NHKニュース7 2014.12.21


深夜の駐車場で、厳しい生活を強いられていました。
ホームレス状態になっていた多くの子どもたち。
NHKの調査で、その実態が浮かび上がってきました。
こんばんは。
ニュース7です。
発達中の低気圧の影響で、北日本では風や雪が強まっています。
これからあすにかけて、北海道では吹雪が続き、西日本でも広い範囲で雪が降る見込みで、気象庁は交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。
こちらは午後1時過ぎの北海道稚内市の様子です。
地面に積もった雪が風で巻き上げられ、前から走ってくる車の姿がはっきり見えません。
激しい風で、歩く人の髪や服のすそが、大きく揺れています。
稚内空港では、午後6時過ぎに、21.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
北海道の留萌市では、路上に落下した商店の看板を片づける人の姿も見られました。
留萌市では、朝から風の強い状態が続いていました。
気象庁によりますと、北海道の北に発達中の低気圧があって、北海道や東北北部を中心に、風や雪が強まっています。
また九州北部の山沿いでは、雨が次第に雪に変わり、午後6時には、熊本県の阿蘇山で、1センチの積雪を観測しました。
これからあすにかけて、北日本の日本海側を中心に、強い風が吹き、北海道では、吹雪が続く見込みです。
あすにかけての最大風速は、東北の陸上で17メートル、北海道の陸上で20メートル、海上で20メートルから22メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
これからあすの朝にかけて、上空に強い寒気が南下するため、西日本から北日本にかけての山沿いを中心に雪が降り、九州北部や四国など、西日本の平地でも、あすの昼前にかけて雪が積もる所がある見込みです。
あすの夕方までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多い所で北陸で70センチ、東北と北海道の日本海側で60センチ、岐阜県で40センチ、山陰と近畿北部、長野県、それに関東北部で30センチから35センチ、九州北部と山口県、それに四国で20センチなどと予想されています。
気象庁は、吹雪や路面の凍結による交通への影響、落雷、突風のほか、積雪の多い地域では、雪崩や屋根からの落雪などに、十分注意するよう呼びかけています。
コンビニエンスストアで廃棄されたものを拾って食べていた。
一時、車上生活や路上生活に陥り、ホームレス状態になっていた子どもが、この10年で少なくとも85人に上ることが、NHKが全国の児童養護施設などに行った調査で分かりました。
子どもたちは、親が借金の返済から逃れるため、夜逃げするなどしていました。
専門家は格差社会が広がれば、一番弱い部分にしわ寄せが来てしまうと指摘しています。
首都圏近郊の道の駅です。
車上生活と見られる車が、数台、駐車場に止まっています。
こちらの車の助手席には、食品の空き箱が。
後部座席にも、ペットボトルが山積みにされています。
道の駅の駐車場は24時間開放され、トイレや水道もあることから、車上生活者が集まると見られています。
車上生活の経験がある、高校3年の男子生徒です。
小学生のとき、父親の仕事上のトラブルで、一家6人で夜逃げ同然で家を出ました。
小学校には、1年半ほど、通えませんでした。
当時の小学校の校長です。
男子生徒を捜そうと、大家の立ち会いの下、自宅の部屋の中を確認し、親の実家も訪ねましたが、手がかりは得られませんでした。
男子生徒は、父親が死亡したことをきっかけに、保護されました。
しかし、学校に通えなかった影響に苦しんだといいます。
親からの虐待や貧困が理由で、学校に通えないといった、社会とのつながりを絶たれた経験のある子どもたち。
NHKが全国の児童養護施設などを対象に行った調査では、この10年で1039人に上っています。
このうち85人が、親が家賃を払えなくなったり、借金の返済から逃れるために、夜逃げしたりして、ホームレス状態になっていました。
コンビニで廃棄されたものを拾って食べていた。
劣悪な生活環境。
保護されたとき、歯はすべて虫歯。
アンケートには、過酷な生活が記されています。
専門家は。
埼玉県内の道の駅です。
ここでは、2年ほど前、両親に連れられ、車上生活をする小学生くらいの男の子と女の子が目撃されていました。
しかし、施設側は詳しい事情が分からない中で、通報していいのかどうか、判断に迷うといいます。
車上生活から解放された男子生徒は、今、暮らしている施設で初めてスキーやキャンプを体験し、学校にも通えるようになりました。
専門家は、セーフティネットを整備するとともに、保護されたあとのケアにも力を入れる必要があると指摘しています。
シリアやイラクで戦闘を続けるイスラム過激派組織イスラム国。
イギリスの新聞は、戦いから逃げ出そうとした外国人戦闘員100人が処刑されたと伝えました。
戦いが長期にわたる中で士気が下がり、組織内での対立が強まっていると分析しています。
イラク北部の町シンジャルでは、ことし8月以降、イスラム国が襲撃をかけ、多くの住民が避難している山岳地帯を包囲していましたが、イラクのクルド人の部隊が8000人規模の兵力を投入し、包囲網を突破しました。
さらに。
アメリカの国防総省は18日、イスラム国に対して行った空爆で、複数の幹部を殺害したと発表。
イスラム国の指揮系統などに、大きな打撃を与えたと強調しました。
イスラム国などの過激派組織には、欧米などから外国人戦闘員が多数参加しています。
国連の安全保障理事会の会合でも、先月、各国が協力して対策を強化する必要性が確認されました。
こうした外国人戦闘員を巡って、新たな指摘が。
イギリスの新聞、フィナンシャル・タイムズは、シリアでアサド政権とイスラム国の両方と対立している組織の活動家の話として、イスラム国が首都と主張しているシリア北部のラッカから逃げ出そうとした外国人戦闘員100人が、イスラム国に処刑されたと伝えました。
専門家は、外国人戦闘員の中には、長期化する戦闘に疑問を感じ、ふるさとの家族などに連絡を取って、組織から抜け出そうとする者もいるとして、戦闘員の士気が下がっていると分析しています。
また、外国人戦闘員は高額の報酬を得ていると見られていますが、地元の戦闘員との待遇の違いなどから、組織内で対立が強まっているということで、イスラム国の勢いが、一時に比べて弱まっているという見方も出始めています。
次は、千葉県警察本部が、年間の統計に交通死亡事故の件数を、実際より少なく計上していた疑いのある問題です。
統計に記載のない死亡事故は、その6割以上が、ほかの車などが関係しない単独事故だったことが、NHKの調査で分かりました。
千葉県警は、それぞれの事故が統計に計上されなかった背景や動機に至るまで、詳しく調べるとしています。
去年2月に死亡事故が起きた、千葉県市原市の県道です。
男性は、車で走行中に信号機に衝突して亡くなりましたが、事故は、千葉県警の年間の統計には反映されませんでした。
千葉県内で警察が発表した死亡事故では、去年までの3年間に、およそ30件が統計に記載されておらず、このうち少なくとも11件は、遺族などが死亡事故だと証言しているにもかかわらず、統計に計上されていない疑いのあることが、NHKの調査や取材で明らかになっています。
NHKは、統計に記載のないおよそ30件について、さらに分析しました。
その結果、単独で起きた事故が20件と、全体の6割以上を占めたほか、遺族などが死亡事故だと証言した11件を見ても、6割を超える7件が、単独事故でした。
去年までの3年間で統計に計上された事故では、単独で起きた事故の割合は15%から18%と、毎年1割台で推移しています。
傾向が大きく異なることから、計上されなかった事故は、ほかの車などが関係しない、単独事故に集中している疑いが出ています。
千葉県警は、統計の修正に向けて、全面的な見直しを始めていて、それぞれの事故が統計に計上されなかった背景や動機に至るまで、詳しく調べるとしています。
東京電力福島第一原発の事故で、新たな分析結果が明らかになりました。
こちらをご覧ください。
事故が起きたのは、平成23年3月11日。
核燃料のメルトダウンや水素爆発が、3がつ15日の午前中までの丸4日間に相次ぎました。
しかし、外に放出された放射性物質の量は、この丸4日間で全体の25%でした。
75%は、これよりあとの2週間余りで放出されていたことが、今回、新たに分かりました。
15日の夕方からは大量放出があり、原発周辺の汚染が深刻化しました。
20日の夜からの放出は、関東地方などにも広がり、一部の水道水の汚染などにつながったと見られます。
つまり汚染が深刻化したのは、事故発生当初の4日間ではなく、そのあとだったことになります。
これまでの調査は、危機的状態とされた当初の4日間に重点が置かれ、その後の放出の原因については、解明されていません。
こちらが今回、日本原子力研究開発機構の分析で分かった、放射性物質の放出の状況です。
事故から9日後の20日から21日の放出が、関東地方にも拡散している様子が分かります。
東京都内の浄水場では、当時、1歳未満の乳児の摂取制限の指標を上回る量の放射性物質が検出され、ミネラルウオーターのペットボトルが配られました。
放射性物質の放出は、長期化していました。
放出量の日ごとのグラフです。
オレンジ色で示した15日午後以降が、全体の75%を占めていました。
そして今回、15日の夕方から深夜に、大量放出があったことが分かりました。
15日夕方以降のシミュレーションCGです。
原発周辺で、深刻な汚染を示す赤い色が広がっていきます。
帰還困難区域となった大熊町に、自宅や牧場がある池田美喜子さんです。
およそ50頭の牛のために、避難先から餌を与えに通っています。
牧場周辺で想定される被ばくは、今も年間50ミリシーベルト。
牛の出荷はできません。
この日、1頭を放射性物質の影響を調べる研究者に提供しました。
放射性物質の大量放出があった15日夕方以降に、何が起きていたのか。
政府などによる事故調査は、15日までの丸4日間に重点が置かれ、その後の大量放出の原因は、解明されていません。
事故から3年9か月もたって、ようやく全体像が分かってきた放射性物質の放出。
分析をした日本原子力研究開発機構は、次のように話しています。
こちらは、福岡にあるJR博多駅前のイルミネーションです。
青っぽい光がとてもきれいです。
70万個のLEDで彩られています。
この時期になると、師走も大詰めだと感じますね。
ことしも残すところあと10日。
クリスマスや新年を迎える準備も本格的になってきました。
クリスマスまであと4日。
世界中がクリスマスの雰囲気に包まれています。
メリークリスマス!
岩手県大船渡市には、サンタクロースが大集合。
全国から集まったおよそ200人のボランティアです。
はい、メリークリスマス。
被災地の子どもたちを元気づけようと、去年から行われています。
ありがとう。
アメリカ・ロサンゼルスでは、こんな歌が話題になっています。
猫たちが歌うホワイトクリスマスです。
ジングル・キャッツと名付けられています。
来年のひつじ年を迎える準備も始まっています。
年賀状用の写真撮影です。
宮城県南三陸町にある仮設住宅では。
よいしょ、よいしょ。
新年を前に、餅つきです。
そして、あすは冬至。
かぼちゃを食べると、かぜをひかないと言い伝えられていますが。
そのかぼちゃの中に、すっぽり入ってしまった子どもたちがいました。
巨大なかぼちゃをくりぬいたお風呂です。
宮城県石巻市の温泉施設に登場しました。
冬至を前に、ゆずも浮かべましたが、子どもたちの表情は、ちょっと微妙。
その理由は?
ことしも残り僅か。
元気に新年を迎えたいですね。
ニュースを続けます。
北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記の暗殺を題材にした映画を巡って、ソニーのアメリカにある子会社がサイバー攻撃を受けた問題。
ホワイトハウスの国家安全保障会議の報道官は、北朝鮮は責任を認めて、企業が被った損害を補償すべきだとして、サイバー攻撃を認めて、劇場公開中止などで発生した損害を、補償するよう、北朝鮮に求めました。
この問題で北朝鮮政府は、関与を否定するとともに、アメリカ政府に対し、明確な証拠を出すべきだと反論しています。
今シーズン、休養しているフィギュアスケートの浅田真央選手が、5か月ぶりに演技を披露しました。
浅田選手がファンの前で演技するのは、ことし7月以来です。
引退した高橋大輔さんとのペアの演技にも挑戦しました。
ふだんは見られない技で、観客を楽しませました。
浅田選手は、3月の世界選手権で優勝したあと、今シーズンの休養を表明。
スケートよりも、大学生活やダンスのレッスンなどを優先してきました。
師走の都大路で争われた全国高校駅伝の男子は、広島の世羅高校が大会最多に並ぶ8回目の優勝を果たしました。
男子はマラソンと同じ距離を7人でつなぎます。
3区。
広島の世羅は、ケニアからの留学生、ポール・カマイシ。
もう、広島の世羅のポール・カマイシが、横に並びます。
先頭に立ちました。
6位から一気に5人を抜く、2年連続区間賞の快走で、トップに立ちます。
本来のスピードが出せず、満足できなかったとカマイシ。
それでも、2位に50秒以上の大差をつけました。
さらにリードを広げた世羅。
大会最多に並ぶ8回目の頂点です。
一方、5人でつなぐ女子は、4区で2位、大阪薫英女学院の前田が力走。
絶対トップでたすきを渡すと、29秒の差があった立命館宇治に追いつき、決着は最終5区へ。
前田の思いを受けたアンカーの加賀山恵奈が突き放しました。
大阪薫英女学院、初優勝!
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
引き続き、大雪や暴風に警戒が必要ですね。
そうですね、あす朝の通勤・通学の時間帯は、にしにっぽんでもゆきがふって、北海道などは猛吹雪のおそれがあります。
北海道の北にあるこの発達した低気圧の影響で、北日本、暴風が続きます。
さらに、きょう以上に強い寒気が西日本まで流れ込んでくるんですね。
日本海側や西日本の平野部でも雪が降って、積もりそうです。
雨や雪の予想を見ていきます。
今夜以降、あすの朝にかけては、九州や四国、中国地方などの西日本も白い表示で雪が予想されます。
そして日中にかけて、西日本の雪、少しずつ弱まってきますが、日本海側での大雪は続く予想なんですね。
あすの夕方までに予想される雪の量を見てみますと、九州北部や四国などでも20センチ、北陸では70センチの予想です。
交通への影響などにもご注意ください。
2014/12/21(日) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽車内や路上でホームレス状態 子供たちの深刻な実態 【キャスター】守本奈実,【サブキャスター】瀧川剛史,【気象キャスター】岡村真美子

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【キャスター】守本奈実,【サブキャスター】瀧川剛史,【気象キャスター】岡村真美子

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