを持ってきました。
このスピンのポジションはとてもきれいですね。
ステップシークエンスボーカルの声に合わせて非常にしなやかにステップを踏めていると思います。
スピンの回転速度、柔軟性とてもよく出ていると思います。
7つの要素を入れなければいけないショートプログラムジャンプが3つ、スピンも3つレイバックスピン
拍手
最初の滑走ノルウェーのアンネリーネ・ヤッシェム20歳です。
ゆったりとしたこの曲の中で踊り切りました、2分50秒です。
やはり今シーズンからボーカル入りの楽曲が使用できるということで、それぞれの選手工夫してプログラムにそれを採用している選手が多いんですが、この選手も非常に表情豊かになっているなということ。
気持ちよく曲の中に入り込んで滑っているなということを感じました。
そしてコンビネーションジャンプです。
トリプルサルコー、回転していると思います。
第2ジャンプはダブルトーループでした。
ちょっとぐらついたところもあったんですが持ちこたえました。
3回転2回転、あるいは3回転3回転のジャンプコンビネーションでなくてはいけません。
3回転、回りきっていたと思いますが、少しやはりジャンプも、ただ決めるだけではなくてさらに出来栄え点でプラスをもらおうとしますと助走の段階からジャンプを跳んでランディング後の流れまで必要となります。
もう少しそのあたりの流れがあるとプラスがあったかなという可能性があります。
技術点それぞれの技の基礎点がプラス3からマイナス3の7段階で出来栄えを評価します。
これをGOEといいます。
スピンなどはいかがですか。
スピンはそれぞれにポイントを押さえてきれいに回っていたと思います。
レベルも4が取れていると思います。
柔軟性を生かして回っていました。
ポジションもよかったですね。
最初の滑走ですから緊張感はあったはずです。
ノルウェーのアンネリーネ・ヤッシェムです。
ショートプログラムのパーソナルベストはことし3月埼玉で行われた世界選手権そのときの49.48です。
49.09惜しくも自己ベストには届きませんでしたが、すばらしい記録です。
演技構成点は22.74です。
加藤は3番目の滑走です。
スイスのアンナ・オフチャロワです。
ロシアモスクワ生まれ3年前のシーズンまではロシア代表を目指していました。
2年前のシーズンからスイスの代表になりました。
鮮やかな蝶の衣装です。
「バタフライズ・アー・フリー」。
トリプルルッツダブルトーループ2回目のジャンプは転倒になります。
少し斜めになってしまいましたね。
トリプルルッツトリプルループでした。
そのあとフライングキャメルスピンです。
このポジションもきれいですね。
レベルを上げる特徴になります。
ステップシークエンスレイバックスピンそこからビールマンへ。
ここからステップシークエンスです。
曲の伸びやかな音に乗って非常にいい動きをしていると思います。
最後にダブルアクセルを持ってくるプログラムです。
基礎点が1.1倍になります。
ダブルアクセル
拍手
笑顔です。
今シーズンがシニアグランプリの初めての舞台。
もちろんNHK杯は、これが初めての出場です。
転倒はありましたが大きな笑顔が弾けました。
次が加藤利緒菜です。
最後の笑顔は非常に印象的でした。
彼女の中で転倒はありましたが納得ができるものがあったんでしょうか。
そのあと気持ちを切り替えて最後まで丁寧に滑りきりましたね。
トリプルルッツからダブルトーループコンビネーションでしたが少し中に入りすぎました軸も斜めになってしまいました。
そしてトリプルループこれは回転していると思います。
少し足りないかそれとも先ほどのコンビネーションジャンプの第2ジャンプも少し回転が足りない部分で回転不足での判定になってしまいますと点数が下がってしまいます。
最後のダブルアクセルはしっかりと回っていたと思います。
トリプルジャンプですと2回転と4分の3回転以上ですね回らないと3回転と認定されません。
出来栄え点のほうでマイナスがついてしまいます。
こういったステップも伸びやかでしたがもう少しターンが多く複雑に入ってきますと、さらにレベルが伸びてくると思いますね。
最後がダブルアクセルでした。
きれいに回っていたと思います。
拍手
18歳のアンナ・オフチャロワ。
ショートプログラムのパーソナルベストは、4年前に出したものですからオフチャロワのポイントはどうでしょうか59.80というポイントがベストです。
45.83。
2人滑って2位です。
スイスのアンナ・オフチャロワです。
減点1は転倒のものです。
拍手
16歳の加藤利緒菜です。
グランプリシリーズ初出場がこのNHK杯。
地元大阪出身。
日の丸も揺れています。
ジャンプを得意としている選手です。
「フラワー・デュエット」花畑できれいに舞っているという表現をしたいと話していました。
最初はトリプルトリプル。
トリプルフリップ。
回転は回っていたんですけれども転倒になってしまいました。
チェンジフットコンビネーションスピン。
ステップシークエンス。
氷面を大きく使って体も上半身、下半身を存分に使っていると思います。
彼女の得意のジャンプその2つを後半に持ってきます。
コンビネーションにしてくるはずです。
トリプルループダブルトーループリカバリーしましたね。
フライングキャメルスピン。
ダブルアクセルにも工夫があります。
片手を上げてダブルアクセル。
きれいに着氷しました。
こういったところでもGOE、出来栄え点が上がってくると思います。
ビールマンスピンはきれいですね。
ポジションもしっかりしています。
初めてのグランプリシリーズ、緊張感はあったかもしれません加藤利緒菜。
ちょっと練習中よりもスピードが出ていなかったかなというところもあったんですけれどもそれが、緊張感につながってしまったのかもしれないですか。
でも、最後まで非常にスピードもスケーティングにのっていて伸びやかに滑っていたと思いますね。
私の長所は流れのあるジャンプですという話をしていました。
最初の3回転3回転フリップ、トリプルトーループ、あれが決まればいい結果を残せると思いますという話をしていました。
このグループの中では2番目に高いポイントを稼ぐことができるトリプルフリップ、トリプルトーループのコンビネーションを予定していたんですけれどもやはり、決めなくてはいけないという気持ちが強く出てしまったかもしれないですね。
でも、そのあとうまくリカバリーしてトリプルループ、ステップからの3回転のところをコンビネーションジャンプに変えてきたところはよい判断だと思います。
最初のジャンプ。
3回転は、回っていたと思うんですが。
少し軸も曲がってしまいましたでしょうか。
3回転ジャンプを失敗してしまったということになりました。
回っては、いました。
ただスピンやポジションとてもよくまとまっていたと思います。
最初の失敗を引きずらないでそのあと、よく気持ちを切り替えてショートプログラム、集中して滑れたなと思いますね。
足を上げて、難しい入りから片手をさらに上げてジャンプランディング後も流れがありました。
加点も、もらえますよね。
レイバックスピンからのビールマンスピン。
こちらもきれいでした。
彼女はビールマンスピンも得意としているという話をしていました。
第2グループで滑る宮原知子選手と同い年16歳です。
おととしの全日本ジュニアでは宮原選手が1位で、加藤選手が2位でした。
これからの4年間日本のスケート陣をしょって立つ存在になるかもしれませんね。
これからが楽しみですね。
どれだけこれから力を伸ばしていくんでしょうか。
日本の加藤利緒菜。
50.87というポイントになりました。
3人滑ったところで1位です。
減点1、転倒がありました日本の加藤利緒菜です。
拍手
もうすっかり日本でおなじみの選手です。
NHK杯はこれが5年連続6回目の出場になります。
オリンピックにも3回出場しました。
ソチでは19位でした。
ゲデバニシビリも3回転、3回転を予定しています。
トリプルトーループ、ダブルトーループ。
2つ目のジャンプはダブルにしてきました。
トリプルルッツ。
これは、きれいなルッツジャンプでしたね。
ルッツジャンプは難度の高いジャンプです。
ステップシークエンス。
音の強弱に合わせてステップもよく踏めていると思います。
スケートもよく伸びていますね。
上半身の使い方もいいと思います。
3つ目のジャンプです。
拍手
ダブルアクセル。
チェンジフットコンビネーションスピン。
拍手
ベテランらしい非常に優雅な滑りを見せてくれましたグルジアのエレーネ・ゲデバニシビリ。
6回目の出場になるNHK杯ですけれども八木沼さんがおっしゃったように体を絞って、この大会に臨んできたことが感じられました。
それだけ練習中ジャンプを決めますと単発では、軽く軽やかに決めていたんですけれどもショートの後半にくると少しパワー不足になってくる部分があるのかなというのも少し感じてしまったんですけれども、でもやはりプログラムの見せ方は非常にうまいですね。
音楽の細部まで気を配って滑らかなスケーティングを見せてくれました。
最初のコンビネーションジャンプですね。
2回転にしてきましたね。
そうですね、2回目のジャンプを3回転にしないで2回転にしてきました。
軸も少し曲がって右肩も下がっていたんですけれどもうまくコントロールしました。
ルッツジャンプはきれいでしたよ。
はい。
回転していると思いますね。
いろいろな視点からジャンプをご覧いただきます。
選手がどういったふうに入るのか、分かりやすいかもしれないですね。
ジャンプやスピンだけでなくステップでも表情の出し方そして体の角度をどういうふうに見せて、ターンをするのか。
非常に計算されていると思います。
一つ一つのポジション、どこを切りとってもきれいなそんなステップでしたね。
柔軟性も、この選手ならではです。
これだけで見せてくれます。
それだけに最後のダブルアクセルで転倒してしまったのが痛いですね。
本当ですね。
もったいなかったですね。
グルジアの選手として初めてのヨーロッパ選手権のメダリストとなったのがもう4年前になります。
得点が50.18です。
加藤利緒菜の1つ下、4人滑って第2位です。
加藤利緒菜がここまででトップに立っています。
2月のソチオリンピックカナダ代表を勝ちとって貴重な経験をしましたガブリエル・デールマン16歳です。
今シーズンシニアのグランプリシリーズデビューの年になりました。
冬をイメージした衣装です。
デールマンも3回転3回転。
トリプルトーループ。
オーバーターンが入りましたが大丈夫です。
チャレンジしてきました。
レイバックスピン。
ビールマンスピンへ。
これも入り方を工夫していますねフライングキャメルスピン。
後半に基礎点が上がるジャンプ2つです。
ステップからのトリプルルッツ。
ステッピングアウトしてしまいました。
ダブルアクセルこらえましたね。
ステップシークエンスチェンジフットコンビネーションスピン。
スピードも、ポジションの取り方もいいと思います。
拍手
カナダのガブリエル・デールマン。
練習ではジャンプも決まっていたんですがちょっとミスが目立ってしまいました。
最初のジャンプも非常にスピードにはのっていたように見えました。
最初のコンビネーションジャンプトリプルルッツからのもう一度トリプルトーループのコンビネーションだったんですが間にターンが入ってしまいましたので、こうなってしまいますと出来栄え点のほうでマイナスがついてしまうと思います。
ただ、なんとかこらえましたからね。
その最初のジャンプです。
第1ジャンプを跳んで軸が左にずれてしまいました。
降りるときにも耐えられない体勢になってしまって1回ターンをはさんでからの2回目3回転トーループへ挑みました。
そのほかのジャンプに関してもきちんと基礎点は取れると思います。
トリプルルッツ、ダブルアクセルもきれいに決まっていました。
ちょっとステップアウトですか?こちらがステップアウトですね。
こうなると出来栄え点のほうでマイナスがついてしまいますね。
3回転を回っていますので、その分の基礎点は入ってくると思います。
いちばんいい評価ですとプラス3の評価をもらえるのですがちょっとミスがありました。
2つ目のジャンプ、そして。
ダブルアクセルですね。
技術点とそれからプログラム全体の構成など10点満点で評価します。
村上佳菜子選手の姿が映りました。
村上選手は10番目の滑走になります。
デールマンのパーソナルベストは59.38。
今シーズン出したポイントです。
さあどこまで伸びるか。
53.46。
加藤利緒菜を抜いてここまで5人滑ったところでトップに立ちました。
日本の加藤利緒菜、5人滑ったところで第2位です。
グレイシー・ゴールドの姿が見えています。
最後、12番目の滑走です。
15歳で出場したソチオリンピックで大健闘の9位でした。
アメリカのポリーナ・エドムンズ。
ソチでの姿は多くのスケートファンの胸を打ちました。
今シーズン、シニアのグランプリシリーズは初出場です。
今シーズンからはコールされてから30秒以内に演技をスタートさせなければいけません。
最初はトリプルルッツトリプルトーループですが。
転倒ですね。
レイバックスピン。
回転速度も速くポジションもいいです。
次のフリップジャンプにはコンビネーションジャンプをつけてくるはずです。
シングルフリップ。
シングルになってしまいますと今シーズンからショートは得点が入らなくなってしまいます。
0点になってしまいます。
そういったところでは大きなミスになりました。
ダブルアクセル。
これはきれいに決まったと思います。
ステップシークエンス。
細かいリズムに合わせて上半身の動き、非常にダイナミックに大きく動いていると思います。
拍手
残念なミスがありました。
アメリカのポリーナ・エドムンズ。
氷の上での雰囲気、表情を作るのはうまい選手なんですがジャンプでミスがあったのは悔やまれます。
このショートプログラムではジャンプが3つ。
アクセルジャンプとトリプルジャンプとジャンプコンビネーション。
これが必要な要素です。
コンビネーションジャンプが入らず。
非常に大きな得点源となるコンビネーションジャンプステップからのトリプル。
まずこれが最初のトリプルフリップコンビネーション、予定にしていたジャンプですが転倒してしまいましたんで減点1です。
コンビネーションというような採点になるのではないでしょうか。
最初のステップからのこの映像ですね、フリップジャンプが単発の3回転という扱いでしたがシングルとなってしまいましたので得点が入りません。
今シーズンからは0点になってしまいます。
シングル分の点が入るはずだったんですが昨シーズンですGOEだけがマイナスでしたが今シーズンからは非常に厳しくなってしまいました。
ミスに対しては厳格な採点が今シーズンからの方針です。
そのほかの曲を表現する演じ分けるというのはいろいろな見せ場があったのではないでしょうか。
このあとは第2グループということになります。
第2グループの4番目に村上5番目に宮原が滑ります。
オリンピックのときは15歳八木沼さんあのときは非常に盛り上がりました。
本当ですね。
確実に決めることが難易度の高いコンビネーションジャンプを持っているのですが試合で確実に決めることができる選手です。
それを考えるともったいないです。
パーソナルベストは60点台を持っている選手ですが40点台になってしまいました。
ここまで6人滑ったところで第5位ポリーナ・エドムンズミスが悔やまれます16歳です。
ではニュースをお伝えします。
総務省が公表した去年1年間の政治資金収支報告書によりますと、政党や政治団体の収入の総額は、1134億円、支出の総額は1158億円で、いずれも2年連続で増加しました。
NHK杯フィギュアスケート。
女子シングルショートプログラムこれから第2グループです。
第2グループには日本の村上佳菜子選手、宮原知子選手も登場してきます。
カルガリーオリンピック日本代表の八木沼純子さんとともに第2グループもお伝えしていきます。
第2グループ、この6人。
4年ぶり2回目のNHK杯ということになります、村上佳菜子です。
浅田真央選手が休養して鈴木明子選手が引退ということでエースとしての滑りも求められる村上佳菜子です。
グレイシー・ゴールドもソチオリンピックでは僅かにメダルには届きませんでしたが胸を打つ演技でした。
宮原知子これが2回目のNHK杯になります。
NHK杯、去年は5位。
そして今シーズンどこまでその成長した姿を見せてくれるのか、非常に楽しみな今回の大会です。
6分間の練習が今終わりました。
村上、そして宮原は、いったんバックヤードに下がります。
そして出番を待ちます。
この6人の中で、4番目の村上そして5番目に宮原が登場します。
宮原知子は16歳。
今月、二十歳になった村上佳菜子地元でのNHK杯が楽しみです。
アメリカのクリスティナ・ガオです。
アメリカからは3人登場します。
グランプリシリーズ中国大会では自分の力を発揮することができませんでした。
このときは9位でした。
エミリー・サンデー「リヴァー」です。
今シーズンからはシングルでもボーカル入りの曲が許可されています。
まずトリプルトリプルです。
トリプルトーループダブルトーループきれいに決まりましたね。
ダブルアクセルでした。
スピンの入り方にも工夫があります。
こういった入り方もGOE出来栄え点でプラスのポイントの特徴となります。
4つ目の要素にトリプルループを準備しています。
スピードに乗っていますね。
ターンからトリプルループ高さもありました。
ランディング後の流れもあります。
ステップシークエンスレイバックスピン
拍手
笑顔です。
アメリカ、クリスティナ・ガオ中国大会では決まらなかったジャンプこのNHK杯では、しっかりと決めてみせました。
本当ですね。
最初から確実に最後まで落ち着いて滑ることができた、そんなショートプログラムだったと思います。
2年前のシーズンにはグランプリシリーズアメリカ大会で2位表彰台の経験もあるというクリスティナ・ガオです。
もともと実力がある選手です。
練習でちょっとジャンプが決まらないことがあってどうなのかなと思いましたが本番でしっかりと決めてくるあたりは、さすがです。
予定としましては本当でしたら3回転3回転のコンビネーションジャンプを決めたかったかもしれないんですけれども最初のコンビネーションジャンプです、トリプルトーループ着氷してつまり気味になってしまうんですが、そして次にダブルでまとめました。
これはよい判断だったと思います。
ジャンプに入る前、すべてきれいな流れの中で要素に入っていくことができました。
流れを止めずに曲のイメージもよく合って、最後まで本当に川が流れているように非常にきれいなスケーティングだなと思いました。
エミリー・サンデーの「リヴァー」という曲、ボーカル曲に合わせての演技でした。
ジャンプの最後の要素ですね。
トリプルループジャンプです。
入り方も工夫がありました。
ランディング後も非常にきれいでした。
出来栄え点でもプラスが入っていくと思います。
身長167cm長身の選手です。
氷の上でも非常に優雅に映りますクリスティナ・ガオ。
パーソナルベストは62点台を持っています。
54.86、今シーズンの最高得点です。
笑顔が弾けました。
ここまで7人滑ってトップに立ちましたクリスティナ・ガオです。
2位がカナダのデールマンです。
中国の李子君17歳です。
日本にも多くのファンがいます。
ソチオリンピックでは14位でした。
地元中国大会グランプリシリーズでは6位でした。
チャイコフスキーのバレエです「花のワルツ」。
最初にコンビネーションのトリプルトリプル。
トリプルフリップトリプルトーループこれは転倒になります。
拍手
第2ジャンプ、3回転は回っていたと思います。
拍手
入り方に工夫がありますフライングキャメルスピンワルツのリズムに乗って後半に入って2つのジャンプが続きます。
トリプルループこの入り方も難しいです。
ダブルアクセル2つのジャンプ、出来栄え点でもプラスの入る出来栄えでしたね。
ステップシークエンスよくカーブに乗ってスピードも出ています。
非常に華やかなステップシークエンスですね。
拍手
中国の李子君です。
ソチオリンピックでは14位でした。
ソチオリンピックのときは身長が163cmということだったんですが、NHK杯では165cmまた身長が伸びました。
成長でバランスを崩して調子が出ないときもありましたがまたよく戻してきました。
練習中からも、そんなに悪くはありませんでしたのでここでコンビネーション決めてくると高いポイントが入ってくることになったんですが最初のコンビネーションで転倒してしまいました。
2つ目のジャンプですね。
第2ジャンプです。
はい。
最初のコンビネーションこれは第1ジャンプトリプルフリップです。
きれいに回っています。
このあとなんですね。
ほぼ回っていると思うんですがどういう判断になるでしょうかね。
少し回転が足りないでしょうか。
入り方も非常に工夫がありました。
トリプルループ回転はしていたと思います。
こういったジャンプの入り方の工夫というのも出来栄え点プラスをあげる特徴になります。
体が成長して演技のバランスが崩れた時期もありましたが李子君、このNHK杯は2年ぶりの出場になりました。
最初の失敗はありましたが中盤から後半に向けて非常に華やかなとてもいいショートプログラムだったと思います。
去年、東京でのNHK杯欠場してしまいました。
日本のファンは待っていました。
李子君です、2年ぶりの登場になりました。
パーソナルベストは62.84です。
1月の四大陸選手権で出したポイントです。
56.44。
1点の減点がありました。
技術点は29.43演技構成点は28.01です。
ここまで滑って第1位です李子君です。
2位がアメリカのガオです。
3位がビールマンです。
加藤は第4位です。
拍手
実力者の登場です。
ロシアのアリョーナ・レオノワ。
24歳になりました。
かつて世界選手権で2位に入ったという実力を持っています。
チャップリンの映画のメドレーです。
最初から表情で引き込むのがとてもうまいですね。
スマイル、というボーカルにのせての笑顔でした。
まずコンビネーションです。
トリプルトーループトリプルトーループ決まった。
第2ジャンプ、高さがありました。
ランディング後の流れもいいです。
フライングキャメルスピンポジションの安定感回転もいいですね。
曲調が変わりました。
手拍子
ステップシークエンス体全体を使った非常に楽しいステップです。
曲調が変わりました。
ステップからのトリプルフリップ。
イーグルから、そのままダブルアクセル。
確実ですね。
拍手
すばらしい。
あの強かったレオノワが戻ってきました。
本当ですね。
昨シーズンは、足のけがなどがあって地元のソチ出場を逃してしまいました。
そして、ロシアの若い選手がどんどん台頭してくる中今月24歳になったレオノワ久しぶりに、こんなはじけるような笑顔を見た感じがします。
本当ですね。
きょうのショートプログラムは非の打ちどころがないすばらしいプログラムの完成度だったと思います。
この雰囲気の中で次が村上佳菜子です。
ストーリーをうまく生かす表現が本当にうまいですね。
また、レオノワ選手のもともと持っている明るさを生かした本当にコミカルな。
そして、すてきな部分もあり楽しいそんなショートでしたね。
確実にコンビネーションを決めなければいけない中で3回転、3回転本当にきれいでした。
流れもあり第2ジャンプが高かったですね。
出来栄え点でもプラスが多くつくと思います。
今シーズン非常に好調なんですが、それを裏付けるようなNHK杯のショートプログラムです。
さすがベテランですね。
ただ跳ぶだけ、要素をこなすだけでなくすべての面で見せてくれます。
完成度の高い難しいプログラムだと思いますね。
チャップリンを演じきりました。
イーグルからのダブルアクセル。
流れもよかったですね。
最後の喜び、はじける表情レオノワこれは、すばらしい。
「ライムライト」、「モダン・タイムス」「街の灯」というチャップリンの映画のメドレーでした。
アリョーナ・レオノワのパーソナルベスト、自己最高得点がショートプログラムで出ました。
大きく差をつけてアリョーナ・レオノワがトップに立ちました。
見事な演技を見せました。
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NHK杯で4年ぶりに見る村上佳菜子選手の雄姿です。
グランプリシリーズのデビュー戦が2010年、地元名古屋でのNHK杯あれから4年たちました。
ことしは日本のエースとして優勝を目指しています。
ショートプログラム、フリーともに「オペラ座の怪人」を演じます。
ショートプログラムでは女性のクリスティーヌを演じます。
フリーでは男性のファントム。
2つを演じきって1つの物語を完結させたいと話していました。
得意のトリプルトーループトリプルトーループをしっかり決めたいところ。
トリプルトーループトリプルトーループ、決めました。
中国大会からは構成を変えてフリップジャンプを前半に持ってきます。
トリプルフリップ。
高さもありましたね。
フライングキャメルスピン一つ一つのポジション、丁寧でいいと思います。
こういったスピン以外のジャンプもレベルを上げる1つの特徴となると思います。
3つ目のジャンプ。
ダブルアクセル流れがあります。
ステップシークエンスクリスティーヌの気持ちが伝わってくるような非常に伸びやかなステップですね。
ウインドミルからレイバックスピンレイバックへ。
拍手と歓声
村上佳菜子のこの笑顔をみんな待っていました。
拍手
クリスティーヌを演じきりました村上佳菜子。
緊張から解き放たれてこの笑顔です。
すばらしい。
本当ですね。
最初から最後まで。
よく集中して滑りきりました。
村上⇒アクセルめっちゃ緊張した。
アクセル緊張したという話がありました。
こちらからは、全くそんなことを感じさせないような。
でも、この要素の中では最後のジャンプがアクセルでしたからね。
織田信成さんと、鈴木明子さんと。
みんなで喜びを分かち合って。
みんなが、本当にこの笑顔を待っていましたよね。
相当緊張していたっていう話がありました。
もうクリスティーヌの世界に入っていますよね。
最初の部分ですね。
少し悲しげな表情から徐々に自信を持って花開いていくそんなストーリーが見えてくるようなショートプログラムでした。
2回目のジャンプが、ほんの少し回転が足りなかったかもしれないんですが。
フリップは前半に持ってきました。
変えましたよね。
そうですね。
ただ、プログラムの流れも構成もしっくりきてNHK杯に向けてかなり多くの練習を積んできたんだなというのを感じさせましたね。
いい結果につながったと思います。
練習の豊富さを証明してみせました。
スピンのレベルも高かったんじゃないですか。
一つ一つレベルが高かったし取りこぼしはなかったと思いますね。
さっき緊張したと言っていたジャンプの3つ目のダブルアクセル、高さがありました。
伸びやかですね。
ダブルアクセルどれも出来栄え点でプラスがつくと思います。
レイバックからビールマン最後の表情もよかったですね。
ビールマンのポジションもよかったです。
あれ、織田さん。
泣いちゃったんですね。
織田信成さん涙。
感動屋さんなので。
村上は笑顔です。
66.44がパーソナルベスト、64.38という高い得点が出ました。
ここまで滑った中では、第2位。
レオノワがトップ李子君が3位です。
日本の加藤は、ここまでで第6位。
村上らしい演技を見せてくれました。
濱田コーチに送り出されました。
目指していたソチオリンピック出場は惜しくもなりませんでしたが次のオリンピックでは日本チームを引っ張る存在になるはずです。
宮原知子16歳。
去年のNHK杯では5位2年連続のNHK杯出場です。
モーツァルトの「魔笛」です。
テーマはスピードと話していました宮原。
最初にトリプルルッツトリプルトーループがあります。
トリプルルッツトリプルトーループ回った。
左回りから右回りへ。
途中のジャンプとすべてレベルがあがる特徴になります。
宮原ならではのスピンです。
フライングキャメルスピン曲調が変わります。
基礎点が上がる後半に2つのジャンプトリプルフリップ。
ダブルアクセル。
ステップシークエンス。
スピードのあるステップを踏みたいと話していた宮原ステップの後半になるほど伸びやかさスピードを増していると思います。
体も大きく使っています。
拍手
拍手と歓声
濱田コーチが喜びます。
確実に成長したところを見せてくれました。
課題としていたスピードどうだったでしょうか。
ショートプログラム最初から最後までよくスピードに乗って非常によかったと思います。
これから滑りだす前にあれほど気持ちを込めた表情というのもなかなかないんですが充実感です。
やはりソチオリンピックを目指したレベルの高い戦いをやって来たからこそその貯金がことしきているなと思います。
彼女は練習の虫です。
最初のコンビネーショントリプルルッツからトリプルトーループ。
回りきれていたか。
どうですかね。
個人的には3回転3回転にしてもらいたいと思いました。
最初のルッツですか。
これをスペシャリストとジャッジの皆さんがどう思うかということですね。
これはステップからのトリプルフリップですね。
きれいに決まっていたと思います。
ジャンプも高さを出したいという話をしていました。
練習中から、ほとんど失敗しているところを見ていません。
そういう意味では練習と同じことを本番でも、またそれ以上のことができたのではないでしょうか。
細部まで気持ちを込めた非常に細かい表現。
そして要素を一つ一つ丁寧にこなした、そんなショートプログラムでした。
彼女はもう1つのテーマが、笑顔ということでしたが、最後に笑顔が出ました。
宮原選手も、ポイントは上がるのではないでしょうか。
しかもトリプルルッツ、トリプルトーループという難易度の高いコンビネーションジャンプですのでこれは3回転3回転回っているといいなと思います。
そのほかもすばらしかったですね。
今、2回転と4分の3位以上回れば3回転と認定されます。
村上佳菜子が2位です。
今インタビューに答えている村上佳菜子です。
それに迫るようなポイントが出るかと思います。
ただ、確実に成長しています。
60.69が出ました。
今シーズン自己最高点が出ました。
ここまで滑った中で第3位です。
レオノワ、村上に続き宮原は3位につきました。
最後の滑走です。
アメリカグレイシー・ゴールド。
全米チャンピオンとして臨んだソチオリンピックは惜しくもメダルは逃しました。
200点を超える高得点を出しました。
自己ベストの演技を見せました。
NHK杯は2年連続、2回目の出場です。
ことしもショートプログラムはこの「ピアノ協奏曲」です。
グレイシー・ゴールドもルッツ、トーループという、難しいトリプルトリプルです。
トリプルルッツ、トリプルトーループ。
レイバックスピン。
きれいですね、ビールマンへ。
フライングキャメルスピン。
ポジションの変化も直ちに行われていていいと思います。
柔軟な体を生かしたスピンが得意です。
トリプルループ。
曲調が変わります。
ダブルアクセル。
ステップシークエンス。
体全体を最大限に生かして非常にダイナミックで華やかなステップになっていると思います。
拍手と歓声
さすがのグレイシー・ゴールド。
安定していました。
地元アメリカ大会では3位でしたがやはり、そのあとトレーニングを積んでこのNHK杯に臨んできました。
それがよく分かりました。
さすがですね。
そうですね。
最初からスピードに乗って非常にアグレッシブにそして、しなやかに最後まで滑りきりました。
またトリプルルッツ、トリプルトーループが確実に決まったと思います。
そこで点数、基礎点がポイント分入りますとこれは大きく点数が動くと思います。
しかもルッツですからね、最初のジャンプが。
出来栄え点でもプラスがつくと思います。
仮に成功させたとすると基礎点が10.10ありますのでプラスが続けば、さらに高くなり取ります。
10点以上になりますね。
先ほどのレオノワ選手もよかったですので総合的にどういったポイントが加算されていくのか非常に興味深いです。
トリプルループもきれいに決まっていました。
これはジャンプの最後、ダブルアクセルですね。
ほんとに滑っているだけで華のある選手ですね。
スケートもよく流れていましたし流れもとぎれる部分がありませんでした。
そういう意味でも5コンポーネンツでポイントを重ねていくだろうなと思います。
この笑顔です。
自己ベストは70.31です。
68.16。
0.05の差でレオノワをしのぎました。
グレイシー・ゴールドショートプログラムトップで折り返すことになりました。
高い得点です。
日本の2人の選手すばらしかったですね。
宮原選手も非常にいい演技を見せましたね。
ここまで第4位です。
日本の加藤利緒菜選手はジャンプでミスがありましたが8位です。
日本の村上佳菜子選手が第3位ということでその差がトップのグレイシー・ゴールドまで3.78、宮原選手からトップのグレイシー・ゴールドまでは7.47です。
あすいよいよフリーを迎えますがどんな演技を期待しますか?まず、村上選手、宮原選手はこのいいショートプログラムの風に乗っていってほしいですし加藤選手は初めてのNHK杯気持ちを切り替えて最後まで頑張ってもらいたいと思います。
表彰台まではまだ上位ポイント差がほとんどありませんので逆転も可能となります。
非常に、きん差の戦いになりそうですね。
村上佳菜子選手宮原知子選手は、グランプリファイナルの出場もかかっています。
きょうはカルガリーオリンピック日本代表の八木沼純子さんに解説をお願いしました。
ありがとうございました。
一柳⇒女子ショートが終わりました。
感動の涙は乾きましたか。
鈴木⇒ようやく落ち着きました。
織田⇒すばらしい演技が見られて本当に立ち会えてうれしかったです。
また思い出してうれしいですかうるうるしたんじゃないですか。
最終グループの皆さんすばらしかったのでこの試合を見ることができてよかったと思えるショートプログラムでした。
特にレオノワ選手からの流れがすばらしかったので。
スタンディングオベーションが続きましたね。
すごかったよね。
もう、本当に。
女子は強いなと思いました。
それでは村上佳菜子選手のインタビューをお聞きください。
浅田⇒村上選手に来ていただきました。
4年ぶりとなるNHK杯出場、ショートプログラムすばらしい演技でした振り返ってどうでしたか。
村上⇒最初すごく緊張していたんですけど大きなミスはなかったのでそれはよかったかなと思います。
点数も今季自己最高点をマークされたということで、見ていると緊張感というのは伝わってこなかったんですけど。
もうちょっと点数が出て欲しかったなというのはあるのでまたフリーはそれを挽回できるようにしたいと思います。
ジャンプやスピンだけではなく技と技とのつなぎステップシークエンスの表現力もすてきでした。
やはり意識されて演技をしていましたか。
そうですね。
ショート、フリーと同じ曲で違うものを演じようとしているのでショートでは優しい感じの笑顔をたくさん振りまきながらやりたいと思って意識してやりました。
それでは次はフリープログラムですがフリーに向けての抱負をお願いします。
今の時点ではちょっとファイナルが危ういかなというところにいるので、フリーは最高の演技をして、最後にはつかみとりたいなと思います。
分かりました。
フリープログラム頑張ってください。
ありがとうございました。
ハイライトでご覧いただきましょう。
3回転3回転完璧でしたね。
流れ、高さ、幅。
フリップジャンプもしっかりと回転してジャンプ全体、流れがありましたすごくよかったです。
そしてこうしたスピンも。
鈴木⇒非常に丁寧にやっていたなと思いました。
しっかりレベルも取って確実でしたね。
点数以上にあれだけレオノワ選手が作った空気を乗り越えて、これだけの演技ができたというのは変わったなというか強くなったなということをすごく感じました。
ああいう空気感で日本の大会なんですけど、やるのは難しいんですよね、それを乗り越えてうまく演技をしたいという気持ちがすごく難しいんですけど、それを本当にうまく乗り越えてくれたというのが演技以上にそこに感動しました。
また思い出しましたね。
そしてさらに村上選手の空気のあとを引き継いだのが宮原選手です。
いやもう本当に緊張もあったと思うんですけれども、ほんとに落ち着いていましたね。
一つ一つのエレメンツを丁寧に少しのミスがありましたが演技としては最高の演技を見せてくれたと思います。
それではインタビューです。
宮原知子選手ですお疲れ様でした。
宮原⇒ありがとうございます。
満足いく演技でしたか?演技、最初ちょっとルッツで詰まってしまってちょっとあっと思ったんですけどなんとか最後まで滑れてよかったです。
非常に全体を通して流れのあるいい演技だったと思います。
最後のステップは特に今までよりいちばん笑顔でできたかなと思います。
課題にしていたスピード感もあったように思いますけれど。
最初はちょっと緊張したのでちょっともうちょっとスピードがあってもよかったかなと思うんですけどフリップからは結構よかったと思います。
あすのフリーはどう臨んでいきますか?あしたのフリーは思い切ってまたノーミスを頑張ってやりたいです。
ありがとうございました。
あす行われるフリーの放送予定です。
生放送でお伝えしていきます。
このあとは男子の演技へと移ってまいります滑走順をご紹介します。
こちらは朝の羽生選手の練習の様子です。
きょう注目の羽生選手、このあと11番目の滑走です。
朝の練習も体がよく動いていますね。
このあと羽生選手男子シングルで11番目の滑走となります。
アクシデントもありましたどんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
2014/11/28(金) 16:05〜17:57
NHK総合1・神戸
2014NHK杯フィギュア「女子シングル・ショートプログラム」[多][字][デ]
ニューエースとして期待の村上佳菜子が登場。ショートもフリーも「オペラ座の怪人」で新たな世界を魅せる!16歳コンビの宮原知子と加藤利緒菜にも注目!生中継!
詳細情報
番組内容
ニューエースとして期待の村上佳菜子が登場。ショートもフリーも「オペラ座の怪人」で新たな世界を魅せる!16歳コンビの宮原知子と加藤利緒菜にも注目!人気のアメリカのゴールドも艶(あで)やかな演技で観客を魅了する。生中継! ※副音声は場内音声のみ 〜大阪・なみはやドームから中継〜 <中断>(5:00)−(5:05)[字]ニュース
出演者
【ゲスト】鈴木明子,織田信成,【解説】八木沼純子,【アナウンサー】鳥海貴樹,【キャスター】一柳亜矢子,【リポート】浅田舞
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