グレーテルのかまど「女心をわしづかみ!プリンセススイーツ」 2014.12.04


豪華な宮殿で優雅な暮らし。
本日の主役は歴史を彩った華麗なるプリンセスたち。
羨ましい?いえいえ。
一見ゴージャスなプリンセスの暮らし。
実は困難の連続。
姫たちはそれを乗り越え強く生きていたのです。
19世紀太陽の沈まぬ国大英帝国を築き上げた…磨き上げた美でハプスブルクの女神と呼ばれた…そして知恵と工夫で困難を乗り越え真実の愛を射止めた王女。
きれいなだけじゃない!たくましく生きたプリンセスたち。
彼女たちを癒やし元気づけたスイーツを味わいながらそのパワーも頂いちゃいましょう!光る石をたどれば行き着く不思議な家にあのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。
彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
「グレーテルのかまど」へようこそ。
あ〜やべえやべえ…。
そうだそうだ。
忘れてた忘れてた。
これを…。
えっ?どういう事だったのかしら今何か…。
うわ〜華やか!どうしたの?今夜姉ちゃんのためにちょっとパーティーを開こうかなと思って…。
パーティー?そう…。
だから準備が大変なの。
これ見てかまど!何だろう?・「ありのままの姿見せるのよ」・「ありのままの」何だろう。
それ何の踊りかしら?えっ?こういう踊りがあるらしいんだよねどうも。
今の曲とあんまり合ってなかったんじゃないそれ。
何なのちょっと。
いや最近姉ちゃんが仕事で大変らしくていろいろたまっちゃってるみたいなんです。
また?もう。
グレはね大体頑張り過ぎ。
そうなんだよね!だからね姉ちゃんを励まそうと思って強く生きたプリンセスたちを癒やしたスイーツをちょっと出しておもてなししようかなと思って。
プリンセスっぽいテーブルコーディネートとかやっちゃう訳ね。
そうそう…。
そうなんですよ。
楽しみですね!まず1人目はこちら。
さあ誰のスイーツでしょうか?女王陛下のヴィクトリアサンドイッチケーキ。
なるほど!19世紀史上最大の帝国を築いたイギリスで64年の長きにわたり女王の座に君臨したヴィクトリア。
イギリスのお祝い事には欠かせないケーキはその名も…生地の間にクランベリーのジャムを挟み表面に粉砂糖のかかったかれんなこのケーキ。
女王の名で愛されたのは一体なぜだったのでしょう?ヴィクトリアは18歳で即位。
二十歳でいとこのアルバートと結婚。
女性がバリバリ働く事がいとわれたこの時代優しい女王のイメージ作りに励みます。
例えばこの肖像画。
愛する夫と子どもに囲まれた優しい母。
でも実は「君主は私」というのがこの絵のメッセージ。
どうして?実は左側に立つ者が身分が上というのが当時の絵画のおきて。
夫の左側に自分も描くよう指示を出したといいます。
地道なイメージ作戦が功を奏しヴィクトリアは良妻賢母の象徴として国民の支持を得たのです。
しかしヴィクトリア42歳の時彼女を悲劇が襲います。
最愛の夫アルバートが腸チフスにかかり帰らぬ人となってしまったのです。
悲しみに暮れたヴィクトリア。
宮殿の奥深くに籠もり姿を現さない日々が続きました。
そんなヴィクトリア再起のきっかけの一つが毎日何回となく開かれたティータイム。
そこで供されたケーキが…。
こちら。
素朴な生地とベリーのジャムのシンプルな組み合わせが絶妙な味わい。
粉砂糖をまとった優しい姿がヴィクトリアの心も慰めたのでしょうか?いつしかこのケーキは女王を癒やした菓子としてイギリス中に広まりヴィクトリアの名で呼ばれるようになったのです。
ケーキの力も借りて再び公の場に姿を現すようになったヴィクトリア。
国を温かく見守り多くの植民地の人々から帝国の母と慕われます。
そして7つの海を支配しイギリスを太陽の沈まない帝国と呼ばれるまでに押し上げたのです。
82歳で亡くなるまで女王として力強く責務を全うしたヴィクトリア。
きっとサンドイッチケーキの優しい味わいにそっと支えられていたんですね。
う〜ん。
ねえイギリスって強い女性多くないですか?多いかも。
うん。
だってさ夫を持たずに一人でイギリスを引っ張ったエリザベス1世とかさ…。
はいはい。
あと鉄の女マーガレット・サッチャーとかもね。
いますね〜。
いますし。
今の女王もちょっと前に在位60年を祝ったりしてます。
は〜。
すごいな本当に。
彼女たちの強さのもとになっていたのが意外にもこのサンドイッチケーキのような飾らないケーキだったっていうのが何か面白いなと思っています。
確かにね。
いやちょっとかまどね…。
うん。
何ですか?これで姉ちゃんに元気になってもらおうと思って…。
おお?ジャン!ヴィクトリアサンドイッチケーキ。
パーティー用に小さめに焼いてみました。
ちょっとすごい!かわいいじゃないですか。
どうしたの?いつの間にそんな事を。
かまどがうたた寝してる間にちょっと焼きましたよ。
あら。
かまどのうたた寝大事だね!そうだよ。
でねあとはこれ粉砂糖振るだけなんだけどちょっと普通に振るんじゃつまらないからですねこれを使います。
おっそれもしかしてあれですかレースペーパー?そうです!これを…。
かわいいからちょっと見ててね。
載せます。
よいしょ。
…で上からですねポンポンと。
レース揺れてるんだけどそれ大丈夫かしら?えっ?大丈夫ですよ。
そういう感じでできるかしら?よっ!ほら!あっ本当きれい!ほら!やったね!これ載せるだけなんで簡単です。
いいじゃないですか?いいでしょかまどこれ。
いいですね。
じゃあかまどからも。
はいそのレースペーパーをちょっと持ち上げてみなさいな。
レースペーパー?あるよ。
レースペーパー増!うわっ!おおいきなり…。
これ何?ティーマットですよ。
あっこういう事ね。
こうやって敷いてランチョンマットみたいな形だ。
あのねレースペーパー今のあったのでしょ?それを貼り合わせただけなんですけれどどうですか?いやかわいいよこれは。
かわいいでしょう?突然ですがここでPRINCESSQuiz!ヴィクトリア女王の統治期間はなんと63年7か月!ヴィクトリア朝時代と呼ばれさまざまな文化が花開いたのよ!ヴィクトリア自身が始めて今では世界の定番になってる事もた〜くさん!中でも有名なのは大切なあの時に欠かせないあのケーキ。
それは?正解は…ヴィクトリアの結婚式で砂糖細工が載ったケーキが登場して以来マストアイテムに!更にヴィクトリアの子どもたちの結婚式では今の定番3段重ねも登場!ちなみに純白のウエディングドレスもヴィクトリアから始まったとか。
続いてはあの超有名なお姫様マリー・アントワネット。
超上から目線な言葉を残してるわね。
このアントワネットの名前が付いたスイーツもあるのよ。
スポンジにアイスとムースが載った…こちらババロアの周りにビスケットをあしらった…なんて華やかなの!でも彼女が本当に愛したスイーツは別にあるの。
何だか分かる?それは…パンとお菓子の中間のような生地をクグロフ型で焼いたフランス・アルザス地方の郷土菓子。
華やかなお姫様だけど本当に好きなのは案外庶民的なスイーツだったんですね。
へえ〜。
マリー・アントワネットって意外に素朴なお菓子が好きだったんだね。
フフフフ。
クグロフっていうのは古くからあるお菓子ざますのよ。
えっ?あのマリー・アントワネットのお気に入りって事で注目されまして。
そのしゃべり方ティアラしてるからなの?ヨーロッパの貴族の間で大流行したんですってよ。
オホホホ…。
それほどカリスマ的存在だったって事だね。
美のカリスマといえばあの姫もいるんじゃない?あああの人だ。
皇妃エリザベートのザッハートルテ。
その美しさから美の妖精と呼ばれた…ハプスブルク家のお膝元オーストリアの皇妃です。
身長172センチでウエストは生涯50センチをキープ。
その美貌を持って政治まで動かした美魔女です。
実は大のスイーツ好きだったというこの美魔女がこよなく愛したのが…チョコレートケーキの王様…見事なプロポーションを誇る彼女と甘いスイーツ。
ちょっと意外なその関係をひもといてみましょう。
エリザベートは1837年南ドイツ・ミュンヘンの貴族の娘として生まれました。
少女時代のエリザベートは自由気ままなおてんば娘。
そんな彼女が16歳の時人生の転機が訪れます。
ハプスブルク家の若き皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が別荘で出会った彼女に熱烈な一目ぼれ。
2人は結婚。
しかしエリザベートを待ち受けていたのは宮廷の厳しい規律でした。
言葉遣いや食事のマナー更にお風呂の入り方まで。
こうした決まり事を取りしきっていたしゅうとめのゾフィー。
初めての子どもも宮廷の決まりに従い乳母に預けられます。
激しいいさかいを繰り返した嫁としゅうとめ。
エリザベートはついに病を患い全てを放棄します。
自由に生きたい。
思い悩んだエリザベートが夢中になったのが自らの美しさを磨くという事。
エリザベートのダイエットはしれつを極めます。
宮廷内に当時最新の体操器具を設置し体を動かし続けます。
靴は鉄のおもりをつけた特注品。
思いつく限りの努力で美しい体型を維持。
宮廷の豪華な食事にもほとんど手をつけず代わりにこの機械で子牛の生血を搾って飲んで栄養補給していたんですって。
そんな超摂生生活を続けるエリザベートの心の支えがスイーツでした。
お忍びで街の菓子屋に通っては持ち帰ってこっそり食べていたんです。
中でもお気に入りだったのがザッハートルテ。
くたくたの心と体を甘いザッハートルテで癒やしていたんですね。
ストイックに美を磨き続けたエリザベート。
やがてその美しさはヨーロッパ中に知れ渡るようになりました。
美を味方につけた彼女は政治的手腕も発揮。
当時両隣で発生していた独立運動家たちと交渉を重ね平和的解決に導いたのです。
この後4人目の子どもを授かったエリザベート。
かつての威厳を失ったしゅうとめゾフィーをよそにこの子ばかりはと愛情を注ぎます。
古いしきたりに苦しんだエリザベートがついにつかんだ幸せでした。
う〜ん。
壮絶な努力で美と幸せをゲットしたんだね。
やっぱり女性は強いですね。
すごい意志じゃない?あのダイエット。
うん。
強いね。
すごいよ本当に。
並大抵の努力じゃないからね。
いやいやいやなかなかできませんよ。
ねっ。
あっそうだかまど。
ちょっとこれ見て。
何でしょうかね?じゃん!うわっ!ザッハートルテ。
すごい!うたた寝かまどの間に作ってくれたの?そうですよ。
かわいいね。
かわいいでしょ?じゃあこのかわいいケーキをすてきにもっとするアイテム…。
並べてしまうアイテムを教えてあげましょう。
そんなのあんの?はい。
ちょっと教えてかまど!どうぞ。
そこにすてきなお皿とグラスがありますね?はい。
ちょっと大きさの違うお皿とグラスが…。
すてきなんですよ。
グラスの後ろ見て下さい。
グラスの後ろ?両面テープついてるからそれをピロリッと外して…。
剥がすと。
それでお皿の裏側に貼り付けてほしいの。
中ぐらいのやつ。
裏側に?貼り付けるでしょ?固定した?はい。
はい!それをじゃあ大きなお皿の上に載せてほしいの。
こういう事ですか?そうそう…。
見てこのアイデア。
か〜っ!かわいい。
これをもう一段やるんですね?やるんですやるんです。
これをまたこうすると。
は〜っ!これ家にあるものだけでねこんなに簡単に。
そうなんです。
いいでしょ?これでケーキスタンドの完成なんです。
ここ高さがあるから華やかだし。
このグラスのデザインによっても全然また変わるだろうし。
ちょっと寂しい気するね。
寂しいですか?じゃあそこになんとリボンをつけたりなんかしたらどうかしら?こんなものまで。
だから本当にこういう…アイデアがあるとこんなすてきになるんだよ。
一気にパーティー仕様じゃない?どう?これ。
ほらもう。
女王だよ王女プリンセス。
ほら!楽しいよ〜。
すてきですね。
少しお姫様になれた気分に…。
パーティーパーティーパーティーするしかない!続いては知恵と工夫で真実の愛を手に入れたプリンセスの物語。
1970年に公開された映画…フランスの国民的童話作家ペロー原作の物語です。
城から逃げ出したプリンセスは身分を隠すためロバの皮をかぶって暮らしていました。
ハッ!
(ガラスが割れる音)ある日森で出会った王子に贈ろうと彼女が思いついたのは…。
愛する王子のためケーク・ダムール愛のケーキを作ります。
なんと自分の指輪をケーキの中へ。
指輪といえばその丸い形から永遠に続く愛の象徴。
古代ローマ時代から婚約や結婚の儀式に用いられてきました。
今も昔も愛する人に自分の思いを伝えるための特別な贈り物。
ケーキに忍ばせた愛の告白。
王子は国中の女性を集め指輪の持ち主を探します。
指にぴったりとはまったのはロバの王女。
そして2人はめでたく結ばれるのです。
自分の分身ともいえる指輪。
それをケーキに忍ばせる大胆なアプローチで王女は見事に幸せを手に入れたのです。
う〜ん。
改めて見るとさすごいアイデアだよねあれ。
ケーキに指輪を入れるなんてね。
何か王子様の口の中から出てきてたんだけどあれはどう解釈すれば…。
いやすてきじゃないですかあれ。
まあいいや。
パーティーの準備できたんですか?できましたよ。
あとは飲み物の準備だけで…。
ちょっとこれ今フルーツを切ってここに入れて…。
スターフルーツも入っちゃったりして…。
これ分かる?かまど。
フルーツティーですよ。
もうすっごいおしゃれ!これに紅茶を注いで2〜3分待って香りがついたら完成です。
豪華すぎるほどの豪華ですよ。
これは女王様気分だね。
そうだね。
(チャイム)姉ちゃん帰ってきた!姉ちゃんお帰…。
(せきばらい)間違えました。
プリンセスお帰りなさいませ。
さあ香り豊かなフルーツティーと一緒にヘンゼルのスイーツパーティーのスタート!プチサイズのケーキは手作りピックでデコレーション。
ケーキスタンドの上には花やリボンを飾って華やかに。
粉砂糖で飾ったヴィクトリアサンドイッチケーキに王女様気分が上がるケーク・ダムール。
ザッハートルテはウィンナコーヒーと一緒に。
あなたもプリンセススイーツで心も体もパワーアップ?はあ〜。
疲れたな今日は。
すごい疲れっぷりじゃない?え〜?どうしたのパーティーは。
ねえどうだったの?もうこっち側はくたくたですよ。
だってねみんなケーキはバックバク食べるしおしゃべりは止まんないしすっかりありのままでしたよ。
ハハハハハハ…。
だってグレーテル最初「ありのままの私でいたい」なんて言ってたんだから…。
そうなんだけど。
ちょっと見てこれ!えっ?残ったケーキこれだけです。
ハハハッ。
みんなありのまますぎて食べられちゃった?これ頂きます。
頂きます。
う〜ん。
どう?これだけで十分です。
何かエネルギー吸い取られちゃったんじゃないの。
か細〜い人になってるよ。
うん。
でもさこうやってさタフな姫たちを元気づけていたのは意外にもこういった素朴なスイーツだったんだなと思いましたよ。
何かほっとするのかもね。
外で頑張ったりありのままでいれない状況がいっぱいあるじゃない。
まあね。
周りに気を遣ったりしなきゃいけないからね。
だから素朴なものっていうのにものすごいひかれるっていう感じも分かる。
・「ありのままの姿見せるのよ」あっもう何かね…ティアラのフクロウちゃんがね遠い目をしてるから…。
聞いてる?フクロウちゃん。
・「ありの…」2014/12/04(木) 12:25〜12:50
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グレーテルのかまど「女心をわしづかみ!プリンセススイーツ」[字][デ][再]

イギリス・ヴィクトリア女王、皇妃エリザベート、フランスのおとぎ話「ロバと王女」のヒロイン…プリンセスが愛したお菓子を一堂に集め、うっとりスイーツ・パーティー!

詳細情報
番組内容
ありの〜ままの〜姿見せるのよ〜♪「アナ雪」ブームで新しいプリンセス像が注目を集めるなか、王女気分を味わいたいグレーテルのために、ヘンゼルがスイーツパーティーを準備。イギリス・ヴィクトリア女王、ハプスブルグ家・皇妃エリザベート、フランスのおとぎ話「ロバと王女」のヒロイン…強くしなやかに生き抜いたプリンセスが愛したお菓子を一堂に集め、パーティーを華やかに演出するテーブル・セッティングとともにご紹介!
出演者
【出演】瀬戸康史,【語り】キムラ緑子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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