(真琴)自宅で食事をご一緒したいそうです。
(涼太)今日はありがとうございました。
(真琴)お父さんあしたまで持たないかもしれないの。
(涼太)ガムランボール。
今度こそ願いをかなえてくれる。
・
(ガムランボールの音)
(心電計の警告音)
(しのぶ)あっけなかったね。
(しのぶ)どうして私が見てないときに死ぬかね?
(しのぶ)恨み言言ってももう聞こえないんだね。
(真琴)お父さん好きだったよねロールキャベツ。
もう1回食べてほしかった。
・
(ドアの開閉音)・
(足音)
(健吾)奥さん。
お母さん。
(しのぶ)すいません。
お仕事お忙しいとき。
(健吾)早く帰ってくるべきでした。
いえ。
(健吾)葬儀社は決めたんですか?
(しのぶ)ええ。
病院で紹介してもらいました。
相談してくれればよかったのに。
(真琴)えっ?職業柄その業界の裏話を色々聞いてる。
いい業者を選ばないと。
大げさにしたくないって生前からお父さん言ってましたし。
今のところで十分だと思います。
(健吾)いやいや。
会社によっては10万20万平気で違ってきますからね。
大事です。
あっ。
その前に。
何か大阪人だね。
健吾さんも考えてはくれてるんだろうけど。
(涼太)《エリカから聞いた。
お父さんは?》・
(エリカ)結城さん。
(エリカ)ニッシーのお父さんが亡くなったって。
(涼太)そうか。
(エリカ)私手伝いに行くけど結城さんは?行かない。
それほど親しくないし。
分かった。
(真琴)《すいません》
(しのぶ)入院中はお世話になりました。
(亜由美)あっ。
いえ。
(亜由美)さみしいですね。
(しのぶ)はい。
・
(はるか)お姉ちゃん。
おじさんに?
(広平)今までありがとう。
(子供たち)ありがとう。
(亜由美)本当はお葬式に出たいっていうんですよ。
でも外出できないんですよねこの子たち。
ありがとう。
おじさん。
きっと喜ぶ。
(亜由美)みんなどうもありがとう。
じゃあ病室戻ろっか。
ねっ。
(子供たち)うん。
ありがとう。
(しのぶ)ありがとね。
片付けようか。
うん。
あのう。
荷物ってこれだけですか?あの世には持っていけないって徐々に減らしていかれてました。
《今度こそ願いをかなえてくれる》ねえお母さん。
ホントにこっちに戻る気?
(しのぶ)東京へはお父さんの看病で行ってたんだよ。
こっちで一人でいたって仕方ないでしょ?そんなことないわよ。
お父さんの香りも残ってるし。
まっ。
加齢臭だけどね。
真琴だって私がいない方が子づくりに励めるんじゃない?子づくり…。
何だかすっかり忘れてる感じだね。
子供ができたらお世話係で上京するから。
さてと。
掃除しなくっちゃ。
あっ。
健吾さんが葬儀社に全部任せろって。
自分でやりたいの。
じゃあ手伝う。
雑巾あそこだよね?うん。
あっ。
お母さんやるからいいわよ。
いいってば。
えっ?うん?何?何これ?お母さんが掃除すること見越して?この前帰ってきたときメモを?えっ?あった。
冷凍庫?
(しのぶ)うん?ないよ。
えっ?はい。
これいつまで続くの?上の段の右から10番目。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10。
あっ。
あっ!?やだ。
もうびっくり。
大丈夫?やだもう。
もうこんなの。
もうやあね。
お父さん最後のいたずら。
うん。
こら。
お母さん。
うん?「お母さんがびっくりして腰を抜かす様子が目に浮かびます」「お母さんがこれを読んでいるということは私はもうこの世にはいません」「しぶとく生き延びて何十年かたって2人でこの手紙を見つけて一緒に笑って読めたらいいんだけどどうやらそうじゃないようだね」「まだ泣くなよ。
最後まで読むんだよ」「これからいいこと書くから」「お母さんの料理が食べられなくなるのが本当に残念だ。
といっても…」
(幸三)「といってもまだこっちに来るんじゃないぞ」「天国で独身生活楽しむんだから」「ロールキャベツに引かれて結婚して40年」「よくぞこんな男と一緒にいてくれたね」「ありがとう」「お母さん。
ありがとう」
(幸三)《真琴》《お父さん》
(幸三)《一緒になれてよかったよ》《お父さん。
真琴だよ。
お母さんじゃないよ》お父さん。
ずるいよこんなの。
もしもし。
お父さんのこと力になれず申し訳ない。
ありがとうございました。
ガムランボールのおかげで最後に父と…。
そばにいてあげたいけどそれが俺の役目じゃないのが残念だよ。
このたびはご愁傷さまでした。
ありがとうございました。
あーあ。
(吉岡)お疲れですか?久しぶりの事件ネタでさ。
(吉岡)仕事のため息じゃない気がしましたけど。
鋭いね。
(吉岡)いらっしゃいませ。
(エリカ)吉岡さん。
塩。
(吉岡)あっ。
(エリカ)ありがとう。
明日の葬儀も手伝おうと思ったんだけど旦那さんの会社の人たちが頑張ってて出る幕なし。
へえー。
やっぱり行かないの?
(吉岡)これでいいですか?
(エリカ)はい。
新しくしたんだ?
(エリカ)うん。
まあいいけど。
結城さん。
あれからどうした?えっ?玉砕した人。
もういいんだよ。
敗者復活戦は?なし。
目の当たりにしちゃうとな。
(エリカ)何を?俺には高嶺の花だった。
どんな人なの?教えるか。
気になる。
エリカ。
やらせろ。
何を?4文字だよ。
(吉岡)結城さん。
アウト。
それが出たら飲み過ぎですよ。
(エリカ)昔から言うよね?酒癖をエリカに言われる筋合いはない。
(エリカ)ちょっと待って。
それって「せ」から始まるよね?うん?
(エリカ)せ…。
(吉岡)エリカちゃん。
(エリカ)…っぷく。
せ…。
接触。
お前。
あのな。
(エリカ)近い?ハハハ。
(エリカ)正拳突き。
おおっ。
うーん。
えい。
おっ。
な…何だ?何だお前?
(エリカ)格闘技ダイエット始めたの。
初耳だよ。
で何だっけ?4文字。
もういいよ。
バカ。
いいのに。
セ…。
あっ?何でもない。
(健吾)玄関の方ご案内して。
(山口)はい。
健吾さん。
お父さんの葬儀なんだからさちゃんとしないと。
もう本人はいい最期だったんじゃないんですか?ありがとうございます。
(しのぶ)お引き取りください。
(佳代)ご焼香をさせていただけませんか?お断りします。
申し訳ありません。
お母さん。
大丈夫。
ありがとう。
(幸三)《一緒になれてよかったよ》《お父さん。
真琴だよ。
お母さんじゃないよ》《佳代。
幸せにな》佳代さん。
せっかく来ていただいたのにすみません。
(佳代)一度お会いしてあれでお別れのつもりだったんですがお知らせを頂くとやはり。
誰から連絡があったんですか?
(佳代)病院です。
(佳代)頼まれたそうです。
自分が死んだら私に連絡をしてほしいと。
それ以外で父からは何か?いえ。
そうですか。
失礼します。
あのう。
いえ。
さようなら。
(佐久間)行かなかったのか?取材がありますから。
(佐久間)無理に入れたんだろ?どうして行かなかった?踏ん切りつきましたから。
(佐久間)いつでも酒付き合うぞ。
(ひとみ)ごめんね。
葬儀行けなくて。
私関係の人は来られなかったけど父の知り合いや教え子が大勢来てくれて。
静岡でやってよかったです。
(ひとみ)お母さんはずっと笑ってたの?父の誕生パーティーのように振る舞ってました。
(ひとみ)前の夜にお父さんからの手紙で泣いてすっきりしたかな?はい。
(ひとみ)そんなことされたら誰でも泣いちゃうよね?お母さんがちょっとうらやましい。
はい。
(ひとみ)でも。
いや。
だからか。
佳代さんが来たとき顔色変わったのは。
(ひとみ)もうお父さんを渡したくないと思った。
そうなんでしょうね。
お父さんが死ぬ間際に佳代さんと一緒にいると思ってたこと佳代さんには言わなかったんだ?まあ言えないか。
言ってどうなるかって考えたんです。
佳代さんは今その言葉を聞いてうれしいんだろうかって。
なるほどね。
それに父はせん妄状態にあったと思うんですけど死ぬときに佳代さんのことを思い出していたのが許せなくて。
そんなに思ってたんなら何で昔一緒にならなかったかってことだよね?えっ?違うの?《人間いつ死ぬか分からないから》《っていうことはさ今が幸せだって思える選択をし続けなきゃいけないんじゃないかな?》
(ひとみ)真琴は今が幸せだって思える選択をしてる?結城さん。
お父さんの危篤を聞いて駆け付けてくれた。
《お父さんは?》
(泣き声)通夜の日に電話もくれた。
《お父さんのこと力になれず申し訳ない》《そばにいてあげたいけどそれが俺の役目じゃないのが残念だよ》
(ひとみ)真琴。
結城さんに会いたくないの?2014/12/04(木) 13:30〜14:00
関西テレビ1
シンデレラデート #23[字][デ]【父の最期のメッセージ】
健吾(陣内智則)の提案で、真琴(星野真里)は涼太(眞島秀和)を自宅に招待するはめに。真琴を訪ねてきたエリカ(黒川智花)も加わり表面上は和やかな会食が始まるが…。
詳細情報
番組内容
幸三(井上順)が亡くなる。健吾(陣内智則)が大阪にいたため、しのぶ(岡江久美子)が葬儀の準備を進めるが、帰ってきた健吾があれこれと口を出す。そんな夫を見ながら、真琴(星野真里)は涼太(眞島秀和)のことを思っていた。幸三がいつ亡くなってもおかしくない中、健吾は仕事を優先したが、涼太はすぐ病院に駆けつけてくれた。その際、真琴は思わず涼太の胸に飛び込み、泣いていた。
番組内容2
幸三の葬儀は静岡にある自宅で行うことに。下準備のため戻った真琴としのぶは、遊び心のあった幸三の“最後のいたずら”に付き合わされる。それはしのぶへの最後の贈り物でもあったが、真琴は内心、複雑な気持ちだった。一人で幸三を看取った真琴が聞いた、父の最期の一言が実は驚くべきもので…。
葬儀でしのぶは明るく振る舞うが、幸三のかつての不倫相手・佳代(森尾由美)が現れ状況が一変する。
出演者
西村真琴:星野真里
結城涼太:眞島秀和
中田エリカ:黒川智花
・
山本幸三:井上順
・
坂本ひとみ:雛形あきこ
西村健吾:陣内智則
山本しのぶ:岡江久美子
スタッフ
脚本:伴一彦
演出:河原瑶(テレパック)
プロデュース:後藤勝利(東海テレビ)
渋谷未来(テレパック)
アソシエイトプロデュース:沼田通嗣(テレパック)
音楽:末廣健一郎
得田真裕
主題歌:CREAM「The Rose」(rhythm zone)
エンディングテーマ:Sharo「光〜Hikari〜」(CONTEZZA)
制作:東海テレビ
テレパック
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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