よしもと新喜劇【「川畑マジック、大成功!?」▽マジック盛り沢山!】 2014.12.04


(すっちー・ナレーション)
今週の「よしもと新喜劇」は旅館で働く川畑がピンチを救おうとお得意のマジックで大奮闘!
ほかにも個性豊かなキャラクターが登場し舞台を盛り上げます
(清水)ピラミッドみたいに…。
(珠代)お願い。
お願い。
(一の介)何を言うてんねんお前。
(珠代)お願い。
(一の介)わおっ!
それでは「よしもと新喜劇」始まりま〜す!

(場内拍手)
(安井)うわ〜やっと着いたな。
うわっ!ええ感じやんか。
(早苗)うわ〜!この旅館にしてよかったわね。
(安井)なあ。
(松浦)最高やな。
(安井)最高や。
あれ?っていうか松浦。
お前なギター趣味やから旅行先にまでギター持ってくるの分かるけど着替え持ってきてへんのちゃう?
(松浦)ちゃんと持ってきてるよ。
(安井)どこに持ってきてんねん?
(松浦)だからこの中に入ってる…。
(安井)どこに入れてんねん!おかしいやろそんなとこ。
(松浦)いやちゃんと入んねやで。
(安井)大丈夫か?
(松浦)うん。
ほかにも入ってるで。
ほらこれ…靴下やろ。
(安井)ええ〜!いやいやちょっと…。
ほんで観光のときに必要な地図。
(安井)破れてるやん!ちょっとしかないやんそれ。
(松浦)やっぱ無理があったな。
(安井)無理あるやろそれ。
(早苗)ちょっと何やってんのよ。
私がかばんに入れといてあげる。
(松浦)ああ〜すまんな。
(まりこ)あっそやまさじ君。
まさじ君車出して運転までしてくれたでしょ?だからね私たち三人でここに来るまでにまさじ君のために歌作ったの。
(安井)えっ!そんなんしてたん?
(2人)うん。
(松浦)俺たちの気持ち聴いて。
「ありがとう」。
(安井)てれくさいわそんなん。

(ギターの演奏「ありがとう」)・汗かいて必死で運転してくれたね
(2人)・めっちゃ汗くさかった・気を遣ってずうっと喋ってくれたね
(2人)・めっちゃ口くさかった・君のおかげで・我慢強くなれました
(2人)・なれました〜
(3人)・ありがとう〜
(安井)やかましいわ!いや…ばかにしてるやん。
(松浦)冗談やがな。
感謝してるよ。
(安井)ほんまにしてる?
(松浦)してるしてる。
(安井)チェックインしようか。
すみませんすみません!・
(清水)は〜い!はい。
あっどうもお客様いらっしゃいませ。
(安井)どうも。
(清水)はい。
(安井)予約していた安井です。
(清水)安井様お待ちしてました。
私番頭をしております清水と申します。
あっお客様お荷物を。
あっありがとうございます。
(清水)お客様お荷物を。
(安井)持ってくれへんのかいな。
(清水)女性のものは男性が持つということで。
(安井)そういうことなんですね。
(清水)そんなことよりお客様汗臭くて口臭いですね。
聴いてたんかいちょっと!
(清水)冗談でございますよ。
ではお手数ではございますがこちらにご記帳頂けますか?どうぞこちらお掛けになって。
(4人)はい。
(清水)ところでお客様駅の方にうちの従業員迎えに上がってませんでしたか?
(安井)誰もいてませんでしたよ。
えっ!?バタやんのやつまたサボっとったなあいつは。
帰って来たら説教したんねんほんま〜。
ごめんなさいねほんとに。

(場内笑い)
(清水)何をしとんねん。
何しとんねんおい。
長い長い長い。
(川畑)はい?
(清水)何じっと顔作っとんねん。
「かぁ〜!」でございます。
(清水)なんや「かぁ〜!」って。
すみません遅くなりまして。
(清水)どういうことや?これは!お客様申し訳ございません。
迎えに行け言うたやろ。
いやお客様と入れ違いになったの分かってたんですけど駅前においしそうなケーキ屋さん出来てるじゃないですか。
ここのケーキをねお客様にお出ししたらさぞかし喜んでいただけるやろなと思って。
これおいしかったです。
(清水)食べたんかいおい!ないの?味見してからじゃないと…。
紛らわしいことしやがって。
なんですか?もう。
お客様すみませんでしたね。
ケーキはないんですけどもお詫びのしるしにリンゴなどはいかがですか?
(早苗)えっ!リンゴ?リンゴ食べてくださいよこれねほら。
どうです?
(清水)ちょっと待ておい。
これ絵のリンゴや。
皆さん食べられへんがな。
食べられますよ。
何言うてはるんですか。
ほら。
(早苗)ええ〜!
(松浦・安井)えっ!?
(早苗)すごい!出てきた〜。
(松浦)ええっ!?すごい!
(清水)えっ?えっ?
(早苗)どうなってるんですか?喜んでいただけました?
(早苗・まりこ)はい。
分かりました。
じゃあもう一つマジックをお見せしましょう。
そちらの花瓶を持っていただいていいですか?
(早苗)あっ分かりました。
(清水)何すんの?何すんの?今からその花を消しましょう。
(清水)えっ?
(まりこ)それはさすがに無理…。
見といてくださいねこれね。
じゃあすみません誰か手伝っていただいていいですか?それでは女性の方。
すみませんじゃあこれを持っていただいて…そっちちょっと持ってくださいね。
いきますよ。
隠れてますか?いきますよ。
123!ほっ!
(早苗)きゃあ〜!ちょっと!
(安井)ちょっと…えっ!?
(清水)お前これ何してんねん!?すみません。
花消そうと思ったら花柄の服を消してしまいました。
(清水)ならんやろそんなん!
(早苗)最悪〜!ちょっとよろしいですか?すみませんねほんとにもう。
(清水)見てるだけやないか!見てるだけです。
(早苗)もう返してよ!部屋の鍵!すみません。
申し訳ございません。
(清水)ご用意いたします。
こちらになりますんで。
(早苗)もう!この…んんっ!なんや?
(清水)えっ?おい!お前ほんまに…ありがとうな。
(清水)礼言うんかい。
(松浦)お前ほんまになぁ…。
(清水)ちょっと待ってください。
おたくもありがとうとか言うんちゃいます?ピンポン
(ギターの音)
(清水)いや正解かい!
(清水)消しませんあなたの服は!いらないです。
(清水)見たくないですから。
このケダモノ!
(清水)誰がケダモノやねん。
ゴリラになってるゴリラに。
おい!お前…ケダモノって獣やないかあいつ。
(清水)ほんまやな。
っていうかバタやん言うてる場合違うよ。
お前マジックせんとちゃんと接客をしろ言うてるやろ!すみませんすみません。
でもね芸は身を助けるって言うじゃないですか。
いつか私のマジックが役に立つ日が来ますから。
(清水)来るかぁそんなもん。
大丈夫ですよ。
(清水)何回も言うてるやろ。
(一の介)おじゃましますぅ〜。
(一の介)すまんすまん。
(あき恵)けったいな挨拶やめてよ。
(一の介)おお〜。
(清水)これは旦那様に女将さん。
(一の介)清水君どないしたんや?
(清水)聞いてください。
バタやんがねマジックをしてお客さんを怒らしたんです。
(一の介)またかいな。
バタやん。
はい。
(一の介)マジックほどほどにしぃ。
すみません。
申し訳ございません。
分かりました。
お詫びのしるしに私のマジックで旦那様の髪の毛を増やしてみせましょう。
(あき恵)そんなこと…ねえ?それしたら許していただけます?
(一の介)おお〜まあな。
いいですか?ではいきますよ。
よっしゃ。
123!おいちょっと待て!お前「マジック」で描いて増やそうとしてるやろ。
あのなマジック違いやで。
いやでも「マジックで増やす」というたら間違いではない…。
いらんわそんなもん!描いて増やさんでもええわあほ。
(あき恵)そんなもん単なるダジャレじゃないのあんた。
ちゃんと真面目にやりなさい。
いやちょっと待ってくださいよ。
旦那様と清水さんに怒られるのは分かりますよ。
でもマジックしたことをマジックしてる人に怒られてもしゃあないと思う…。
ちょっと待ってよ。
私なんのマジックもしてない…。
いやしてるじゃないですか。
どこがしてんのよ?びっくりしましたよ。
口から火を出すマジックとか見たことありますけど鼻から油を出すとはこれ…。
そんな人いてないでしょ?出てますよ。
鼻から油出す人見たことある?ちょっとすみません顔振るのやめてください。
下に油が落ちるんですよ。
どこ落ちてんのよ?いやここに落ちてる…ああ〜!
(あき恵)やめなさい!バタやんそんなことあるわけないやないか。
ああ〜!
(あき恵)あなた!あなたまで…。
旦那様まで何をしてるんですかほんと。
おっ…おお〜!
(あき恵)下手くそ!
(清水)ちょっと待ってください。
いや違うんです。
(あき恵)滑るんやったらチュリンといきなさいよ。
いちばん若いのに…。
ちゃんと練習せぇ練習。
ほんま!怒るでしかし!
(清水)やっさんになってますよ。

(井上)おじゃましまんにゃわ〜。
(清水)ははっ。
(みどり)やあ皆さん。
(清水)けったいな挨拶やな。
(みどり)えらいすんません。
(清水)あらこれはこれは土産物屋の井上さん。
こんにちは。
(井上)どうもこんにちは。
はいはいはい。
(井上)はいはい。
(清水)はははっ。
どうしました?ええ…ええそうなんですわ。
(清水)「そうなんですわ」?なんや用事ですか?そうですそうです。
じゃあおっしゃってください。
それなんですけどね…。
はははっ。
(清水)何がおかしいん?いやなんやったかいな思うてね。
(清水)はい?いやそこまではねこれを言わないかんと思うててん。
はあ。
入った途端に訳分からんようなってしもうた。
忘れたんすか?忘れた。
(清水)頑張って思い出して。
(井上)えらいこっちゃね。
ちょっと思い出しますわ。
(清水)うん。
お願いしますね。
(井上)あのねこれ段取り踏まなあきまへんねん。
(清水)段取り?一から順番ずっと考えていきます。
あそこでああしてて…。
(清水)うん。
ここで…。
そうそうそうそう。
そうそうそうそう。
そうそう!そうそう!いやうんうん…。
あっ!ああ〜ああ〜!ははははっ。
あっちゃうわちゃうわ。
(清水)違うんかいな。
またやり直しかいなもう…。
困ったなこれ。
あららっあかん。
考えてたら頭ん中真っ白になってきよった。
(清水)いやまあ…。
うわ〜はははっ。
こら傑作じゃ。
(清水)おもろくないですよ。
ふははははっ。
(清水)ちょっと…。
あぁ〜あ…あぁ〜。
(清水)「あぁ〜あ」やなしにね。
寝とんのかいおい!
(みどり)うわっ!さんずの川や〜。
(清水)行ったらあかんそれ!はいご夫婦でどうぞ。
(清水)やめなさいもう!
(みどり)一人で渡りぃ。
冷たいな。
一緒に行ってあげてください。
(井上)怖いなぁ。
(みどり)ごめんごめん。
(井上)ようショック与えてくれた。
ありがとう。
思い出しました。
あっそうですか。
ほら裕ちゃんが行ってる劇団あるやんか。
あそこの公演今度いつやった?あっ…。
(みどり)そうですねん。
うちの夫婦裕ちゃんの芝居の大ファンですねん。
(一の介)あのな竜っつぁん。
そういう用事だったらもう帰って。
(井上)なんで?わしは裕が劇団に入団してるのは認めてないねや。
何が芝居やねんほんまに。
(あき恵)そんな言い方ないでしょ。
(みどり)そうやで。
いっちゃんかってな裕君の芝居あれ見といで一回。
一生懸命皆頑張ってんねんから。
(一の介)あのなわしは見る気もないしなあいつはわしの一人息子や。
この旅館を継いでもらわなあかん。
それをあんなしょうもない芝居にうつつを抜かしやがってあのあほはほんまに…。
旦那さんそんな髪型…いや言い方ないやないの。
間違うか!?お前!髪型も…。
(一の介)やかましいわほんま!
(あき恵)落ち着いてちょっと…。
(裕)いってきます。
(一の介)おい裕ちょっと待て。
どこ行くねや?お前。
(裕)劇団の稽古に行ってくるわ。
(一の介)あほか。
お前はなこの旅館手伝わなあかん。
(裕)行かしてくれや。
(一の介)あかんって言うてるやろ。
(裕)俺は役者になりたいねん。
(一の介)何が役者じゃ!やめてくださいよちょっともう。
リュックと法被の色がかぶってるぐらいええでしょ。
(清水)それが理由違うよ。
そんなわけないやろあほお前は。

(珠代)はあぁ〜…はあぁ〜〜!どうもどうも〜どうもどうもどうも〜こんにちは〜。
なんや?
(裕)珠代ちゃん。
(珠代)ふふっ裕稽古に行こう。
(裕)ごめんそれが無理やねんおやじが旅館手伝えいうて。
(珠代)えっ!?そんな…。
稽古に行かしてあげてくださいよ。
(一の介)あかん。
(珠代)ねえお願いします。
お願い。
お願い。
(一の介)何言うてんねんお前は。
お願い!
(一の介)わおっ!どっから顔出すねんお前は。
何者や?これおい。
(裕)うちの劇団のマドンナ女優。
うそつけおい!これマドンナ!?
(裕)こう見えて舞台映えするんで。
ええ〜!?いやいや舞台映えというか便所のハエやろこんなもん。
横に動いてるでおいこれ。
(あき恵)ちょっと裕これはいくらなんでもあかんでしょう。
こんな人がマドンナやってるようじゃあんたのとこの劇団潰れてしまうわよ。
(珠代)ぷぷっ!あの…もしかして裕のお母様ですか?
(あき恵)そうですよ。
(珠代)ふふっブッサイクやな〜!笑わしよんな。
ははははっ。
誰に言われてもかまわないけどあなたにだけは言われたくないわ。
あなたにだから言えるのよ。
ふふっ。
あなたブサイクのチャンピオンでしょ。
あなたグランドチャンピオンでしょ。
なんなの!?ラストエンペラー!なんやこの花道!なんや帝王!なんや王道!ちょっとちょっとちょっと…もうはいはい。
引き分け。
(珠代)ああ〜!いやもう何をしてるんですか。
ハエとウンコで仲よくしてください。
(あき恵)誰がウンコよ!
(みどり)ええ年してもめないの。
便所のカラーボール黙っといて。
(一の介)何言うとんねんお前。
便所のタワシもいらん。
(一の介)誰がタワシやねん。
(井上)そんなこと言うたったら…。
使うたあとのトイレットペーパーもええから。
(清水)落ち着いてみんなもう…。
出てこない!
(清水)ないんかいおい!特徴が特にない。
(清水)なんか言えやほんまに。
(珠代)裕。
新人の子もここに迎えに来てくれてんのよ。
あっあいつも来てんの?
(井上)新人が入ったん?
(裕)そうなんですよ。
それがねインパクトのあるやつでしてね。
(みどり)あら〜!
(裕)すごいんですよ!これ?これ?
(清水)えっ?
(清水)ちょっと待ってちょっと待って。
これがあの新人?
(裕)はい。
(清水)確かになんかでっかいしインパクトあるねぇ。
(みどり)へえ〜裕君この子も今度お芝居出んの?
(裕)はい出ますよ。
すごいいい役なんです。
おい大介次の芝居の内容を井上さんたちに教えてやって。
(諸見里)心霊シュポットを訪れた撮影シュタッフがでしゅねしゃまじゃまな心霊現象に遭遇しゅるんでしゅよ。
友情なんか芽生えしゃしぇて…。
(清水)何言うてるか分からんな。
心霊シュポット…。
(清水)いやまねせんでええお前。
(裕)要するに心霊現象をテーマにした芝居の内容なんです。
心霊現象?ふん!しょうもない。
訳の分からん芝居しやがって何を考えとんねやほんまに。
(裕)いちいちケチつけんなよ!もうええわ。
稽古に行こうぜ。
おう行こうぜ行こうぜ。
(一の介)おいバタやんお前行ってどうすんねんおい。
お前ここおらんかい。
いや私も役者志望なんです。
(一の介)何を言うてんねんお前全然関係あらへんやないか。
そういうたってあんな三人より私の方が絶対いいですよこれ。
(裕)バタやんには役者は無理。
(諸見里)しょうでしゅよ。
役者ってむちゃくちゃむじゅかしい。
(清水)何言うてるか分からん!君役者になりたいんでしょ?ほなちゃんと滑舌を直さんとご飯食べていけませんよほんま。
(諸見里)ははっ何しゃべってるか分からん。
(清水)分かるやろ絶対!
(一の介)ほんまにもう情けない息子やで。
(あき恵)もう〜あなた。
あなた頭ごなしに怒り過ぎなのよ。
じゃあお前はな裕がこの旅館継がんでもええのか?何もそんなこと言ってないでしょ。
ゆくゆくは継いでもらいたいわよ。
でも今だけは好きなことさせてあげたら?お前は甘いねや!
(みどり)あんたらやめときって。
ほなお父さん帰ろっか。
うんそうしようか。
今度の裕君のお芝居楽しみやな。
どんな内容かな?
(清水)言うてましたやんかさっき。
(みどり)お芝居の内容は「忠臣蔵」。
(清水)違いますよ。
心霊シュポット…。
(清水)もうええからそれは!伝わらへんねん。
ちゃいました?
(あき恵)もうイライラしない。
イライラしとうなるやないか。
奥でお茶でも飲みましょう。
ねっ?おいしいお茶があるのよ出がらしの。
(清水)なんで出がらしやねん。
サラのを入れてあげてくださいよ。
いや〜でもね裕君と旦那さん親子なんやからもっと仲ようしてほしいですね。
(清水)年頃の息子さんと父親っていうのは難しいんかもしれんな。
お互いもっと歩み寄るっていうか裕君もねもうちょっと…。
ああ〜例えばねまあこれ昼に食べ残したうどんありますやん。
これでちょっとね…。
こっち旦那さんとしてこっち裕君。
裕君がねもっとね旦那さんの懐に飛び込んだらいいんすよ。
もっとこう全部…すべて預けるみたいなね。
で二人仲よくこうね…周りもしてあげて…。
ほなつながるんですよ。
おいおいおい!えっ!?浮いてるやんそれ!すごいでしょ?すごいなおい。
いやなんの時間やこれ。
おい!いや違う違う違う。
新しいマジック試したいなと…。
(清水)いやどうでもええ。
(中條)ここか?
(今別府)へい。
(中條)どうも失礼します。
はいはい。
すみませんあの〜うちネギは間に合ってるんですけどね。
えっネギ?あっ!あっすみません。
びっくりした。
ネギかと思ったらアスパラガスでしたわ。
誰がやお前!何を指さして…アスパラガスってなんやねん?あまりにも緑色やったもんで。
緑色?ファッション!いくらファッションいうても1色で統一っておかしくないですか?コーディネートっちゅうねやこれ。
そうですか。
はやってるんですか?これ。
おうはやってるで。
ネクタイとかシャツの緑ってよう見ますけど革靴の緑よう探しましたね。
おう。
これは売ってないで。
これはオーダーメードでコーディネートせなあかん。
靴下もかいおい!靴下まで緑ですよ。
見えないとこをおしゃれにするのがファッションの基本や。
なるほど。
なかなか手に入らへん靴下やで。
そうですか。
えっどこのなんですか?「ユニクロ」。
ようありますやん!よう売ってますよ。
ぎょうさんありますよこれ。
ファッションを教えに来たんちゃうねや。
わしら「NGK開発」の者やけどなちょっと主人呼んでくれ。
なんかややこしそうな人ですから断りましょう。
すみません旦那さんと約束の方は?約束ないけどちょっと話があんねや。
旦那さん忙しいんでね今日は…。
おい!兄貴が話がある言うてるやないか。
いやそうやけど…。
ちょっと突くことないでしょ。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!何が起こったんですか?ちょっと…。
なっ…なんすか?今の。
俺はな乳首を4回触られたら反応してしまうんや。
うそやん。
ちょっとおもしろいことしようと思うて失敗しただけちゃいますの?違うわ!反応しただけや。
ほんまに反応します?そんなん乳首触って…。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ほんまやね。
もう1回せぇよ!はい?いや3回しかしてないやないか。
4回触ってくれや。
ああ〜4回ですか分かりました。
ぴゅぴゅぴゅぴゅ…。
速い速い速い!えっ?いやそうじゃなくてリズムよく4回触ってくれや。
リズムよくね。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!あんたのせいや!いやいやいや…。
1回目からこんなもんでしたよ!違うわ。
何言うてんねんおい。
(中條)おい。
主人はよ呼ばんかったらず〜っと置いとくぞ。
いらんいらんいらん!これ勘弁してくださいよ。
どうしましょう?
(清水)しゃあないなもう。
旦那様〜!・
(一の介)は〜い。
はい。
なんや?どないした?なんか色鉛筆と消しゴムが…。
誰がやねんお前!いろんなこと言うてくれるなぁお前は。
(清水)NGK開発の方たちです。
(中條)どうもはじめまして。
NGK開発の中條と申します。
(一の介)ああ〜どうもどうも。
私こちらの旅館の主で島田一の介といいます。
島田さんですかよろしくお願いします。
単刀直入に言いますわ。
あの〜我が社にですねこの旅館と土地を売っていただけませんか?何を言ってんすか?急に。
いやいい話なんですよ。
詳しい話はねこいつの方からさせますから。
はよいけ。
(今別府)ぴゅっ!
(今別府)あと3回せぇよ!
(中條)おいおいおい!こっちに言うんちゃうんかそれ。
実はなこの辺りにショッピングモールを建てる計画があってなここの旅館も…。
それは向こうやろ!はっ…はっ…はっ…はっ…。
す…すみません何が起こったんすか?動揺してるんです。
どんなしかたやあんた。
これ動揺ですか?
(中條)こいつはこういう教育を受けてきたんや。
どんな教育やそれ!
(中條)落ち着け!はよ説明せんかい。
(一の介)なんですの?
(今別府)ええかおい。
実はなこの辺りにショッピングモールを建てる計画があってなここの旅館もその建設予定地に入ってるんや。
いやそういうことは私全然知りませんしここはですね昔からず〜っと続いてる老舗の旅館なんですよ。
(今別府)知らんわそんなこと!なんやお前ほんまに。
(中條)おいおい下がっとけ。
相場の倍の値段で買わしていただきますけどね。
倍出すって言ってもねこの旅館を売ることはできません。
そこをなんとかお願いしますよ。
だめです!こんだけ頼んでもだめですか?はい。
まあねこんなことしたくなかったけど…。
(一の介)何をするんですか。
(中條)売らんかったら毎日来て暴れるで。
(一の介)そんなんむちゃくちゃや!
(中條)何がむちゃくちゃじゃ。
(あき恵)いいかげんにしなさいよ。
暴れるんやったらよそでやってちょうだい。
べっぴんさんは引っ込んどりぃ。
いや本気にすなよ!いやどこ見とんねんおいちょっと。
女将さんうそに決まってるでしょそんなもん。
何言うてるんですかほんまに。
(中條)さっさと売れ言うとんねん!おい!お前らむちゃくちゃやないかい。
男前引っ込んどりぃ。
(清水)いやお前もかいなおい!
(あき恵)違う〜。
左手で「の」の字を書くように。
「の」の字を書くように…。
(中條)どっちゃでもええわそんなこと!
(中條)こいつのまねをするなお前!やめぇお前も!
(中條)なんでうつってんねん向こうから。
下がっとけあほんだらぁ。
うちもねあんまり暴れたくないんですよ。
ああ〜お望みのもんお渡ししますわ。
おい例のもん。
ぴゅっ!なんやねんそれ!いやあの…お望みのものを。
誰も望んでへんかったやないか。
手付けの100万や。
はい。
すみません事務所に忘れてきました。
(中條)忘れた?あっすんまへんな手付けの100万円すぐに持ってきますからねお待ちください。
何忘れとんじゃあほんだら!恥かいたやないかぼけ!ぴゅっ!なんでやらなあかんねん!ぼけ。
(あき恵)あなたどないすんの?また来るわよ。
(一の介)どないするいうてもやな…。
こんなときにわしの息子いうたらなんかしょうもない心霊現象の芝居の稽古ってほんまに何を考えとんねやもう。
ほんま情けないわ。
それ使えるんちゃいます?
(一の介・あき恵)えっ?心霊現象ですよ。
いやここでね心霊現象を起こして…あいつらの前でね。
あの地上げ屋の前で心霊現象起こしたら「うわっ!ここ気持ち悪いわ。
ここ幽霊おるやんか。
こんなとこから手ぇ引こう」いうてどっか行くんちゃいます?これ。
(あき恵)なるほど。
(清水)「なるほど」違いますよ。
心霊現象なんか起こりませんやん。
(あき恵)あっそうか。
だからマジックで心霊現象が起こったように見せるんですよ。
(一の介)マジック?例えば…ちょっと待ってください。
これなんかどうですかね?ああ〜あったあったあった。
あの〜女将さん。
私と握手していただいていいですか?
(あき恵)握手ぐらいしますよ。
お願いします。
いやあぁ〜〜〜ぁあっ!昼休みや。
(あき恵)違うわ!昼休み違うわ。
私が驚いたから叫んだんじゃないの!あと大がかりですが…旦那さん手伝ってもろうていいですか?
(一の介)わしかい。
よっしゃ。
えっ大がかりって…。
・ああ〜これかこれか。
・はいはいはいはい。
(一の介)いやこれはお前また大がかりやないかい。
(あき恵)なんなの!?これ。
最近作ったばっかりなんです。
これすごいですよ。
人体が切断されるマジックあるでしょ?あれをやるんですよ。
ちょっと旦那さん入ってもらっていいです?
(一の介)俺が入んのか?はいはいはいはい。
びっくりするでしょ?これ。
(一の介)横になったらええねんな。
はいはいはいはい。
まずこれで蓋をしたらこれで旦那さん出てこれない。
(清水)危なくないんすか?はいはいはいはい。
ほんでこちらのこの硬い…これで切断するんです。
全然硬い…。
(あき恵)切断って…うちの人が2つに切れてしまうやないの。
2つになった方が便利でしょ。
(清水)どこが便利やねん。
(あき恵)あほなこと言いなさんな。
もうこれ思い切って。
私と力合わせていきましょうよ。
大丈夫。
マジックですから大丈夫。
いきますよ。
(清水)いけんの?せぇ〜の…。
(あき恵)ああ〜切れた!ほら切れた。
(清水)大丈夫っすか?
(一の介)大丈夫や。
足の方もこれ。
(清水)どうなってんの?ちょっとビスの方抜いて…。
(清水)ビス…。
ああ〜あるある。
では2つに離しますよ。
いきますよ。
123!離してください。
(あき恵)ああ〜!どうですかこれ。
(あき恵)うわ〜!なんにもないでしょ。
ほらほら。
(あき恵)すごい!これすごい。
でしょ?ほれほれほれ。
足の方もこれ動いてますよ。
ほらほら動いてる。
大丈夫でしょ。
もう一回くっつけましょこれ。
これ元に戻してあげんとね離れたまんまやからこれ。
よいしょよいしょ。
大丈夫ですか?ビス入りました?
(清水)いけたいけた。
さあそれでは旦那さんに生還していただきましょう。
(清水)大丈夫?元に戻ってたらいいんすよねこれね。
さあそれでは旦那さん元に戻ってください。
(一の介)よしよし。
よ〜しよし。
(清水)うわっ!
(一の介)よ〜し…。
いや足足足足!ちょいちょいちょい…。
(一の介)は〜い!
(清水・あき恵)すごい!どうですこれ。
びっくりするでしょ?これ。
(あき恵)これはびっくりするわ。
まだあるんですよ。
次も結構ね…これはびっくりします。
ちょっと清水さん手伝ってもらっていいっすか?
(清水)何したらええねや?椅子を運んでいただきたい。
(あき恵)不思議なこともあるもんねぇ。
このシートをかぶせるわけですよ。
(清水)ほうほう。
椅子を向かい合わせにやってほんで座って…。
(清水)座んねんな。
足を投げ出してください。
(清水)足を投げ出す。
ほんで清水さんの足にこれを掛けます。
(清水)これでええねんな。
オッケーでございますね。
(清水)うんうん。
さあそしてこの清水さんがどんどん宙に浮いていきますから。
(あき恵)ええっ!?見といてください。
いきますよ。
これスッと抜きます。
今から体が浮いていきますから。
いきますよ。
123!
(清水)なんやこれおい。
なんの力かけたんやお前。
おい!おいおいおい。
浮きました。
どうですかこれ。
(あき恵)すご〜い!
(一の介)おお〜。
すごいでしょ。
さあさあさあ下ろしましょう。
はいはいはいはい。
(清水)おっおっおっおっ。
(あき恵・清水・一の介)おお〜!完璧じゃないっすか?これ見たらびびるでしょ。
(一の介)そらそやな。
あいつら来ました。
やりましょ。
まず握手からいきます。
島田さんすみませんでした。
手付けの100万持ってきましたんで。
すみませ〜んあの…すみません。
(中條)なんや?もうちょっと友好的に話を進めませんか?
(中條)どういうこっちゃねん?いや仲よく話をねちょっと握手でもして…。
なんで今更握手なんかせなあかんねやお前。
握手してくださいよ。
しゃあないやっちゃな。
はい。
いやすみません。
できれば右手でしたいんですけど。
右手は100万持っとるし。
ちょっといろいろ具合が悪い…。
それよりもこいつなんやねん向こう向いて。
あっそっか。
(中條)失礼なやっちゃなほんまに。
じゃあほなこれからいきましょ。
いやすごいんですよ。
最近ねこの辺りにねお化けがいっぱい出てきてね体が急に宙に浮いたりするんですよ。
ちょっと見といてくださいよ。
すごいですよこれ。
(中條)えっ?えっ?
(清水)おっおお〜。
あっあっあっあっああ〜。
(中條)なんやこいつ。
すごいでしょこれ。
怖い怖い怖い怖い。
(中條)こいつ大丈夫なんか?
(清水)うわ〜!おい!
(中條)なんや!?やめろよ取んの!
(中條)なんや?今のは。
あかん…。
いやすみません続きまして…もう一個見ていただいて。
見たくない。
もう一個…人体が切断というか怖いんすよ。
そんなん見てる時間ないねや!お願いしますよ。
見てもらわんとあんたらを心霊現象でだますためにマジックの練習した意味がないでしょ。
「心霊現象でだますためにマジックの練習した」!?誰が言うたんや?
(清水)お前が言うたんやあほ!すみません。
(清水)もう〜!
(みどり)ああ〜そう。
そんな怖いことがあったん?
(井上)地上げ屋って難儀やなぁ。
(一の介)あぁ〜あもうどないしたらええねやろなぁ。
(裕)あそこはな大きな声で来てくれんと困るから…。
どないしたんや?暗い顔して。
(清水)地上げの話しなさいもう。
(裕)地上げ?そうや。
そんなときになお前はほんまにのんきなもんやのう。
ええっ?しょうもない劇団でしょうもない芝居の稽古かい。
(裕)ちょっと待て。
俺をばかにすんのはええわ。
劇団の仲間までばかにすんな!
(一の介)どうせなふざけ半分でやってんねやろが!ちょっと待ってください。
私たちのどこがふざけてるんですか!
(一の介)それやそれやおい!それがふざけてんねやないかい。
(一の介)おい!お前は不自然すぎる。
(裕)とにかく俺たちは売れるために頑張ってんねや。
(一の介)売れるかぁ!
(裕)なんで決めつけんねや。
(一の介)何を言うとんじゃ。
お前が売れるわけないやないかい。
(すっちー)失礼します。
(清水)はいいらっしゃいませ。
ああ〜私はね客じゃないんですよ。
(清水)はい。
(すっちー)私こういう者…。
こういう者でございます。
(清水)分かりませんそんなん。
えっ誰ですか?何してますの?ちょっとね名刺が…。
あっありましたありました。
私こういう者でございます。
(清水)すみません。
「吉本プロ」の須知裕雅さん。
(すっちー)さようでございます。
吉本プロって大手芸能プロダクションのあの吉本プロ!?
(清水)そんなに?えっそんなようなところの方が何か御用で?
(すっちー)今日は社長も一緒に来てるんですよ。
少々お待ちください。
社長社長!
(オクレ)こんにちは〜…。
(清水)なんや…。
いやいやちょっと待ってください。
社長って呼んだのに係長みたいなん出てきましたよ。
(清水)やめなさいもう。
こら!失礼なこと言うな。
私は吉本プロ社長の岡田だ。
ふっ!何を訳分からんこと言うんすか。
あのね嵐は4人やなくて5人組なんですよ。
(オクレ)いや〜今年の「阪神」は調子よさそうやな。
まあまあ分かりにくいけども実はあれね大野君がリーダーなんですよ。
(オクレ)ひょっとしたら優勝するかも分からんね。
まあ松潤がいますからね。
(2人)ははははっ!
(清水)話かみ合うてない何も。
いつか巡り会えるんちゃうか思って。
(清水)いつまでたっても平行線やそんなもんほんまに。
下がっときなさい!で社長さんが何か?
(オクレ)おう。
はい。
実はね今日はこちらの息子さんの裕君に用がありまして。
(清水)はあ。
(裕)僕にですか?
(すっちー)ああ〜裕君実はね先日おたくの劇団の公演を拝見さしていただきまして。
あなたの演技がすばらしいと社長が感動いたしましてね是非ともうちの事務所でスカウトしたいなと。
スカウト?ほんまですか!?
(すっちー)ええ。
(裕)いやでも僕なんか売れるんでしょうか?
(すっちー)ああ〜売れますよ。
もう社長はね先を読む目がすごいんですよ。
この業界ではね「予言の岡田」とそう呼ばれてるんですよ。
(裕)「予言の岡田」。
(すっちー)ええ。
しかもそれだけじゃありません。
社長は勝負強くて人の心を読むことができるんですよ。
その社長がね「売れる」と予言してるんですから間違いありません!
(裕)じゃあ僕は売れるんですね。
ありがとうございます!
(清水)ちょっと待ってください。
この人が勝負強い?
(すっちー)ええ。
(清水)めちゃくちゃ弱そうですよなんか。
(すっちー)いや私は強そうに思いますけどね。
(清水)見るからに弱そう。
負け組でしょこんなん。
(すっちー)いやいやもうギャンブルは今まで負けなしですよ。
(清水)ほんまっすか?
(すっちー)昨日もパチンコで3万勝ちましたよね。
(清水)おお〜それすごいっすね。
5万突っ込んだけどな。
(清水)負けてますやんか!5万使って3万しか返ってないって2万負けてますやん。
でも「気持ちでは勝った。
わしは気持ちでは勝ったんや」と泣きながら言うてました。
(清水)泣きながらかいほんで。
(オクレ)とにかくね裕君。
(裕)はい。
(オクレ)私を信じなさい。
君は必ず売れます。
(裕)ありがとうございます!
(珠代)そんな裕だけ…。
私もスカウトされたい!
(清水)もうよろしいやん。
僕もしゃれたいでしゅよ。
僕もしゃれたいでしゅよ。
(清水)お前関係ないやん!役者志望なんです。
(清水)知らん。
出てくんなって。
(珠代)お願いします。
(諸見里)お願いしましゅ。
(すっちー)社長どうしましょう?あんなふうに言ってますけど。
(オクレ)しゃあないな。
ほな私の前で何かアピールしなさい。
よかったらスカウトしましょう。
(珠代)よし!
(すっちー)チャンスですよ。
(珠代)ふふふっ。
それではエントリーナンバー1番島田珠代ダンスを踊ります。
121234。
・タンタンタランタンタンタタンタンタンタンタランタン
(珠代)チ〜ン。
(清水)何をしとんねんおい!
(珠代)以上です。
(オクレ)ふふっ。
あかん!そんなダンスでスカウトできるかぁばか者。
エントリーナンバー2番諸見里大介かまじゅに早口言葉を言いましゅ。
しゃしゃき先生としゅじゅき先生がびじゅちゅ室とぎじゅちゅ室のしょばのしゅじゅちゅ室でしゅじゅちゅ中。
完璧や。
(清水)どこがやねんおい!
(オクレ)あかん。
そんなダンスではスカウト…。
(清水)ダンスしてません社長さん。
見てました?ちゃんと。
(オクレ)はい。
(清水)うそやろもう〜。
エントリーナンバー3番。
(オクレ)はあ?
(清水)いいから…。
川畑泰史マジックします。
(オクレ)マジック?お願いします見てください。
じゃあ今から私がこのビール瓶を一瞬にして消してみせます。
(オクレ)おおやってみぃ。
もし消えたらスカウトの方よろしくお願いします。
いきますよ。
123!ほら消えた。
どうっすか?これ。
(オクレ)お前持ち上げただけやないかい。
くっそ〜バレましたか。
(清水)おいおいおい!えっ!?いやいや…。
どうですか?以上です。
(オクレ)ちょっと今の種教えて。
いやあの〜すみませんそれ教えるわけにいかないんすよ。
(オクレ)ほな不合格。
いやらしいな!ちょっと。
ええやないすかもう〜そんなん。
何や?あれ。
4番みどり。
(清水)出てこなくていいですよ!脱ぎます!
(オクレ)はい合格。
(清水)ほんまかい!
(みどり)まだやん。
(すっちー)社長いくらなんでもこんなおばあさんの裸は…。
(みどり)おばあさん!?
(オクレ)えっおばあさんか?これ。
ほな合格…いやいや不合格。
だめ!
(みどり)どっちやの?もう〜。
(オクレ)年寄りはだめなんじゃ。
(みどり)脱がしてぇなもう〜。
(清水)下がってください。
5番井上竜夫。
(清水)いやあんたもかいな!
(オクレ)いらん。
年寄りはいらん言うてるやろ。
(井上)このどケチ。
(オクレ)どケチちゃう。
(清水)何言うてますねん。
しょうもないことしてんともう帰って来てください。
(井上)あかんの?
(清水)あきませんはよ帰って来て。
(井上)ん?
(清水)何してますの?んん?
(清水)何してんの?帰ろう思うてんねや。
(清水)帰っといでやほんなら。
(井上)気持ちではもうそこに着いてんねん。
(清水)どういうことやねん?
(井上)膝が固まっとんねん。
(清水)膝が固まってる?ちょいちょいこんなんなんねん。
持病やねん。
ちょっと待ってな。
固いねんこれがいっぺん固まったら。
難儀やでこれ。
言うとくで。
へへへっ。
いよっ!んん〜!くそっ!このくそぼけかすみそくそかすたけこのやろうくっ…くっ…てててっ…。
よいとせぇの〜…いよっ!いよっ!いよっ!よいとせ…。
よいとせのこらせ。
よいとせのこらせ。
どっこいさのせっと。
はははっ!ええ運動なったわ。
(清水)なんやそれ。
(すっちー)社長当初の予定どおり裕君だけスカウトしましょっか。
(オクレ)おうそういうこっちゃ。
(裕)よろしくお願いします。
(すっちー)じゃあ今後の話もありますので場所を変えましょう。
(あき恵)じゃあ奥が喫茶ルームになっておりますのでどうぞ。
(一の介)あき恵ちょっと待て。
お前これでええんか?
(あき恵)裕にせっかくのチャンスが巡ってきたんじゃないの。
応援してあげたらいいでしょ。
(一の介)結局裕の味方やないか。
(あき恵)何言うてんのあなたは。
さあさあどうぞどうぞ。
温かいアイスコーヒーを用意いたしております。
(清水)どっちですか?それは。
(一の介)おいおい裕おい…おい!ほんまにもう〜地上げ屋が来てるときにあいつら…どいつもこいつもほんまにもう〜。
あの〜清水君よ。
裕がなスカウトを諦めるように説得してくれへん?いや〜しかしこればかりは裕君の意志ですからね。
(一の介)何言うてんのもう…。
ああ〜バタやん。
頼む。
お前がちょっと説得してくれ。
頼むわ。
でも…なんですかあの社長さん「予言の岡田」ですか?そんなすごい人に売れるって予言されたんすよ。
裕君も信用しますよ。
無理ですよ。
ボーナス20万出す!裕諦めろこら〜!こら裕こら〜!
(清水)いや裕と違うそれ!よう見ぃあほ!竜夫!
(清水)竜夫やけど…今ええねんほんまにもう〜。
分かりましたボーナスお願いします。
(一の介)ああ分かった分かった。
(珠代)バタやん!あなたが…あなたがそんな人やと思わなかった。
あなたを見損なった。
いや…俺らそんな関係性ないやろ?見損なううんぬん…。
お金で左右されるなんてもう嫌よ!信じらんない!もう嫌よ〜!もう〜…好き。
どういうことや?お前。
なんの話やねん?もう帰れお前らもう〜。
川畑しゃん。
あんたしょんなひどいこと…。
(清水)しゃべんなってお前もうええから!分からへんねん。
あのねあなた役者になりたいんでしょう?それだったらもっとちゃんとしゃべらんと。
全然しゃべれてへんやんな?
(清水)全然分からん。
お前「さしすせそ」と言うてみぃ。
しゃししゅしぇしょ。
「さしすせそ」!しゃししゅしぇしょ!「さしすせそ」!!しゃししゅしぇしょ!!完璧や。
(清水)どこがやおい!さじ投げたやろ絶対。
(珠代)バタやん。
ねえねえさっき好きって言ったお返事ちゃんとちょうだいよぉ。
ねえいいお返事待ってるからねぇ。
はははっ…ああ〜ぷりぷりっと。
何しとんねん!なんや?あれ。
(みどり)お父さん帰りましょ。
おじゃましました。
(井上)どうもどうもどうも。
説得しときますからね。
はいはいお願い。
ああ〜ぷり…ぷりっと。
(清水)いや遅いな。
はははっ。
(清水)せぇへんのかい!なんや?あのじじいはほんま〜。
(一の介)ああ〜それよりバタやんよ。
その説得するってお前どういうふうに…。
簡単やないですか。
いやいやあの社長のその予言を信じたわけでしょ?だからあんな社長の言うことは聞いたらあかんってことをアピールしたらいいんっすよ。
だからあんな社長よりも俺の方が勝負強い。
私の方が相手の考えてることが見えると。
そういうふうに証明してやねそのうえで「裕君そんな人の言うこと聞かんと俺の言うこと聞いた方が絶対当たる」と。
私が「売れない」と予言をしたらいいわけですよ。
できんのか?お前。
大丈夫ですよ。
あのおっさんと勝負してまず勝ったらええわけでしょ?あのゲーム知ってますか?なんの?お互いに数字を3つまで言うて…どんどん言うていって30って言うたら負けるゲームです。
30って言うたら負けやの?はい。
あの…まあ〜例えば僕が「123」まで言うたらまあ旦那さんは「4」でもいいし「45」でもいいし「456」まで言うてもいいんでね。
3つまで数字は言えるわけやな?そうそうそう。
お互いに…。
いきますよ。
よっしゃ分かった。
1。
234。
5。
67。
89。
101112。
1314…あっちょっと…。
どっちや?13。
141516。
17。
1819。
2021。
222324。
25。
2627。
2829。
30。
よっしゃ〜。
あほやな。
痛い痛い痛い…。
(清水)なんでたたくねん。
いや…すみません。
これはね法則があるんですよ。
(一の介)えっどんな法則?まずねいちばん最初に1を言いたいわけです。
(一の介)ああ〜1を。
言われへんかっても1に4を足した5を言えばええわけですよ。
ああ〜5を。
それ言われへんかっても次また4を足した9。
あっ9を。
で次は13。
17。
21。
25。
29を言えば相手は30って言わなしゃあないでしょ。
こういう数字のマジックがあるわけですよ。
これで楽勝でしょ?
(一の介)おお〜。
ほんであとなんか相手の心が読める言うてたでしょ?じゃあ逆に私があの社長の心を読んでやったらいいんですよ。
ほな私の方がすごいってことになるでしょ?そらそうや。
誕生日を当てるマジックがあるんです。
そんなんあんの?「誕生日を思い浮かべてください。
私が今から誕生日を当てます」いうていろいろ質問して最後にポンっと誕生日を当てたら「おおすごいな」ってなるでしょ?そらそやけど当たんのか?やってみましょ。
あのボード出してもろうていいですか?私後ろ向いてて絶対見ないんで。
旦那さんの誕生日を当てます。
(一の介)俺の誕生日やな?まず旦那さんの誕生日を書いてください。
(一の介)よっしゃ。
書きましたか?
(一の介)はい。
よっしゃ書いた。
ええ〜生まれた月に4を足してください。
(一の介)月やな?4ね。
はい。
それを2倍してください。
2倍。
はい。
それに3を足してください。
はい。
はい。
それを5倍してください。
えっ?
(清水)5倍。
5…5倍か?
(清水)なんで?ちょっと計算が弱いようです。
うるさい!うるさい。
はい書いた。
それを10倍してください。
(一の介)えっ?えっ?10倍か。
こうやな。
そこに日にちを足してください。
あっ日にちをな。
うん。
数字はいくつになりますか?
(一の介)ええ〜「1058」。
1058ですね?ええ〜1058…。
パン
(手をたたく音)分かりました!旦那さんの誕生日は「5月8日」です。
えっ!当たったでしょ?これ。
(清水)おいおいおい。
すごいでしょ?これもう〜。
いやこれもちゃんとねマジックで…。
ここの数字はまあまあ…人によってちゃいますよね?ほんで足したり掛けたりこれは一緒なんです。
最後に出てきたこの数字。
こっから暗算なんですけどこれから550を引くんです。
えっこれから?はい。
ちょっとやってみてください。
(一の介)「1058」からやな…。
はい。
(一の介)「550」を引いたら…。
いくつになりますか?「8」「0」「5」。
「5月8日」出てくるんですよ。
(一の介)はあ〜!お前さえてるなぁ。
お前ハゲてるなぁ。
やかましいわあほ!やかましいわ。
何言ってんねん。
すごいでしょ?これであのおっさんらにもすごいっていうとこ見せてそのうえで「絶対売れない。
旅館継いだ方が成功する」と予言すれば信じるでしょ。
(一の介)頼むぞ今から二人を呼ぶから。
分かりました。
任せてください。
(一の介)おい裕!社長!すみませんちょっと来てくれます?
(裕)なんやねんな?
(一の介)あのなバタやんが話あんねん。
私が今から予言しよう。
あなたは絶対にそういう世界に行っても売れない。
この旅館を親と一緒に継いだ方が絶対に幸せになる。
成功する。
あんなしょうもないおっさんの言うこと聞かんでええ。
(裕)何を言うてんねんな?聞かんでええ言うてんねん。
(すっちー)失礼ですよ。
社長の予言は絶対なんですからね。
何言うてんねん。
さっき勝負強いって言うてましたよね?勝負強いのは私の方が勝負強いんですよ。
じゃあちょっと勝負しましょか。
(オクレ)おうええよ。
分かりました。
ちょっとまあまあ…座ってください。
(オクレ)なんの勝負じゃ?あのねお互いが3つまでの数字を言うていって最後30って言うたら負けのゲーム知ってますか?おう知ってるよ。
それで勝負しましょうよ。
1。
えっ?234。
5。
678。
9。
1011。
1213。
14。
(オクレ)151617。
181920。
21。
2223。
2425。
(清水)知ってますよこれ。
ちっ…。
262728。
2930。
あほや!あほやなこのおっさん。
(清水)言うた言うた!ちょっと何やってんだよばか野郎この野郎!
(清水)ちょっと社員さん…。
この野郎!
(清水)いや社長でしょ?
(すっちー)29で止めろこの野郎!!「2930」ってなんだこの野郎お前!!
(清水)怒り過ぎですって!社長でしょ?
(すっちー)眼鏡取れこの野郎!!
(清水)見えんようなるでしょ。
ほら勝ったぞこれ。
(オクレ)うるさい!勢いで言うてしもうただけじゃばか!なんの言い訳してんねん。
次や。
なんや?あなたは人の心が読めるって言うたでしょ?俺の方がその力はすごいんです。
えっ?あなたの考えてることを当てましょう。
おう当ててみぃ。
あなたの心を読みます。
今から私があなたの誕生日を当てましょう。
えっわしの誕生日が4月13日って分かんのか?
(清水)言うてしもうたやんおい!
(裕)何が予言や!バタやんのマジックやろ。
俺は社長の予言を信じる。
(一の介)お前何言うとんねん。
お取り込み中すみませんなぁ。
島田さんどうも。
売る気になられましたか?
(一の介)またおたくらですか。
売れへんって言うてるでしょ。
もう帰ってくださいよ。
(中條)強情な人やな。
なんでこんな古くさい旅館にしがみつくんかのう。
(今別府)そうですよ。
古いし汚いしわしらが買い取って取り壊した方が世の中のためですよね。
(2人)ははははっ!くそ…腹立つなぁあのピンクとグリーンとオレンジ。
(一の介)俺も入ってんのかい!いやちゃいますねん。
ほんま腹立つなぁあのオレンジのハゲ!
(一の介)わしやないかいあほ!ちゃう。
ピンクのデブ…ピンクのデブという…。
わしのこと言うてるやないか。
間違えへんやろが。
ええかげんにせぇよ。
(裕)おいお前ら!これ以上ここの旅館の悪口言うたら許さへんぞ!
(中條)「許さへん」?ああ〜あんた息子さんやな?うわさによると役者になってこの旅館継げへんねやろ?ほな何言われても関係ないやろ。
関係なくない。
(中條)はあ?確かに俺はここの旅館は継がへん。
でもなここの旅館で育ってここの旅館の空気を吸うてきた。
おやじとおふくろが守ってきたこの旅館を悪く言うやつは絶対許さへんぞ!
(中條)許さへんのかいな?どない許さんのじゃこらぁ。
(一の介)何すんねん。
(裕)何してくれてんねんこらぁ!
(中條)引っ込んどれこらぁ!
(あき恵)裕!
(清水)何すんねやほんま。
何してんねんおいおいおい!お前ら味方と違うんかい!いやお前も何してんねやおい!ちょっとおい。
引っ掛かってる引っ掛かってる!めちゃめちゃ喜んでるがな。
(清水)大丈夫ですか?もう。
(あき恵)大丈夫?裕。
(中條)お前ら何がしたいんじゃあほんだら!
(一の介)やかましいわおい!
(中條)なんや?今わしの息子殴ったな?許せへんぞ。
何?お前がはよ「売る」言うたらええねやがな。
この旅館は絶対に売れへん!それにな裕が役者として万が一失敗してもやな帰って来る場所を置いとかなあかんねや!
(あき恵)あなた…。
(裕)おやじ俺が役者になるのを反対してたんじゃ…。
ああさっきまではな。
でもな今こいつらに立ち向かっていく姿を見て気持ちが変わったんや。
まあお前はわしが思ってる以上に男として立派に成長してた。
だからその根性と勇気があれば役者としてやっていけるとそう思うたんや。
おやじ…。
(一の介)だからお前はな役者として自分の思う存分やって頑張って頑張ってそれでもあかんかったらここに戻ってきたらええねや。
(あき恵)裕そうさせてもらいなさい。
頑張って!
(裕)おやじおふくろありがとう!俺頑張るわ!いや〜よかったよかった。
これですべてうまくいきましたね。
よかったよかった。
(中條)おいおいおい!ほったらかしかいおい。
はっ…はっ…はっ…はっ…。
(中條)またかおい!何をしとんねやお前は!お前はせぇへんのかい?忘れとったやろお前!明らかに忘れとったやろ今。
ほんまに…。
何を勝手に終わらそうとしとんじゃ。
ああ〜自慢の息子さんね。
そうですよ。
(中條)事務所で話し合おう。
(一の介)連れていかさへんぞ。
(中條)お前何さらすんじゃこら!ああっ!
(今別府)兄貴!ああ〜!よっしゃ今や!
(清水)おらぁ!
(今別府)痛い痛い痛い…。
よっしゃ。
お前らこらぁ!こらぁこらぁこらぁこらぁ!
(一の介)調子乗ったらあかんぞ。
逃げんなよお前らこらぁ。
調子乗んなよこらぁ。
おらぁおらぁおらぁ。
(一の介)調子に乗るな!
(中條)やめぇやめぇやめぇ!お尻ぷりぷりの刑やお前ら。
(中條)やめぇ!痛い痛い!うるさいこらぁ。
(中條)やめんかい!うるさいわこらぁ。
おい逃げんなよお前らこらぁ!
(清水)ピラミッドみたいに…。
せんでええねんそんなん。
(裕)おやじほんまにありがとう!いや礼はええ。
そのかわりな役者として頑張れよ。
(裕)うん。
社長。
改めてよろしくお願いします!
(あき恵)お願いします。
(オクレ)うん期待してるぞ。
いやあの〜すみません社長さん。
わしも役者志望なんですよ。
スカウトしてくださいよ。
(オクレ)あのなあんたのあんなしょぼいマジックではスカウトできん。
種教えてくれ言うてましたやん!偉そうに言うて…。
(オクレ)そらそやけどやな。
いやお願いします。
分かりました。
ほな今からすごいマジックをお見せします。
それがすごかったらスカウトしてくださいよ。
(オクレ)おうええよ。
いきますよ。
123!これでどうや!
(清水)おいおい!ああっ!あっ…。
なんやこれ!
(清水)なんでブラジャーしてんねん!
(オクレ)おお〜裕君の代わりに君をスカウトしよう。
ありがとうございます!
(裕)ちょっと待ってくださいよ。
僕はどうなるんですか?
(オクレ)知らん知らん。
(裕)ええ〜!?バタやんあんたのせいやぞ!うるさいわ!123!えっ?うわぁ〜!
(清水)裕君まで!
(裕)ええ〜!?
(清水)何をしてんねん何を。
2014/12/04(木) 09:55〜10:50
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[再][字]【「川畑マジック、大成功!?」▽マジック盛り沢山!】

「川畑マジック、大成功!?」▽今回の新喜劇は旅館が舞台。そしてマジックが盛り沢山の内容!!お楽しみに。

詳細情報
お知らせ
この番組は2013年4月13日に放送されたものです。
番組内容
マジックが大好きな川畑は旅館で働いていた。
その旅館の息子の裕は俳優を目指していたが父親の一の介は大反対!!
そこで川畑がお得意のマジックで奇跡を起こす!?
出演者
川畑泰史 清水けんじ 島田一の介 浅香あき恵 吉田裕 Mr.オクレ すっちー 島田珠代 諸見里大介 井上竜夫 若井みどり 中條健一 今別府直之 安井まさじ 金原早苗 松浦真也 森田まりこ
ほか

ジャンル :
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

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