ドラマスペシャル 科捜研の女 2014.12.21


やだ…まさかそんな…。
どうした?
真犯人は誰なのか!?

(榊マリコ)大事にするって言ったじゃん。
なのに京子ひどい。
(川喜多京子)ちょっとマリコ信じらんない。
そんなに…。
もういい。
(京子)マリコ?マリコ…マリコ!
(京子)マリコ!
(日野和正)マリコ君…マリコ君。
マリコ君!
(日野)珍しいね君が居眠りなんて。
まあこんな時間だしな。
でなんの夢見てたの?
(マリコ)えっ?寝言言ってたよ。
「京子」って。
中学の頃いつも一緒でした。
中学の友達。
へえ…30年近く前の夢見てた?そうですね。
ちょうど30年前です。
ケンカしたのは。
ケンカした?へえよく覚えてるね。
何?何?なんでケンカしたの?さあ?そこは覚えてないんだ…。
はあ…。
まあとにかくね夢の続きは帰ってから見なさい。
いいね?はい。
お疲れさまでした。
はいお疲れさま。
(ドリルの音)
(異音)おい…なんや?なんや?ん?なんやドラム缶かい。
なんや?これ…。
どないしましょう?とにかく出さなしゃあないな。
おい掘れ掘れほら。
おいクレーンで釣れクレーンで。
はいわかりました。
うわーっ!
(宇佐見)お茶どうぞ。
(相馬)朝。
はい。
いただきまーす。
おはようございます。
おはようございます。
お茶淹れてますよ。
ありがとうございます。
(携帯電話)はい榊です。
絵美ちゃん久しぶり!えっ探偵?
(伊藤絵美)そう昨日なんだけどね。
(絵美)うんそれがさあその人マリコの事を色々と聞いてきたのよ。
(姫川みずき)伊藤絵美さんは榊マリコさんご存じですか?
(絵美)ええ知ってますけど…。
(姫川)本当ですか?
(絵美)同じ中学だったので。
(姫川)この近くの中学ですよね?今でも連絡取り合ってますか?あ…あの…一体なんなんです?
(姫川)榊マリコさんの連絡先を教えて頂きたいんです。
もちろんなんにも教えなかったわよ。
(絵美)「でどうする?その探偵に連絡取ってみる?」うん。
一応連絡先を教えてくれる?
(現場監督)おい気ぃつけよ…。
はいオーライオーライ。
はいこっちこっち。
はいオーライ。
ちょっとだけ振れ。
よーしよしよし。
もっとや。
はい気ぃつけよ!監督!監督!うわー!!姫川探偵事務所。
ありがとうわざわざ。
(絵美)「ううん」「あっマリコそういえばこの間テレビに出てたでしょう?」寺科町の工事現場で白骨死体です。
ごめん!また連絡する。
じゃっ。

(サイレン)わかった。
ありがとう。
(相馬)なんだ?これ。
人骨ね。
この液体は何?
(木島修平)わかりません。
浴びてしまった作業員がいて病院へ行ったそうですが健康被害は出ていません。
そう。
相馬君は液体を採取。
亜美ちゃんは現場写真を。
(2人)はい。
液体は骨と一緒にあのドラム缶に入っていたらしい。
ドラム缶はここから出てきたそうだ。
ドラム缶縦に入っていたのね。
随分古いけどいつ頃埋められたもの?すでに使われてないようで役所にも資料がない。
じゃあドラム缶がいつ埋められたかもわからない。
役所の話では20年以上は経ってるらしい。
では御遺骨に聞いてみるしかないわね。
もろい。
えっ?下手に持つと壊れるかもしれない。
骨がもろい?前頭部が垂直に近い。
外後頭隆起が突出していない。
乳様突起は小さく下顎のオトガイ部は鋭角。
女性ね。
頭蓋骨の縫合から見て…二十歳よりも若いかもしれない。
(木島)二十歳前の女性…。
相馬君トレーを持ってきて。
はい。
(相馬)なんか落ちた。
これは…。
アルファベットです。
ん?Ma…rだな。
ric…。
マ…。
マリコ。
やだマリコ。
すっごいヘタクソ。
ちょっと…。
じゃあ京子はどうなの?じゃーん!すごい…。
京子上手。
でしょ?はいじっとして。
約束どおり交換。
でも…こんなのでいいの?これはこれでマリコらしいよ。
大事にするね。
うん。
(亜美)じゃあこの白骨死体は…。
おいその友人に連絡してみろ。
それは…無理なの。
なのに京子ひどい。
ちょっとマリコ信じらんない。
そんなに…。
もういい。
マリコ…マリコ!それで?そのあと京子ちゃんとは?それっきり?ねえ父さんだけど今日も大学の研究室に泊まり?マリコこのままケンカしっぱなしでもいいの?
(いずみ)京子ちゃんって…。
あっ川喜多京子ちゃんね。
もう…何?いいから…。
母さんやめて。
やだからね話さないから。
あらっもうかけちゃった。
早く!ねっはい。
(呼び出し音)ちゃんと話しなさいよ。
(呼び出し音)出ない…。
(いずみ)ん?誰も出ない。
(マリコの声)その時私このままもう京子に会えないんじゃないかって急になぜかそんな気がして…。
(いずみ)あとにしなさい。
ただし電話は9時までよ。
(呼び出し音)どうしたの?
(呼び出し音)マリコ…マリコ!?当時中学生だった私にもすぐにわかった。
夜逃げだって。
京子…。
京子?京子!京子?京子?
(泣き声)京子…。
(マリコの声)それっきりなの…。
川喜多京子ですね。
捜してみます。
最悪の覚悟だけはしておけ。
最悪の覚悟って?川喜多京子が夜逃げしたあとに殺された可能性だ。
親が夜逃げするほどの借金を背負っていたなら怨恨の線もある。
何かの事件に巻き込まれた可能性もある。
土門さん今あんま生々しい事言わない方が…。
うん。
お前の仕事は科学で真実を掴み出す事だろう?たとえそれがどんなにつらい真実であっても。
もちろんよ。

(亜美)ドラム缶を埋めていたコンクリートとケーブルなどを埋めていたコンクリートです。
密度に差があります。
コンクリートの成分が違うって事?いえ調べた結果同じコンクリートでした。
じゃあコンクリートを流し込んだあとの処理が違うんだ。
だと思います。
きっと素人が流し込んだんでしょうね。
現場にあったコンクリートを勝手に使って。
つまり当時犯人は工事関係者がいない深夜とかに現場に来てその工事中の地面にこのドラム缶を勝手に埋めた。
そのドラム缶ですが腐食の具合から見て埋められてから10年以上経ってます。
ドラム缶に入っていた液体ですが炭酸カリウムとヘムでした。
(相馬)ヘム?ヘム…血中ヘモグロビンの分解物質よ。
ヘモグロビンは赤血球のタンパク質。
つまり犯人は…炭酸カリウムで御遺体を溶かした。
骨は溶け残ったんでしょうね。
ええ。
切歯縫合も完全に見えるし蝶形後頭軟骨結合部も確認出来るから二十歳以下。
永久歯が親知らず以外生え揃ってるから14歳以上。
当時14歳だった川喜多京子さんの可能性は残るね。
あとこれ舌骨ですが折れていました。
外部から力が加わらないと折れない骨なのに。
つまり首を絞められて殺された…。
犯人は二十歳以下の女性の首を絞めて殺したあとドラム缶に入れ炭酸カリウムで溶かしたんです。
ひどい話だ。
その被害者が私の友人川喜多京子なら殺されてから30年近く経っている事になります。
本来ならすでに時効だな。
しかしまだ川喜多京子とは断定出来ません。
いつ殺されたのか骨からはわからないのか?はい。
引き続き調べます。
役所の話では掘り出そうとしたケーブルは20年近く前に埋められたものらしいです。
20年前か…。
時効が成立しているかどうか微妙だな。
犯人に海外渡航歴があれば時効が成立していない可能性があります。
わかった。
特捜本部を立てよう。
まずはその骨が川喜多京子のものかどうかはっきりさせろ。
今川喜多京子とその家族を捜しています。
見つかり次第御遺骨とDNAを照合してみます。
川喜多京子のいとこだ。
母方のいとこね。
ミトコンドリアDNAなら鑑定出来るかもしれない。
横浜…。
明日木島が一緒に行く。
俺は引き続き川喜多京子とその両親を捜す。
わかった。
すみません。
主人が久しぶりの休みなんで娘がもう…。
(佐藤学)確か母方のいとこの川喜多さんですか?ええ川喜多京子。
30年前まで横浜に住んでいました。
(佐藤)はいはい…京子ちゃん。
ああ…。
あっ。
何か?ああ…確かその頃夜逃げしたはずですよ一家揃って。
ええ30年前に。
その頃の事詳しく聞かせて頂けませんか?30年前…。
私は地方の大学にいたんでその頃の事は…。
では彼女や彼女の家族が今どこにいるかは…?さあ?あの…佐藤さんの他に川喜多さんの親戚は?うーん…。
川喜多さんの親戚は私と…すでに亡くなってる私の両親くらいですよ。
そうですか…。
あの…DNAを提出して頂けませんか?はい?川喜多京子さんのものと思われる骨が見つかったんです。
はい!?あっ誤解しないでください。
まだ彼女と決まったわけではありません。
ただそれをはっきりさせるためにあなたと血縁関係があるかどうか鑑定させてください。
これで口の中の粘膜を少しだけ採取させてもらうだけです。
わかりました。
私で役に立てるなら。
ありがとうございます。
では早速…。
ここに川喜多京子の家があったんですね。
そう川喜多さんの家がやってた工場と一緒に。
(須磨二朗)ええこの土地は私が買って駐車場にしました。
駐車場の事なら管理会社に全部任せてるんでそっちに聞いてほしいんですがね。
(木島)管理会社に聞いて須磨さんに連絡したんです。
こちらを駐車場にしたのは10年前だそうですね。
ええ。
その前ここには中華料理屋さんがあったとか。
その店をされてた方誰かご存じありませんか?私ですけど?まあ正確には…私の妻です。
ではそのお店の前は何があったんでしょうか?工場ですね。
川喜多ガラス。

(京子)ただいま!
(田所勉)ああ京子ちゃん。
ただいま。
(田所)なんだよこれ。
(京子)これ手作りだから。
何?この「マリチョ」っていうのは。
ハハハッ…ヘタクソだなあ。
ちょっと…田所さん。
あのそれ私が作りました…。
あっ…。
ゆ…ゆっくりしてってね。
あっ…京子が作ったのはこっちでとっても上手で…。
(川喜多修一)マリちゃんいらっしゃい。
あっこんにちは。
へえ〜よく出来てるじゃないか。
天才だな京子は。
お父さん言いすぎ。
先生にも褒められたよね。
さすが俺の娘だな。
今日からでもこの工場継いでもいいぞ。
あんた!互助会から電話が。
あの融資の件。
京子…。
このブローチ大事にするね。
うん。
(木島)川喜多ガラスという工場だったんですね?
(須磨)そういやガラス工場でしたね。
それが倒産して競売に出されていたのを当時私が買ったんです。
(いずみ)もうマリちゃんったら突然帰ってきて。
帰る前に電話ぐらい出来たでしょ?え〜何?聞こえない。
帰ってくるってわかってたら美味しいもの作って待ってたのにって言ったの。
いいわよ別に店屋もので。
もう…。
何やってんの?さっきから。
たまに帰ってきたんだからお台所ぐらい手伝いなさい。
ねえ母さんブローチ知らない?針金で出来たやつ。
針金で出来たブローチ?中学の時にしてたやつ。
友達からもらった手作りの。
知らない。
大体中学の時ってそれから何回引っ越したと思ってるの?そうね。
父さんの勤め先が変わるたびに引っ越したね。
(チャイム)お寿司きた。
マリちゃん出て。
はい。
こっちで仕事があったの。
そうよね。
仕事でもなければ帰ってこないもんね。
なんでそんな言い方するの?でなんの仕事なの?ねえ京子って覚えてる?京子?川喜多京子さん中学の時の友達。
うちにも何度か来た事があるんだけど。
昔の事はね…。
はあ…。
私が忘れっぽいのは母さん譲りか。
ちょっと忘れっぽいって何よ失礼ね。
じゃあ彼女が今どこにいるかなんて知らないよね?この子がどうかした?ううんいいの。
食べよう。
はあ…。
なんだか昔に戻ったみたいね。
こうしてマリちゃんと2人で食べてると。
そうね。
いつも父さん仕事でいなかったから。
そうマリコも一緒。
マリコはお父さん似ね。
でお父さんが仕事で帰ってこないのは今も一緒。
じゃあいつも母さん一人で食べてるの?うん。
フフフ…。
店屋もの取る気にもなれない。
母さん今夜私泊まっていこうか。
えっ!?え?嫌だ…あんた今日帰る気だったの?ああ…アハハ…。
アハハって…まあ薄情な子ね相変わらず。
相変わらずって何よ。
(いずみ)もう嫌だ嫌だ。
久しぶりに帰ってきてこんなにたくさんお寿司食べてさっさと帰る気だったのね?だから泊まるって言ったじゃない。
本当ね?うん本当。
マリちゃん大好き。
フフフ…。
(いずみ)ああよかった。
はあ…。
長い間溶液に浸かっていた御遺骨だからDNA鑑定出来るかどうか不安だったけどなんとかDNAの照合が出来た。
川喜多京子さんのいとこのミトコンドリアDNAと…。
照合の結果…不一致か。
つまりこの御遺骨は川喜多京子じゃない。
やった!よかったですね!よかったとか言わないの。
でもだとするとこれは?
(日野)これって本当にマリコ君が作ったバッジ?
(京子)お待たせ。
ねえ京子。
やっぱりそのブローチ恥ずかしくない?言ったでしょ?これはこれでマリコらしいって。
うん…。
でもこれcじゃなくてkじゃない?ああっ…ちょっと京子!ええ。
私が作ったものに間違いありません。
お前が作って川喜多京子にあげたはずのものがなんで第三者の骨と一緒に出てくるんだ?土門さん。
あの白骨死体が入っていたドラム缶20年以上前に埋められた可能性が高いんですよね?そうですが…。
マリコさんがこのブローチを作って川喜多京子さんにあげたのは30年前。
ええ。
では20年前から30年前に失踪した二十歳以下の女性を調べられませんか?それって日本全国かなりの数になるよ。
いや被害者が川喜多京子の関係者なら当時彼女が住んでいた神奈川県で探せばかなり絞れます。
おお。
該当する捜索願は10件あった。
中でも気になるのがこれだ。
30年前に行方不明になった当時18歳の短大生だ。
30年前…。
「磯島忍横浜市」…。
これって…。
ああ。
彼女が住んでいたのは川喜多京子の家の近くだ。
つまりお前が住んでいた近くでもある。
面識はないか?わからない。
そうか。
磯島忍の父親は今東京に住んでる。

(木島)すいません。
磯島信介さんですね?
(磯島信介)ああ。
磯島忍さんの事で少しお話があるんですが…。
忍!?まさか忍が見つかったのか?
(木島)いえ…少しお時間よろしいですか?
(磯島)横浜から東京に越したのは女房が死んですぐだ。
奥様亡くなられたんですか?忍がいなくなってすぐ体を壊して…。
忍さんが失踪されたのは30年前の11月2日でしたよね?そうか…もう30年か…。
(磯島忍)ちょっと出てくる。
こら不良!こんな時間にどこ行くんだ?
(忍)近く。
川喜多さんとこ。
忍さんは川喜多さんの家へ行くと言ってたんですか?ああ。
忍とはそれっきり…。
川喜多さんとは親しかったんですか?仕事を一緒にした時にウマが合って…。
それから川喜多とは家族…いや親戚ぐるみの付き合いだった。
じゃあ川喜多京子さんをご存じですね?ああ。
京子ちゃんは忍と実の姉妹みたいに仲がよかったから…。
やっぱり川喜多が怪しいのか?だって忍がいなくなった夜に川喜多も消えたんだぞ。
随分借金があったらしいしあの夜忍が川喜多の家に行って何かに巻き込まれた…。
誰だってそう思うだろ!川喜多さんがいなくなった夜に忍さんもいなくなった…。
当時その話を警察にしましたか?もちろんしたよ。
その日京子ちゃんがうちに来てたって事もな。
京子ちゃんは悪くないから。
ね。
(磯島)ただいま。
京子ちゃんどうした?なんでもないから。
行こう。
なんで京子さんは泣いてたんです?あの川喜多さん一家が今どこにいるかご存じないですか?こっちが教えてほしいよ。
警察が何言ってんだよ。
はあ…すいません。
あの磯島さんDNAを提出して頂けませんか?唾液というか口の中の粘膜をこれで少し採取させて頂くだけです。
なんでそんな事するんだよ。
はい。
実は先日京都市内で白骨死体が発見されました。
白骨死体!?はい。
14歳から二十歳の女性の御遺骨です。
一緒に発見された物証により川喜多京子さんの関係者である可能性が高いと…。
ふざけるな!何言ってるんだよ…なんで忍が京都で…。
落ち着いてください。
まだ忍さんとは断定されてません。
それをはっきりさせるためにお父様のDNAと照合させてください。
なんだよ…なんだよ忍が白骨って…!ふざけるな!忍は生きてるよ!忍は生きてるよ!忍は生きてるよ…。
忍は生きてる…。
DNAは提出してもらえたのか?はい今鑑定してもらっています。
それじゃこれは…。
鑑定の結果磯島忍さんに間違いない。
ちょっと出てくる。
また東京に行ってきます。
え?磯島さんに伝えないと。
そうだな。
直接会って伝えた方がいい。
なら私も行く。
残酷な事実を伝えるのは刑事の仕事だ。
一体誰が磯島忍さんを…。
彼女が殺された頃夜逃げした川喜多一家…。
え?やはり気になる。
今一体どこにいるんだ?それと私が京子にあげたブローチ…。
マリコらしいよ。
なんで磯島忍さんの御遺骨と一緒に見つかったんだろう?2人には親交があった。
京子ちゃんは忍と実の姉妹みたいに仲がよかったから…。
川喜多京子から磯島忍に渡っていても不思議はない。
京子が忍さんにあげたって事?でも…。
大事にするね。
そう言ってた京子が人にあげるなんて…。
あげたんじゃないとすれば殺害か死体遺棄の時に落ちた可能性もある。
そんな…。
ブローチか…。
(藤倉)「これも一緒に発表しろ」?被害者の名前を発表する時にそのブローチも公開すれば川喜多一家の情報も集まるかもしれません。
条件がある。
そのブローチの持ち主である川喜多京子の名を公開する事は許可出来ない…ですね?そうだ。
どういう事?川喜多一家が30年も逃げてるとしたら京子の名を出す事によって追い詰めさらに潜伏される危険がある。
ああ…。
わかりました。
報道発表の仕方は部長にお任せします。
俺から特捜本部に打診しておく。
わかりました。
遺族である父親の許可を取ります。
失礼します。
土門。
はい。
遺骨の引き取りについても話し合っておけ。
はい。
わかってる。
遺骨は引き続き鑑定出来るよう交渉する。
お願い。
(アナウンサー)「京都市内で白骨死体が見つかった事件で京都府警はDNA鑑定の結果遺体は30年前から行方がわからなくなっていた当時神奈川県横浜市在住の磯島忍さん18歳だったと発表しました」「忍さんのものでないと思われるブローチが一緒に見つかっている事から京都府警はこのブローチの流通先を中心に引き続き捜査するとともに皆様からの情報も広く求めるとの事です」
(アナウンサー)「京都市内で白骨死体が見つかった事件で京都府警はDNA鑑定の結果遺体は30年前から行方がわからなくなっていた当時神奈川県横浜市在住の磯島忍さん18歳だったと発表しました」
(チャイム)こちら榊マリコさんのご実家ですよね?はい。
(姫川)私こういう者です。
一晩でこれだけ情報がきた。
中でも気になるのがこれだ。
「田所勉70歳東大阪市」…。
30年前まで川喜多ガラスにいたそうだ。
え!?田所勉お前は知ってるか?ごめんなさい名前言われても…。
免許の記録から取った現在の写真だ。
わからない。
お前なんにも覚えてないんだな。
そんな事言ったって30年も前よ。
田所はこのブローチの事覚えてるらしいぞ。
え!?川喜多京子がこれをしてたって事もな。
会って話がしたい。
もうすぐ京都府警に来る。
わざわざ大阪から?仕事で京都と大阪をよく行き来してるそうだ。
ついでに寄ってくれるらしい。
私も同席させて。
うん。
そう言うと思った。
(田所)京都には古いお寺や神社が多いでしょ。
そういうところは古いガラスを使ってる事が多くてね。
修理や修復のためによく来るんですよ。
田所さんは今も現役のガラス職人さんなんですね。
この道50年です。
あの…このブローチの事覚えているんですよね?ああ…京子ちゃんが一時よくしてました。
何?この「マリチョ」ってのは…。
(田所)ハハッヘタクソだな。
よくからかいましたよ。
こんなバッジみっともないから外せってね。
そうですか。
その川喜多京子さんは今どこにいるんですかね?さあ…昔突然いなくなったままです。
それから川喜多さん一家と連絡は…?いえ。
今はどこでどうしてるんだか…。
いやあ最近歳のせいですかね。
よく思い出すんですよ修さんの事を。
「川喜多修一」だから修さんね。
京子さんのお父さん。
(田所)ええ。
そういえばこの前京都聖パウロ教会に行った時も思い出しましたよ修さんを。
京都聖パウロ教会?川喜多さんと行った事があるんですか?一緒に行った事はありません。
ただそこの古いステンドグラスの修復がいいっていう噂を聞いたもんですからね。
ステンドグラスの修復がいい…。
素晴らしい修復でした。
あれは並大抵じゃ出来ません。
それこそ修さんぐらいの腕がないとね。
京都聖パウロ教会ですね?
(田所)ええ。
いやもちろんそのステンドグラスの質もいいんですよ。
しっかり作ってあるガラスはどんなに古びてもどんなに壊れても修復出来るんですよ。
(鐘)お待たせしました。
あちらのステンドグラス修復したのは今年の2月で業者の方はこちらです。
川喜多修一が大阪で見つかった。
大阪…。
坂野硝子工芸という会社にいる事がわかった。
坂野硝子工芸…。
川喜多修一の顔を知っているお前に会ってほしい。
(アナウンス)「留守番電話に接続します」マリちゃん携帯切ってる。
(アナウンス)「発信音のあとにメッセージを録音してください」マリちゃん?母さんだけど…。
ああ一番奥で…。
ありがとうございます。
失礼します。
あの怪しい者ではありません。
京都府警です。
お久しぶりですおじさん。
榊マリコです。
中学の時京子さんと同級生だった…。
何度かおじさんの家にもお邪魔しました。
あっ工場にも…。
あっ…マリちゃん?フフッ…そうですマリちゃんです。
わからないですよね30年も経ってたら。
そうか…じゃあ京子も今はマリちゃんみたいに…。
今は…?いつです?いつから京子さんと会ってないんです?妻と離婚したのは横浜を出てすぐでした。
30年前ですね。
その時取引があったこの会社に拾ってもらって社長さんがいい人で全てわかった上で私を…。
で…家族で入れるアパートまで借りてくれて。
でも…。
奥さんが娘さんを連れて出ていったんですね?代々続いた川喜多ガラスを私が潰して揚げ句に夜逃げ…。
そりゃ…捨てられますよ。
あの…この人に見覚えはありませんか?磯島忍30年前に短大生でした。
近所に住んでいて京子さんとは親しかったとか。
何か思い出しましたか?拒否…するんですよ。
は?あの頃の事を思い出そうとすると…なんていうんでしょうかね。
頭が拒否するんです。
あの頃いい思い出なんて一つもなかったから…。
(物音)
(川喜多)悪いな。
すぐやるよ。
ああ違う違う。
炭カリ取りに来ただけや。
炭カリ…。
炭酸カリウムで御遺体を溶かした。
炭酸カリウムはガラスの材料。
ガラスの材料…?だとすると30年前川喜多がやっていた工場にも炭酸カリウムはたくさんあったはずだな。
ええ。
木島調べてほしい事がある。
マリコさん大阪行ってるの?お土産に三谷屋のタコタルト頼めばよかったよ。
観光で行ってるんじゃないですよ。
(姫川)あのですね!
(姫川)テレビではこうして顔も名前も肩書きも出してるのにそれは教えられないっておかしくありませんか?
(職員)ですから警察職員の個人的な情報については一切お教え出来ないんです。
私は榊マリコさんがこちらの科捜研にいるのかどうかそれを教えてくださいって言ってるだけなんですよ。
そうか。
ん…わかった。
川喜多修一は経営者としてはともかくかなり腕のいい職人だったみたいだ。
ええ。
古いステンドグラスの修復もしてたようだし。
当時かなり薄いグラスを作っていて京都にあるバーに卸していたらしい。
京都のバー…?割れやすいグラスだったからたった一軒のバーしか使っていなかった。
商売としては成り立っていなかったろう。
でもきっと割れるたびに発注したはずよね。
川喜多本人が横浜から京都まで運んでいたようだ。
自ら京都に?そのついでに死体を運びあの工事現場にドラム缶で遺棄するぐらいは出来たはずだ。
川喜多なら炭酸カリウムも持っている。
そんな…。

(相馬)榊マリコ!お前は狙われている!何やってんの?狙われてる?受付で姫川っていう女の探偵がマリコさん捜してました。
姫川…。
榊マリコここにいるんだろ?いるんなら出せ!痛いし若干ニュアンス違ってるし…。
あっ!忘れてた!ああ〜…!姫川探偵事務所…この人?
(亜美)ですかねえ…。
知り合いですか?
(携帯電話)ごめん…。
母さん?もう〜やっと出た。
ねえ留守電聞いてくれた?「留守電?」やだ〜。
母さんの残した留守電聞いてないの?急用?急用じゃないならまた…。
ああ〜ちょっと待って。
マリちゃんを訪ねてきたのよ探偵さんが。
探偵?もしかして女性の?姫川探偵事務所の姫川さん。
マリちゃんとね連絡取りたがってたわよ。
実家にまで訪ねてきたの?マリちゃんの携帯教えてってすごくしつこかったの。
だから母さんね娘に聞いてからにしますってそう言っておいた。
ありがとう母さん。
すぐ連絡してみる。
あっ…!連絡するって連絡先わかるの?もう〜相変わらず変な子。
(携帯電話の振動音)はい姫川です。
初めてお電話します。
榊マリコと申します。
榊マリコさん!連絡をお待ちしておりました。
姫川さん私を捜しているそうですが…。
(姫川)「はい。
実は私探偵業をしておりまして…」ええ。
実家や友人宅京都府警にまでいらしたとか。
(姫川)「あ…さっきまで京都府警にいたんですが榊さん今日中にお会い出来ませんか?」その前になぜ私を捜してるんですか?
(姫川)「もちろんある依頼人からのご依頼です」依頼人…それは誰ですか?
(姫川)「すみません。
いくら警察の方でも依頼人の名を電話で簡単に教えるわけにはいきません」わかりました。
何時にどこに行けばいいですか?遅くて申し訳ないんですが今夜10時私の事務所でも構いませんか?あそこですね。
相馬君ありがとう。
もうここでいいから帰って仕事して。
(相馬)看板の電気消えてますね。
もうすぐ約束の時間なのに。
まだいないのかな?相馬君聞いてる?行きましょうレッツゴー!相馬君。
これ以上私の個人的な事に付き合わせるわけにいかないの。
いいからもう…ね?だって興味あるじゃないですか。
マリコさんをつけ狙う美人探偵。
そう美人だったの。
だったらなおさら連れていけない。
ええ〜!じゃあこうしましょう。
(相馬)その美人が帰ってくるまでせめてそこに明かりが灯るまで…!
(爆発音)
(相馬)うわっ!
(相馬)あいてっ!いてて…!うう…?
(人々の悲鳴)マリコさん大丈夫ですか…!
(宇佐見)亡くなった姫川探偵…?やけどはほとんど第1度か第2度だった。
(宇佐見)軽傷ですね。
という事は死因はやけどじゃない。
やけどは体の正面に集中。
皮膚の断裂も多かった。
触ってみた限り骨折もかなり…。
(宇佐見)つまり死因は爆風による衝撃。
その爆風で多分…こういうとこに叩きつけられた。
つまり爆発のかなり近くにいたはず。
御遺体を洛北医大に運んでください。
(鑑識員)はい。
大丈夫ですか?大丈夫。
亜美ちゃん鑑定機材は?相馬君!
(相馬)はい!はい!現場鑑定始めるわよ。
はい。
(宇佐見)はい!
(相馬)マリコさん!爆発で飛散した破片なんですが…この辺りまで飛んでたそうです。
(亜美)かなりの威力ですね。
その遠くまで飛んでいた破片には出入り口付近のものが多くなかった?
(相馬)はい。
ドアなんか粉々で飛んでました。
やっぱり…。
(宇佐見)というと?被害者の体液と思われるものがドアの外にしかなかったんです。
(亜美)探偵さんはドアの外にいて爆発の犠牲になったって事ですか?
(相馬)となるとドア付近で爆発した…?ドアに爆発物が仕掛けられていた可能性が高いと思う。
(亜美)えっ…やっぱこれ爆発物でやられたんですか?
(宇佐見)可能性は高いですね。
現場から燃焼促進剤にあたるものは検出出来てませんから。
(相馬)この部屋ガス通ってないし配線や配電盤も異常なかったしだとすると爆発物ですね。
(宇佐見)それなら採取された破片に爆薬の類いが付着しているはず。
すぐに科捜研で鑑定します。
(走る音)あっ…もう来てるし。
風丘先生待ってました!どうぞ!マリコさん一体どういう事?麻倉町で爆破殺人事件が起きたんです。
はい!それは今すぐ来いという有無を言わさぬ電話で聞きました。
でもさ朝になってからじゃダメなの?本来解剖っていうのは執刀時間が決められてて…。
鑑定処分許可状はとっています。
一刻も早く解決したいんです。
でしょうけど…。
私のせいかもしれないんです。
はい?事件が起きたのは私のせいかもしれないんです!えっよくわからないんだけどマリコさんのせいかもしれないから私に頑張れと?わかってもらえてよかった。
先に体表見てますから急いでくださいね!いや何一つわかってないから。
体内の出血がひどいですね。
ほとんどの内臓が破裂してる。
気管支に…すすは少ない。
やけどや粘膜の剥離も少ないですね。
うん…一瞬の爆発で死亡したのね。
脊椎骨の損傷が激しい。
爆発した瞬間背中から激突した。
それが死因ですね。
よほど爆発物の近くにいたようね。
そう思います。
きっと鼓膜も破れているでしょう。
そうね。
では頭を開いてみましょう。
土門さん。
おう。
お前を捜していた探偵が殺された。
それは探偵が狙われたのか?それともそこに来る予定だったお前が狙われたのか?わからない…。
俺たちが捜査している白骨死体との関連は?わからない。
わかっているのは私のせいだって事。
何?姫川さんが前から連絡を取りたがってるのはわかってたの。
らしいな。
その時すぐに連絡を取っていれば…。
そのあとすぐにこの骨が見つかり事件になり忙しくなった。
忘れてしまっても無理はないさ。
何よいつもは厳しい事言うのに。
お前の忘れっぽさを責めても今さらどうしようもない。
かえって傷つく言い方。
後悔してる暇があったら鑑定しろ。
泣き言はいらん。
証拠を出せ。
それがお前だ。
言われなくてもわかってるわ。
(ドアの開く音)
(日野)ちょっといい?これ見て。
(宇佐見)爆発で飛散したものにこの手の布が何枚もありました。
(日野)気になって調べたら…30年前に発売されたコートだった。
30年前って…。
(宇佐見)ここから汗の成分が出ました。
この布からDNAが検出出来た。
鑑定の結果磯島忍さんのDNAだった。
(木島)えっ?えっどういう事ですか?きっとこれは30年前忍さんが着ていたコート。
ちょっと出てくる。
こんな時間にどこ行くんだ?
(忍)近く。
川喜多さんとこ。
それを犯人がずっと持っていたのか?つまりこの爆破事件の犯人は30年前に忍さんを殺害した犯人である可能性が高い。
繋がったな2つの事件が。
でも犯人はずっと持ってた忍さんの服をなぜ30年も経ってから探偵と一緒に爆破したんでしょうか。
(宇佐見)それが証拠隠滅だとしたら浅はかですね。
爆破すれば証拠がなくなると思ってるなんて。
この犯人30年前には御遺体を溶かしさえすれば証拠がなくなると思っていた。
なるほど。
同一犯らしい発想だ。
でも御遺骨爆発の破片火薬。
その手の証拠からは決して逃れられない。
どんなに壊しても溶かしても全てを消せるわけじゃないそういう事だな?そのとおりです。
爆発に使われた火薬が検出出来ました。
炭酸ナトリウム硝酸ナトリウム硫黄…。
ダイナマイトか。
(木島)え!?はい。
今回使用された爆発物はダイナマイトです。
(相馬)えっダイナマイトだったんですか?
(相馬)よっ…!だとするとそれ手作りですよ。
はいこれレシピ。
(木島)銅製の金属片…。
(相馬)それきっと導火線。
(木島)鉄製の管。
(宇佐見)信管ですね。
で…最も遠くに飛び散った破片の中にこんなのがありまして…。
似た素材で出来てたんでジグソーパズル的に繋いだらこんなん出ました。
これは何かの基板か?電子回路のようね。
(宇佐見)ここに入る部品は乾電池。
さすが宇佐見さん。
これが探偵事務所の出入り口に仕掛けられていた?多分事務所のドアを開けると電池が作動し銅線に通電されてドカン!って仕掛けです。
ほう…!驚くのはまだ早いですよ。
その電池ALSで見てみたら…。
(木島)あ…これ指紋ですか?
(相馬)仕掛け作った犯人のかもしれませんよ。
すぐに指紋の前歴を調べて。
(相馬)調べました前歴なしです。
そう…。
相馬君大活躍ね。
ご苦労さま。
甘〜い!俺の活躍はここからですよ!はい。
(木島)これはドアの一部ですか?鍵がどうかしたか?飛び散った出入り口の鍵です。
でよく見ると…。
(宇佐見)この鍵穴の傷…爆発によるものではないですね。
もう今言おうと思ったのに。
そう実は…。
ピッキングの痕跡。
もう…。
つまり犯人はピッキングで鍵を開けて事務所に入った。
そうやってドアに爆発物を仕掛けたのね?じゃあ…これ何かわかります?これは…時計よね。
ブー!正解は時計型の隠しカメラでした。
隠しカメラ?あの探偵事務所が入ってたビル防犯カメラ的なやつが全然なかったじゃないですか。
(木島)まあ古いビルでしたしね。
ところがさすが探偵さん。
自分の事務所に隠しカメラ仕掛けてました。
って事は留守の時はこれで録画した。
でしょうね。
動体検知機能付きでしたし。
動くものに反応して録画する機能です。
視野は90度しかなかったけど結構長く録画出来るタイプだったんで…さすがプロ仕様。
じゃあ…ピッキングで侵入した犯人が映ってる?と思ったんですけどメモリー内蔵型でしかも爆発で変形しちゃってるんで…今涌田に映像を復元してもらってます。
すごい相馬君。
大手柄よ。
でしょ?もっと言ってくださいよ。
亜美ちゃん映像の復元どう?出来そう?結構大変だったのにもう飽きられた?今バージョンアップしたデータ解析ソフトで解析中です。
もう少ししたらなんとか断片的な映像が見られるかもしれません。
(日野)マリコ君!マリコ君ちょっと!
(日野)あっここ…。
これ見て!爆発で飛び散った探偵事務所の資料なんだけどね…。
依頼人の名簿ですか?なんとか読めるよう復元したらここ…!原京子…?旧姓喜多…。
まさか…川喜多京子…!?やっぱりそう思うよね!
(木島)木津川市…京都ですよ!この名前と住所から電話番号調べろ!
(木島)はい!
(日野)じゃあコピー渡すから!
(木島)はい!
(日野)はい!
(日野)あーっ!
(相馬)何やってんだよ!
(木島)すいません!
(日野)いいから行って!探偵事務所にあった写真これから復元するからね。
これ…。
なんだ?これ私よ。
(土門・日野)え!?どうして中学生の時の写真が…。
(亜美)寺科町の工事現場で白骨死体です。
私が京子にあげたブローチ。
それじゃこれは…。
鑑定の結果磯島忍さんに間違いない。
京子ちゃんは忍と実の姉妹みたいに仲がよかったから…。
忍さんは川喜多さんの家へ行くと言ってたんですか?ちょっと出てくる。
川喜多さんとこ。
(磯島の声)忍とはそれっきり…。
きっとこれは30年前忍さんが着ていたコート。
つまりこの爆破事件の犯人は30年前に忍さんを殺害した犯人である可能性が高い。
お前を捜していた探偵が殺された。
なぜ私を捜してるんですか?もちろんある依頼人からのご依頼です。
依頼人…それは誰ですか?まさか…川喜多京子…!?やだ…まさかそんな…。
どうした?私を捜してたのはきっと京子よ。
うん?だとしたら京子が危ない!
(木島)住所から電話番号を調べたんですがどうやら固定電話を持っていないようで。
今土門さんが「原京子」「川喜多京子」の名前でその住所で登録された携帯番号を探しています。
(携帯電話)土門さん京子の携帯番号は?「探してるが原京子や川喜多京子での登録はない」そんな…。
はあ…住所だとこの辺なんですけどね。
すいません。
(女子生徒)じゃあね。
(女子生徒)バイバイ。
京子…。
(木島)マリコさん。
やっぱりこの辺に原さんというお宅はないみたいです。
そう。
マリコさん?三…原京子。
待って!警察です。
三原京子さんは?
(三原さやか)お母さん!
(三原京子)どうしたの?おかえり。
…どなた?
(さやか)刑事さんみたい。
(京子)え…?京子…京子なの?私榊マリコ。
中学で一緒だった。
マリコ…マリコ!?嘘!?京子…よく聞いて。
あなたが依頼した探偵が…。
ああやっと連絡ついたんだ!マリコ!会いたかった!京子…。
あの…聞いて。
(さやか)お母さん!これ何届いたの?おばあちゃんからみたいだけど。
動かないで!それを…ゆっくりこっちに。
俺が…俺が受け取ります。
え…何?ちょ…なんなの!?落ち着いて。
爆発物の可能性がある。
嫌だ!ダメー!!はあはあはあ…。
ああ…。
ここのおばあちゃんやっぱりこんな荷物送ってないそうです。
なんか障害物があって見えにくいけどこれが配線。
これが電池。
だとするとこれが基板でスイッチ。
タイマーはないみたいだけど多分爆発物ですね。
この配線の流れからすると開けたらドカンタイプ。
今の話をして処理班を呼んで。
はい。
しっかしこの障害物なんなんだ?この辺なら突っ込んでも大丈夫そうだな。
うん?この障害物布ですね。
布がなんで爆発物に?はっはあ…クッション代わりだな。
そうか…そのクッションで電池や配線が動くのを最小限にしてあるのね。
開けた時にちゃんと爆発するように。
じゃあ探偵事務所に仕掛けたものもそうやって…。
持ち帰ってちゃんと鑑定してみましょう。
あの宅配便京子が受け取ったのよね?なんでもいいのどんな特徴でも。
男の人だった?それは多分間違いないけどでも顔は全然覚えてない…。
っていうかろくに顔見なかったかも。
ごめん…。
いいのよ。
私だって覚えてないんだから。
(ため息)ありがとうございました。
今回の火薬探偵事務所の爆発物と同じものでした。
電子回路なんかの部品も同じものでしたよ。
(相馬)布も前回のコートの一部でした。
同一犯って事だね。
ええそして30年前に磯島忍さんを殺した犯人。
爆発物を届けた業者偽者だったんだよね?ええおばあちゃんは送ってないそうですから。
つまりその宅配業者が犯人ですね。
(京子)はあ…でもまさかマリコが警察の仕事してるなんて。
当時のマリコからは想像出来ない。
そう?それにマリコも京都に住んでたなんて。
私も驚いた。
本当運命ね。
(ノック)三原さん。
今日はもう帰って頂いて結構ですが念のためホテルなどに泊まりますか?ああ…主人は?こちらから連絡しました。
今はご自宅に戻られています。
じゃあ私たちも帰ります。
木島君今日からしばらく彼女の家…。
わかってます。
警察官が見張って巡回もします。
ありがとうございます。
実はね最初に娘さん見た時私驚いたの。
あんまり似てたから昔の京子に。
中学に入ってますます似てきた。
そんな娘見るたびに思い出しちゃってマリコの事。
それでマリコに会いたいって思って。
だから探偵に?だってマリコも引っ越してて行方わからないし。
あっ今はまた横浜に住んでるのよ母が。
みたいね!でも全然知らなかった。
私夜逃げしたでしょ?だから気安く連絡出来る友達なんていなくて。
(姫川)そうですか…だとすると難しいですね。
中学に直接問い合わせても卒業生の事は教えてくれないんですよ。
でも探偵さんは絵美ちゃんに会ったみたいだけど。
そう同じ中学に通ってた人で今のマリコを知ってる人にやっと会えたって連絡あった。
そのあと母にも会ったのよね。
それ聞いた時私これでマリコに会えると思って。
(姫川)中学の友達が捜していると話してもやはり警戒されマリコさんの連絡先は教えてもらえませんでした。
わかりました。
私の方からお母さんに連絡してみます。
はいありがとうございました。
(京子の声)そんな時…。
(アナウンサー)「当時神奈川県横浜市在住の…」
(京子の声)忍さんが殺されてた…それも30年前に!私驚いてすぐ探偵さんに連絡したの。
(京子の声)そしたらその時彼女はちょうど少し前にテレビに出てたマリコをネットで見つけたらしくて…。
(携帯電話の振動音)はい姫川です。
それで彼女は京都府警に…。
あれ…?でもちょっと待って。
忍さんが殺されたニュースを見てどうして警察じゃなく探偵さんに連絡したの?ああ…それは…。
京子?
(三原和則)京子刑事さんが明日の予定を教えてくれって。
明日の予定?ああ。
警備をするのに必要なの。
そうなんだ…。
(三原)それ全て妻の作品ですよ。
ええ!?京子がこんなものを?ええ優秀な工芸作家として私の会社で働いてくれてます。
ご主人の会社で…。
とは言ってもネットで商売している小さな会社で…。
まあアンテナショップが1軒河原町にあるぐらいですけどね。
京子がガラス細工を…。
京子と2人にして頂けますか?あ…はい。
京子教えて。
忍さんが殺されたニュースを見た時どうして警察じゃなく探偵さんに連絡したのか。
京子。
マリコ…。
そうかそれは気になるな。
わかった調べてみる。
調べた結果その人物なら当時炭酸カリウムを手に入れる事が出来ました。
その人物ならそれで御遺体を溶かす事もダイナマイトを使った爆発物も作れるはずです。
その被疑者を犯人とする証拠はあるのか?直接的な証拠はこれです。
探偵事務所を破壊した爆発物の電池に指紋が。
今の段階でその被疑者に指紋を提出させる令状は取れるのか?いえ令状を取るには別の証拠が必要です。
それは私たち科捜研が必ず。
どうしたの?何かわかったの?
(亜美)京子さんの家の近くの防犯カメラにこんな人が。
宅配業者。
マリコさんが見た人に似てませんか?着てる制服は似てるかもしれません。
でもこの業者なら制服はみんな同じですけどね。
はあ…マリコ君の記憶力がもっとよかったらなあ。
でもこれ後ろ姿ですし。
ええ肝心の顔が見えないから仕方ないですよ。
でも結構きれいに映ってるわね。
近接化処理先鋭化処理…色々しましたからね。
でも下半身が車に隠れちゃってるし帽子被ってるし揚げ句の果てに後ろ姿だし。
男だって事しかわからないですよ。
はあ…亜美ちゃんあっちも見せてあげて。
あっち?探偵事務所の隠しカメラ一部復元出来たんです。
すごい!やったじゃない!ところが…。
はいまばたき禁止!
(亜美)以上が復元出来た映像です。
短い!ほとんどサブリミナル映像。
今のが探偵事務所に侵入した犯人?そうです。
いいところで静止画にします。
結構きれいに映ってる。
でもまた後ろ姿で帽子被ってるし。
さっきの宅配業者と並べてみて。
はい!同一人物かなあ…。
ああ…微妙だ。
微妙すぎる。
肝心の顔が見えないので顔認証が出来ませんね。
こっちなんか足が映ってないから歩容認証も出来ません。
着てるものが違うから色彩認証も出来ない。
でねどうしたもんかなってみんなで話してたの。
でもこっちも男ですよね?そうですね…この体格から見て。
体格…。
そうか…その手がある。
えっ…どの手?見て。
どっちも上半身がしっかり映ってる。
(相馬)後ろ姿ですけどね。
これなら骨格認証が使える。
骨格認証?法医学と画像解析の知識を使い映像から人間の骨格を割り出して鑑定する事。
わかった。
用意させる。
やり方は顔認証と同じ。
顔認証は目耳鼻口といったその人固有の特徴点の位置と距離を出して照合するでしょ?骨格認証の特徴点はずばり関節。
まずは鮮明な映像からその人物の首肩腕腰などの関節の位置を割り出す。
各関節に特徴点を打ったら今度は関節と関節の距離を医学的に考慮し仮想骨格を作る。
うん出来た。
これでいいわ。
(亜美)こっちが探偵事務所にいた人でこっちが宅配業者ですね。
こうして作り上げた3Dの仮想骨格はパソコン上で自由にポーズを取らせる事が出来る。
じゃあこの2つを同じポーズにして重ねて。
はい。
骨格が一致した。
間違いない。
この2人は同一人物よ。
榊。
尾行班からデータを送らせた。
尾行班?データ?これは…この後ろ姿は?被疑者の上半身を後ろから撮った写真です。
被疑者!?えっもう犯人割り出したんですか?ああ。
だが証拠がなかった。
じゃあこの被疑者を骨格認証で照合するわよ。
照合した結果姫川探偵事務所を爆破した犯人と三原京子さんに爆発物を届けた犯人の骨格が一致しましたあなたの骨格と。
照合した結果姫川探偵事務所を爆破した犯人と三原京子さんに爆発物を届けた犯人の骨格が一致しましたあなたの骨格と。
お前が殺した磯島忍さんの父親が言ってたそうだ。
川喜多とは家族…いや親戚ぐるみの付き合いだった。
一方お前はこう言ったそうだな。
川喜多さんの親戚は私と…すでに亡くなってる私の両親くらいですよ。
つまり川喜多さんの唯一の親戚であるあなたは忍さんと面識があったはずなんです。
そこで忍さんの父親に確認したら当時大学院生だったお前とは仲がよかったそうだな。
そういえばあなたあの時こう言ってましたね。
30年前…私は地方の大学にいたんでその頃の事は…。
京都にある大学の理工学部らしいな。
違う!私じゃ…。
骨格認証!?こんなもの証拠になるんですか!失礼します!なりますよ。
それにこういう証拠もあります。
探偵事務所に仕掛けられた爆発物に付着していた指紋…。
あなたの指紋と照合してみますか?この証拠があればお前に指紋を提出させる令状なんか簡単に取れる。
(佐藤)覚えてないよ30年も前の事。
いいえ…あなたは30年間ずっとこれを持っていた!30年前あなたが殺した忍さんのコートを!それでも覚えてないって言うんですか?あの夜は親父もおふくろもいなかった。
そこに里帰りしていた俺が電話したら…。
(佐藤の声)忍がのこのこやってきて…。
(佐藤)ちょっと忍ちゃん!なんだ変だよここまできて…。
ちょっと…。
忍ちゃん!やめて…!忍ちゃん…。
やめ…!嫌!
(忍)嫌!
(佐藤)オラッ!ここまできてなんだよ!?学さんやめて…!
(佐藤の声)なのに抵抗されて…。
その後あなたは近所にある川喜多さんのガラス工場へ行き…。
炭酸カリウムを盗んだ。
川喜多さんが夜逃げした直後だったため誰にも気づかれずに…。
あなたはそれを持って京都へ戻り…。
誰もいない時にあの工事現場に行って…。
それで全てきれいさっぱり終わったはずだったんだ。
なんてひどい…。
なのに30年も経って突然あの探偵が来て…!
(姫川)佐藤学さんですね?
(姫川)この方をご存じですか?ご存じなんですね磯島忍さんを。
知りませんよ。
なんなんですか?30年前の11月2日の夜彼女に会ってませんか?
(佐藤の声)あの探偵はあの夜の事を知っていた。
彼女横浜にあるあなたの実家に来てませんか?知らない。
ええ?なんでそんな事を?
(姫川)ある依頼人からのご依頼で伺ってます。
誰だ?その依頼人って。
(姫川)それは言えません。
それじゃあこっちも話せないよ。
(姫川)当時忍さんと親しかった方からのご依頼です。
(佐藤の声)そんな話を昔忍から聞いた事があった。
(姫川)あなたも当時忍さんと親しかったようですが。
思い出せませんね。
では忍さんのお父さんに確認します。
これから東京へ行ってそちらにお住まいのお父さんにあなたの事をご存じないかと…。

(佐藤の声)この探偵をなんとかしなきゃいけない…。
(佐藤の声)そう思ってそれからすぐ…!
(佐藤)川喜多京子…。
それで彼女も探偵も殺そうと思ったのか?
(佐藤の声)たとえもう時効になっていても…。
今さらバレるわけにはいかない!俺には妻も子もいるんだ!なんの罪もない女性殺しておいてお前は何言ってんだ!だから今度こそ成仏させてやろうと思ったんだよ!成仏?ああ。
あの女や探偵と一緒にな。
だからあなたは宅配業者に化けて…。
どうもありがとうございました。
彼女に爆発物を届けたっていうの?ああ…。
成仏だよ。
(佐藤の笑い声)ふざけるな。
過去の犯罪を新たな犯罪で消せるとでも思ったのか。
いつから?いつから私を怪しいと思ってた?先に怪しいと思ったのはあなたが殺そうとした彼女よ。
教えて。
忍さんが殺されたニュースを見た時どうして警察じゃなく探偵さんに連絡したのか。
京子。
マリコ…。
30年前のあの日私とケンカしたの覚えてる?ええ。
その帰りにね私忍さんの家に寄ったの。
気にしないでいいから…。
もう大丈夫だって。
マリコとケンカした事話したら忍さんが慰めてくれて…。
家に帰ったら忍さんが電話くれて…。
(電話)はい川喜多です。
京子ちゃんブローチ忘れてるわよ。
じゃあ明日取りに行きます。
ううん今夜持っていってあげる。
(京子)「いいですよ悪いし…」
(忍)いいの。
今学さんに呼ばれたから。
学さんの家に行った帰りに寄ってあげる。
「そうですか?」すいません。
じゃあ私…。
すぐ荷物まとめろ。
(京子)えっ?荷物は両手で持てるだけだ。
いいな?
(泣き声)早く!
(京子の声)でもその夜私突然あんな事になって…。
行くわよ。
(川喜多)京子!嫌だ!忍さんと会えなくてマリコからもらったあのブローチも返してもらえなかった。
でもこの前あのニュースを見て…!
(アナウンサー)「磯島忍さん18歳だったと発表しました」「忍さんのものでないと思われるブローチが一緒に…」
(京子の声)私すぐに学さん疑ったんだけど…。
でもいとこが犯人かもしれないなんて…。
だから警察に届ける気になれなくて探偵さんに?確認してほしいって追加の依頼をしたの。
(京子)そのせいで探偵さんは殺されてしまったのよね。
私のせいで…。
そんな事…。
京子のせいじゃない。
(ため息)京子そのブローチ!えっ?あっ…そう。
今日マリコに会うからしてきた。
どこにあったの?それ。
どこにあったって…。
マリコが返してくれたんでしょ?えっ?ああ…!
(マリコの声)そうすれば…。
いつかきっとまた会える。
そんな気がして…。
それ見つけた時嬉しかった!見つけたって京子家に戻ってきたの?数日後の夜こっそりね。
だって急だったし名残惜しかったから…。

(京子の声)それ見た時マリコに会いたくてたまらなくなった。
でも誰かに会ったりしたらそこから自分たちの居場所がわかっちゃうってお父さんに言われてて…。
あのステンドグラス1885年に作られたんだって。
へえ〜どうりで…。
古いガラスっていいわよね。
それを今年お父さんが修復したよ。
えっ?すごいわね京子のお父さん。
えっ…?あれをお父さんが?今回の事件で私も久しぶりに京子のお父さんに会った。
京子も会いたいなら今会わせる事が出来るけど。
会いたい…。
お父さん…。
京子なんだな?ごめんなさい。
なんで謝る?私結婚した時も連絡しなかった。
母さんに言われたんだろ?父さんはお前と母さんにそれだけの事をしたんだ。

(川喜多)去年河原町のアンテナショップで買った。
(川喜多)いい出来だ。
天才だな京子は。
天才だな京子は。
お父さん言いすぎ。

(京子)私本当はお父さんの…!お父さんの工場継ぎたかった!お父さんと一緒にガラス作りたかった…!ガラスってとても壊れやすいものですよね。
しかしその道50年の職人さんが言ってました。
しっかりとしたガラスさえ作っておけばどれほど壊れてもどれほど時間が経っても必ず修復出来ると。
あの頃いい思い出なんて一つもなかったとおっしゃいましたよね?どんなに過酷な経験だって人生にあったいい思い出を全て消す事なんて絶対に出来ない。
マリコ本当にありがとう。
また会えるよね?もちろん!またケンカしなければね。
本当。
(2人の笑い声)ねえあの時私たちなんでケンカしたんだっけ?えーっ?や〜だマリコそれも忘れたの?
(2人の笑い声)骨格認証の鑑定書?ああ。
骨格認証を送検に使うのは初めてだからな。
わかった。
裁判提出用ね。
うん。
今回の事件は骨で始まって骨で終わったな。
ええ。
どんなに消そうとしても消えない証拠よ。
じゃあ。
で結局ケンカの原因はなんだったんだ?いいでしょそんな事。
離して。
俺にはなんでも話せ。
第一気になる。
(ため息)ケンカの原因は…。
うん。
ごめん遅くなった。
ごめんね。
あれ?京子ブローチは?やだ…なくした?私は毎日してるのに。
…っていうか私が毎日「Marico」ってブローチしてたらやっぱ変じゃない?今さら?私は「Kyoko」ってブローチしてるのに…。
それにあれつづりが間違ってるし…。
それは…。
それに工場の人にそんなみっともないもの外せって言われたし…。
大事にするって言ったじゃん。
なのに京子ひどい。
ちょっとマリコ信じらんない。
もういい。
(京子)マリコ?マリコ…マリコ!マリコ!そんな事でか!そんな事で。
…だったみたい。
なんてくだらない思い出だ。
ちょっと!かわいらしい思い出って言ってよ。
(笑い声)何よ?お前にもそんなかわいい頃があったんだな。
なんだ?かえって傷つく言い方したか?
(笑い声)2014/12/21(日) 21:00〜23:10
ABCテレビ1
ドラマスペシャル 科捜研の女[字]

『科捜研の女』シリーズ誕生15周年を締めくくる年末の2時間10分拡大スペシャル!迫力あふれる映像で“科捜研”番組史上最高にスリリングなミステリーが綴られていく!

詳細情報
◇番組内容
京都の山中の工事現場から、白骨死体が発見された。骨と共に見つかった錆びた針金製のブローチを見て、マリコ(沢口靖子)はがく然とする。それは30年前の中学時代に手作りをして、親友の京子にあげたものだった。一方、マリコの周囲を女探偵が探っている事実が浮上。ところが、マリコが対面する直前、その女探偵が事務所ごと爆破される。マリコの過去は事件とどうつながっているのか…!?
『科捜研の女』15周年の集大成!!
◇出演者
沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、長田成哉、崎本大海、山本ひかる
【ゲスト】荻野目慶子、下條アトム、上白石萌歌、星由里子
◇脚本
櫻井武晴
◇監督

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: