あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県山田町 福士勝さん」 2014.12.03


(テーマ音楽)岩手県山田町の消防署で庶務係長をしていた…消防署が被災して連絡ができなくなった状況で現場の隊員と共に火災に立ち向かいました。
あの日福士さんは消防署で机に向かっていた時経験した事のない強い揺れを感じました。
すぐに3キロ離れた町役場に向かいます。
災害時には連絡係として役場の災害対策本部に詰める事になっていたからです。
役場に到着すると津波が来たという知らせを聞き急いで屋上に駆け上がります。
山田町の中心部は高さ7mの津波が押し寄せ広い範囲が浸水しました。
消防署も1階部分が水没します。
隊員は消防車で高台に避難していましたが残っていた幹部が閉じ込められました。
消防隊は通常署にいる幹部から指示を受けて出動します。
しかしこの時署内の出力の高い無線機は使えず隊員に指示を出せなくなっていました。
役場の屋上にいた福士さんは火災が発生した事に気付きます。
消防署とは連絡が取れないため福士さんは役場の防災行政無線を借りて消防隊に現場に向かうよう直接指示します。
消防車が駆けつけ消火活動を行いますが火の勢いは衰えません。
心配なのは消防車の燃料でした。
役場の周辺は軒並み水につかっていて軽油は手に入りません。
中心部から離れた高台のガソリンスタンドに連絡を取ると軽油がある事が分かりました。
しかし海沿いの道は津波で寸断されていて通れません。
そこで考えたのは内陸を走る三陸沿岸道路を使う事でした。
この道路は地上30mの高さがあり近くに出口はありません。
ガソリンスタンドの業者に高架橋の所まで来てもらい福士さんは斜面を登ってタンクを受け取ります。
こうして80リットルの軽油をなんとか手に入れる事ができました。
必死の消火活動は3日間続きほぼ火が消えたのは3月14日の午後でした。
福士さんは津波に強い消防署を整備すべきだと感じています。
2014/12/03(水) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県山田町 福士勝さん」[字]

消防署の庶務係長の福士勝さんは地震の後、すぐに町役場に移動した。消防署が被災し、消防車出動の指示が出せない中、役場の防災行政無線を借りて消防隊に直接指示を出した

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した方々の「あの日」の証言。岩手県山田町の消防署で庶務係長をしていた福士勝さんは地震の後、すぐに町役場に向かった。山田町の中心部は津波で広い範囲が浸水した。消防署も1階が水没し、消防車出動の指示が出せなくなっていた。役場の屋上にいた福士さんは火災の発生に気づき、役場の防災行政無線を借りて消防隊に直接指示をした。必死の消火活動は3日間続いた。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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