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ストーカーによる凶悪な犯罪が増えている
11月11日東京都内である研究会が発足した
主なテーマはストーカー加害者の分析である
会の代表芝多さんの妹は2年前に起こった…
(芝多さん)やっぱり加害者がその場で死んでしまっているので…。
…っていうこと自体が分からないんですよ。
芝多さんの妹は自宅に侵入した交際相手の男に刃物で刺されて死亡したとされている
男は現場で首つり自殺をした
なぜ被害者が加害者のことを知りたいのか聞いてみた
(芝多さん)加害者を助けようとしてるわけではもちろんなくてですねとにかく被害者をどう救うか…っていうことだけが目的なので。
今もうやれることとしてはとにかく次の事件をどう防ぐかと…。
4人に3人はストーカー行為をやめるという
しかしそれは逆に4人に1人がやめないということだ
逗子ストーカー殺人事件の加害者も脅迫罪で有罪となった後1年2か月にわたって芝多さんの妹を追い続けた
行為をしている人はですね警察からそういう話を聞いたとしてもなかなかそれをやめるということができない…ということが今回のデータからも裏付けがされております。
ストーカー行為をやめない4分の1に出会ってしまった女性がいる
身元が分からないように細心の注意を払うことを約束して取材に応じてもらった
当時大学生だった彼女は30歳代の男と付き合っていた
たまりかねた彼女は別れを切り出した
すると数日後男は彼女を拉致監禁し暴行した
有罪になった男は今年になって仮釈放され刑務所から出て来た
彼女の居場所を捜していたという
男は他の女性にストーカー行為を働き仮釈放を取り消され刑務所に逆戻りした
好きになった相手を追い続け諦めないストーカー
その心の奥底に潜んでいるのは一体何なのだろうか?
去年高校生の女性が交際相手の男にナイフで刺されて殺されるという事件があった
男は別れを告げられた女性を1年以上にわたって追い続けた
別れ話から始まったストーカー行為がなぜ殺人事件にまで発展したのか
直接この目で加害者の様子を見れば何かが分かるかもしれない
法廷に入って来た男は終始薄ら笑いを浮かべていた
なぜこの局面で笑っていられるのか
不敵な態度に思え不可解だった
ストーカー事案の認知件数は増加傾向にあり去年初めて2万を超えた
警察庁は去年からストーカーの危険度を判定するシステムを全国で導入した
3000件のストーカー事案のデータから作り出した40項目のチェックリスト
作成を依頼された精神科医にその目的を聞いた
実際のリストは公表されていないがこのような項目が入っているという
ストーカー加害者へのカウンセリングを行っている場所がある
被害者を犯罪行為から守るためだ
小早川明子さん
ストーカー被害の防止策を話し合う警察庁の有識者会議のメンバーでもある
これまで500人以上の加害者と向き合って来た
小早川さんは逗子ストーカー殺人事件が起こる1年半前に被害者から相談を受けたが加害者への接触を果たせずにいた
そんな矢先に事件が起きてしまった
「事件を止められなかった」今もその後悔が残っている
この日も被害者から加害者のカウンセリングをしてほしいと電話があった
(小早川さん)あのとにかくもう今後一切メールしないでくださいと。
うんだから非常識なので常識の物差しを当ててくしかないですこれは。
小早川さんの所にはストーカー加害者自身もやって来る
チェックリストを作成した福井医師はちょっとした知り合いがストーカーに発展するタイプを求愛型と呼ぶ
裁判で…
ストーカー規制法によれば警察は付きまといなどをした加害者に警告を発することができる
さらにその警告を破った場合には禁止命令を出し最終的には検挙に踏み切る
Aさんは何十歳も年が離れた同僚の若い女性に交際を迫る電話を何度もかけるなどの行為を繰り返し警察の文書警告を受けた
このように交際もしていない相手や面識がない相手へのストーカー行為は30%を超えている
なぜAさんは警察の警告を受けてもストーカー行為をやめなかったのか
Aさんは警察が警告書の説明を十分にしてくれなかったからだと訴えた
文書警告を受けた後もAさんは数日間にわたり連続電話を行ったとして逮捕された
裁判所は警告内容を破ったという事実や1年以上にわたって被害者を苦しめたことを重要視し有罪判決を出した
(ディレクター)例えばストーカー規制法に違反しているとかそういう認識はなかったってことなんですね?
そしてAさんは相手の女性について…
相手の被害者の方はまぁいわば精神的なダメージも受けているからもうほっといてくださいとかかわらないでくださいともう何も余計なことしないでくださいってぐらいなね。
違和感があった
(ディレクター)何でこの人がストーカーしてしまったと思ってます?
(ディレクター)思い込みの強さ。
はい。
相手がそれをどう受け取ってるかっていうのは想像力がすごい欠如してますのでしてることが相手にとって不快だって思えなかったことが継続しちゃった理由だと思いますよ。
Aさんのインタビューは3回に及んだ
2回目のインタビューの後言い足りないことがあると連絡があった
インタビューを再度撮り直すことになった
現在Aさんは小早川さんの元に通い継続的なカウンセリングを受けている
恋人などの親密な関係が壊れた時にストーカーとなる…
その女性が小早川さんの事務所にやって来た
Bさんは迷惑メールや電話を執拗に続け相手に精神的な損害を与えたとして…
しかし自分は被害者だと主張している
裁判の中でBさんは脅迫電話をかけたと訴えられているが…
それは私は初耳なんだけど…。
言ってたっけ?
(ディレクター)それやってないことをそういうふうに言うんですか?どうして?
Bさんから脅しのメールを大量に送りつけられた…という訴えに対しては
ストーカー加害者じゃないんですか?それは考え方自体がもう既に。
彼女は法律を越えても別に何てことなかったようなタイプだよな。
(女性)そうですね…。
自分は生きてたくないってのがベースにあるから…。
言い分がどんどんすり替えられて行く
取材をしていて空恐ろしさを感じた
彼女は何もかも分かっている
それでもやめないのか…
そんなストーカーに対しては刑罰は抑止にならないと福井医師は言う
(福井医師)もちろん…。
ただ…。
…というふうに言っています。
そういう者に対しては…。
福井医師は今年4月から警察庁と組んで警告を受けたりストーカー行為を繰り返す加害者に精神科医の診療を受けるように促す試みを始めた
典型的なストーカー病の女性に出会った
典型的なストーカー病の女性に出会った
ほとんど面識のない相手に恋愛感情を抱く…
好きな先生の自宅を何度も訪れたというストーカー行為である
「せんせいの一番になりたい悪い人間でも」
Cさんは執拗なメールを送り続けた
逮捕には至らなかったがCさんはこれ以上付きまといをしないという誓約書を書かされた
それでも…
このままでは事件を起こしてしまう
「誰か私を治してください」
心の声が聞こえたような気がした
彼女の場合は怒りも恨みもそもそもないんですね。
思考もゆがんでないんですよ。
問題はその…。
それに基づいて行動してしまうという。
要するに…。
非常にやめたいんだけどやめられないみたいな。
小早川さんが着目したのは薬物などの依存症患者に使われている…
…という新しい治療法だった
なので…これは専門医がいますので千葉のほうなんですけど私と一緒に受診をしましょ。
いいですか?それで。
(女性)はい。
治療の不安をCさんはこう語った
数日後小早川さんに付き添われCさんは病院へ向かった
ストーカーは医療で治るのか?
やって来たのは千葉県の下総精神医療センター
(チャイム)
(インターホン)はい。
(男性)お世話になってます。
普段は取材が難しい病院内にカメラが入る
ここは古くから薬物乱用者に対して精神科医療を施して来た
薬物の他にもギャンブルやアルコールなどさまざまな依存症の治療で実績を挙げている
扉をいくつも通り厳重な鍵を開ける
(男性)失礼します。
精神科医の平井医師は条件反射制御法の開発者である
(女性)はい。
人間の条件反射を利用してストーカー行為をやめさせるという最新治療
次週初めて密着する
ストーカー犯罪という迷路に出口はないのか
最新治療条件反射制御法を行う医師と治療に臨んだ女性ストーカーに初密着
医師は言った「迷路に出口はある」と
2014/12/01(月) 00:59〜01:29
読売テレビ1
NNNドキュメント「迷路の出口を探して

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