まあそうですね。
(櫻井)でも根に持ってますよ。
われわれクリフクライムのことは。
(木下)ホントにすいませんでした。
今から16年前
とある岸壁に季節外れの夜釣りを楽しむ母と子がいた
仲むつまじい親子だった
(長女)おいしい。
(次男)おいしいね。
しかし…
(美知子)ごめんね。
母親はこの日…
(美知子)ごめんね。
最愛の息子を見殺しにした
これは…
(たけし)この世には様々な出会いが存在します。
(たけし)しかしたった一つの出会いによって運命の糸がもつれ…。
(たけし)悲劇を招く場合がある。
(美知子)ごめんね。
わが子を愛し続けた一人の母親。
彼女もまた出会いによって運命の歯車が狂ってしまったのです。
悲劇の夜から6年前
夫を事故で亡くしていた美知子は女手一つで3人の子供を育てていた
(美知子)何?
(次男)ホント?
(美知子)うん。
(美知子)はい。
食べて。
美知子は子供思いの母親だった
宿題を手伝い学校の行事にも積極的に参加した
・
(チャイム)
(美知子)ちょっと待ってね。
(和則)やあ。
仕事先で知り合った和則
美知子にとって彼はプライベートな悩みも打ち明けられる唯一無二の相談相手だった
(和則)よろしくね。
入籍は急がなかったが美知子は和則を内縁の夫として家に迎えたのだ
(和則)何だよ。
改まって。
実は和則と知り合う前美知子は大きなトラブルに見舞われていた
原因をつくったのは事故で亡くなった夫の幸雄だった
(女性)そんなこと言って家族は大丈夫なの?
幸雄は行きつけのスナックのホステスとひそかに交際していた
だが…
幸雄が交際していたホステスには夫がいた
しかもこの浮気がきっかけで離婚する羽目になったという
幸雄は慰謝料として150万円を支払ったのだが
ホステスの元夫は幸雄の妻…
・
(男性)めちゃくちゃにされたんだぞ!
(美知子)ねえ。
あなた…。
(美知子)ねえ。
幸雄は美知子の言うことに耳を貸そうとはしなかった
(幸雄)無視しとけばいいんだ。
・
(男性)こっちは夫婦の生活2人分がめちゃくちゃにされてんだよ。
夫は当てにならない
そう思った美知子はひそかに…
仲介に入った警察は男に「二度と会わない」という念書を書かせただけ
そんな約束が守られるはずもなく金銭を要求された美知子はなすすべもなくサラ金などで金を借りその要求に従った
一方夫の幸雄はその後別のホステスと交際を開始
ギャンブルに大金をつぎ込み家計を助けようともしなかった
そして…
エスカレートする金銭の要求に応えられなくなった美知子は皮肉にも男の知人の店で…
そんな美知子にとって…
そんな中美知子は夫や男からの理不尽な仕打ちをスナックの常連客に相談するようになっていた
その常連客というのが…
(男性)おお。
ヤマダちゃん。
(ヤマダ)ああ。
どうも。
今日も寄せてもらいました。
(男性)いつもありがとう。
今日もボトル頼もうよ。
(ヤマダ)じゃあ今日は高いのいっちゃいましょうか。
(男性)よろしく頼むよ。
(従業員)ホント?うれしい。
(男性)あっ?
(男性)てめえ!
(和則)いいか!?
和則は男に…
裁判資料にはこのころの2人の心境が書かれている
美知子は和則に大きな信頼を寄せ和則も同時に美知子に情を傾けつつあったという
そんな中家庭を顧みなかった夫の幸雄が…
趣味の夜釣りをしている最中海に転落
不慮の事故死を遂げた
美知子には夫がギャンブルでつくった1,000万円近い借金だけが残った
しかし…
(美知子)うん?
実は電気機器の技術者であった幸雄は高圧線の鉄塔で仕事をすることもあったため1億円近い生命保険に入っていた
そのお金で夫が残した借金を返済することができたのだ
美知子は信頼の気持ちを込めて和則に残りの保険金を預けそこから生活費として必要な分だけを受け取ることにした
(美知子)うん。
トラブルから解放してくれた和則は美知子にとってまさに救世主だった
そうして10カ月が過ぎたころ
美知子が救世主だと思っていた和則はとんでもない本性を隠し持っていた
美知子が救世主だと思っていた和則はとんでもない本性を隠し持っていた
4年前から実家の古物商を継いでいたが商売は振るわず収入はまったく安定していなかった
そんな和則の唯一の楽しみが…
収入のほとんどをつぎ込んだ揚げ句借金を重ねてまでのめりこんだ
その後美知子と出会い夫の生命保険金およそ1億円の管理を任された
だがこの大金が賭け事が生きがいになっていた男の心に火を付けた
和則はわずか10カ月で1億円近い大金をギャンブルにつぎ込んでしまったのだ
保険金を使いきった後は自分の名義だけでなく美知子の名義でも借金をしてギャンブルにふけるようになった
さらに…
和則はギャンブルにつぎ込む金を工面できないときなどにはいらいらを爆発させ子供たちや美知子に暴力を振るうようになっていった
(和則)おい!
(子供たちの泣き声)
(次男)追い出してよ。
(子供たちの泣き声)
(長男)どうして?どうしてなんだよ!?
別れることはできないという美知子
そこには驚くべき理由があった
(剛力)はい。
救世主だと思っていた人物の思いも寄らぬ本性。
皮肉な運命ですよね。
(大沢)恐ろしい。
(設楽)ねえ。
(藤吉)何で2人もこうよくない人に出会っちゃったんでしょうね?
(設楽)不幸というか。
ねえ。
(日村)うん。
(藤吉)いい男性たくさんいるのにどうしてそこにピンポイントに2回もいってしまったのかな。
出会ってしまったんだろうって。
(大沢)これさ美知子さんは何?人を見る目がないのか。
(大沢)それとも幸雄と和則が途中で変わったのか。
いや。
分かんない。
自分がもしそうだったら何か見抜けなかったわけじゃないですか。
(藤吉)でも出会っちゃう人っているじゃない。
(藤吉)男運が悪い。
(設楽)不幸な人に出会う人いるよね。
(大沢)そこを見つけられなかったっていうか。
(藤吉)女友達がしっかりした人がいるとか。
(設楽)いればね。
(日村)そうですね。
(藤吉)きょうだいにいるとかお母さんがちゃんと監視してるとか。
ねっ?駄目な男好きになる人ってホントに駄目な人ばっかり続きますよね。
(設楽)いや。
でもこれって確かにそういう人がいればとか思うけど。
こうなってるって自分はなんないと思ってても結構なる人はなるじゃないですか。
(設楽)出会った人。
だから誰しも陥る可能性あるというか。
(大沢)だから怖いですよね。
(日村)怖いよね。
(子供たちの泣き声)
(長男)どうして?
(美知子)やめてよ!やめて。
お願い。
運命共同体となったあのとき
それは美知子の前の夫幸雄が事故死する前にさかのぼる
幸雄の母親から一方的に離婚を突き付けられたのだ
しかも財産はおろか子供の親権さえも美知子には渡さないという
どういうことなの?本気なの?
家庭を顧みない幸雄に代わって家や子供たちを守ってきたのは紛れもなく美知子だった
それにもかかわらず全てを奪われようとしていた
頼れるのは自分を窮地から救ってくれた和則だけだった
(和則)どうしたの?
このとき彼女は鬱積した全ての感情を和則にぶつけた
(美知子)この世からいなくなっちゃえばいいのに。
そしてその話の中で夫に1億円近い保険金が掛けられていることまで語ってしまったのだ
美知子に思いを寄せていた和則は彼女を救ってやりたいと思った
と同時にそれは…
保険金の分け前を得るもくろみを呼び起こした
そこから幸雄の殺害は計画されたのだ
それからはあっという間だった
和則の指示の下美知子は睡眠薬を夕食に混ぜ夫の幸雄を眠らせると岸壁へ運びだした
そして幸雄が夜釣りをしているとき酔っぱらって海へ転落したように偽装工作をした
警察は幸雄の死を不慮の事故として処理した
夫の殺害をバラされれば美知子は逮捕される
そうなれば残された子供たちはどうなるのか?
美知子は和則の言いなりになるしかなかった
この後…
和則は美知子の次男に3,500万円の生命保険を掛けていた
理不尽な暴力を受け続け言いなりになるしかなかった美知子
だが当時の報道によるとこの話にだけはどこの世界に自分の腹を痛めて生んだ子を金目当てに殺す母親がいるのかと強く反論したという
しかし…
(和則)聞いてんのかよ?
(美知子)やめて。
お願い。
言うことを聞かない美知子に和則はこれまで以上に激しい暴力を浴びせた
美知子はこの時期ほとんど眠ることを許されず…
骨折までして1カ月近く入院したこともあった
(和則)なあ?
(和則)うん?
追い詰められた美知子がこの後思いがけない行動に出る
激しさを増す暴力に追い詰められた美知子が取った思いがけない行動とは?
このころ和則は美知子の家とは別に実家で寝泊まりをすることもあった
そこでたばこの不始末を装って和則を殺害しようとしたのだ
しかし彼女が去った後火は燃え上がらなかった
怒った和則はこの後…
その後もさらに…
そして美知子は次男を夜釣りに誘った
(美知子)うん。
そう。
うん。
裁判記録には当時の美知子の心情がこう書かれている
次男を殺害して保険金を手に入れたらこれを折半して和則と別れよう
そうすれば長男と長女は幸せに生きていける
(次男)うん。
ビタミン剤に見せ掛けた睡眠薬のカプセルだった
(水音)
(美知子)ごめんね。
美知子の通報を受け次男の遺体は引き揚げられた
だが駆け付けた…
溺れたのなら普通岸壁をよじ登ろうとするはず
しかし次男の手は奇麗でその痕跡が見られなかった
そこで警察は…
当時の報道によれば全て分かってしまえばいいと美知子は解剖に同意したとされている
司法解剖の結果次男の遺体から睡眠薬が検出された
そこで…
すると次男の保険金の存在と多額の借金が浮かび上がり6年前の夫の水難事故も判明
逮捕された
その後…
裁判の結果…
事件の発覚後残された長男と長女は雑誌の取材に対しこう述べたという
(剛力)脅迫と暴力で追い込まれてしまった美知子さん。
(剛力)そして彼女が取った最後の手段が…。
皆さんどう感じましたか?
(設楽)ねえ。
(剛力)ねえ。
ちょっと。
(藤吉)自分がいなくなると2人の子供…。
(藤吉)残るじゃないですか。
次男も大事だけど後の2人も大事だし。
私はいないといけないっていう…。
(大沢)でも何でそれが…。
もうちょっと早ければ。
(設楽)ホントだよね。
守れたよなって。
(藤吉)つらいときって。
子育て中の生まれてすぐの2年3年ぐらいってホントに寝る間もなく必死に子育てしてるとずっとこれが続くんじゃないかって思ってあっぷあっぷしちゃうんですけどもホントに自分がつらいときって9カ月の間でももう10年ぐらいな感じのつらさ。
毎日毎日がつらいってなるともうそういう感じ方だったのかなっていう。
だからもう何が何でも抜け出したいって異常な状態になってしまったっていうのは。
(設楽)そうなんですよね。
(日村)いやぁ。
(剛力)続いて人生を左右する出会いはこんな奇跡を生むこともあります。
一人の青年の出会いがやがて中国全土を感動の渦に巻き込む恩返しへ。
こちらをご覧ください。
今から21年前
ヘ・ロンフォンは2,000km以上離れたこの地へ…
しかし…
来てすぐにわずかな所持金は盗まれ仕事も見つからない
食べるためには物乞いをするしかなかった
(ロンフォン)うわ!?
(男性)いい気味だ。
3日間何にも食べることができず…
ついには立ち上がることさえできなくなった
(シンフェン)ねえ?
(シンフェン)いいわ。
彼女の名は…
両親と3人。
貧しいながらもつつましく暮らしていた
(シンフェン)ほら。
家は貧しく来るのは借金取りだけ
そんな環境で育ったロンフォンは世の中にいい人などいないと決め付けていた
人を憎んできた彼が初めて触れた優しさだった
さらに…
彼女は帰る場所のないロンフォンに寝床まで用意してくれたのだ
(シンフェン)分かってる。
そしてシンフェンは家を出た
ある目的を果たすために
・
(戸の開く音)
そう。
実は彼女はロンフォンがこの村で働けるようにと夜遅くまで仕事を探してくれていたのだ
・
(ノック)
その後体力を取り戻したロンフォンは再び…
(シンフェン)ねっ?
(ロンフォン)ありがとう。
その後ロンフォンは北に2,000km離れた商業都市瀋陽を目指した
そこで必死に仕事を探し必死に働いた
時には給料を踏み倒されることもあった
しかし…
シンフェンの言葉を思い出しどんなことにも耐えた
そのころから彼は時折シンフェンに手紙を書くようになった
(ロンフォン)「シンフェン姉さん」
だがシンフェンに宛てた手紙は皆宛先不明で戻ってきてしまった
恩人との再会を願うようになったロンフォンの思いは20年もの間遂げられることはありませんでした。
しかしこの後その思いが中国全土を感動の渦に巻き込むある出来事へとつながっていくのです。
2人の出会いから20年がたった昨年6月
・はい。
20年間地道に捜索を続けたロンフォンはついに彼女の居場所を捜し出したのだ
(シンフェン)そう。
20年間忘れることのなかった感謝の気持ちがあふれ出した
そして…
(ロンフォン)姉さん。
(シンフェン)うん?
100万元。
日本円にしておよそ1,500万円の小切手だった
中国の物価から換算すると…
実はロンフォンは…
その後も感謝の気持ちを受け取ってもらいたい一心でロンフォンは説得を続けた
しかしシンフェンは決してそれを受け取らなかった
お金に換えられない恩をお金で返そうとした
自分の行いを恥じながらロンフォンはその夜必死に考えた
何とかこの気持ちを伝える方法はないかと
そして…
再び彼女の元を訪れた
あるものを手に
そのとき撮影された実際の写真がある
こう書かれた書
感謝してもしきれない
その言葉に20年の思いが込められていた
その後2人のストーリーは地元の新聞に掲載され大きな反響を呼んだ
(藤吉)よかった。
(大沢)いい話。
(藤吉)こんな人もいるのにね。
(剛力・設楽)ホントですね。
(剛力)ほんの一つの出会いから生まれた奇跡の恩返し。
すごいすてきでした。
(大沢)何かつらいときって相手が何げなく言った言葉でもすごい覚えてるんですよね。
その言葉を糧に頑張ろうとかって思うから。
あれもらっときゃいいのにね。
(藤吉)そう。
(設楽)何で?これはもう。
いけない心の始まりなのかな?
(藤吉)なかなか返さないですよ。
(設楽)もらってもいいですよね?
(大沢)絶対もらう派?
(設楽)もらうでしょ。
(日村)もらわないの?
(設楽)もらうでしょ。
(剛力)ちなみにロンフォンさんが恩返しとして大金をあげたいと妻に相談したとき奥さんはまったく反対することなく二つ返事でOKしたそうです。
(藤吉)できた奥さんだね。
でもあの段階。
どん底のときにいい人に出会った人だからもうどんどんいい人に出会ったんじゃないですか?
(設楽)まあそうでしょうね。
だから恩を受けてるからその分自分もそういう人には恩返してるだろうから。
(藤吉)給料払わないって人にも当たれば。
でもそれでもまたいい人に出会っていい人いい人にってつないでいけないとあんなに急にならないですよね。
(日村)ならないと思います。
(剛力)さあ最後にこちらをご覧ください。
(藤吉)何でしょう?
その後も2人の交流は続いている
家族ぐるみの付き合いにもなりことし6月には一緒に旅行にも行った
常識では考えられない出来事アンビリバボー。
あなたの身に起こるのはあしたかもしれません。
2014/12/04(木) 19:57〜20:54
関西テレビ1
奇跡体験!アンビリバボー[字]
【実録!母はなぜ息子を見殺しに!?出会いが変えた人生】
ダメ夫から家族救った新たな男の恐怖の本性…▽20年の時を経た奇跡の恩返し!現代のおとぎ話
詳細情報
番組内容
今夜は「救世主だと思っていた人物の思いもよらぬ本性…皮肉な運命が招いた悲劇」と「1つの出会いから生まれた奇跡の恩返し」をお届けする。
シングルマザーの工藤美智子(仮名)は和則(仮名)と新生活を始めようとしていた。2人が出会ったきっかけは美智子の元夫の浮気だった。当時元夫が通っていたホステスと浮気、そのホステスの夫でもある店のオーナーが、美智子を脅迫し多額の慰謝料を請求。さらにオーナーの要求は
番組内容2
エスカレート。金銭の要求に加え、店で働かされることに。そこの常連客だったのが和則。彼は美智子から事情を聞き彼女に惹かれていった、そして店のオーナーを一喝。美智子はオーナーから解放される。そんな和則に惹かれていく美智子。その後元夫が事故死したのを機に和則を内縁の夫として迎え入れた。和則の事を信頼していた美智子は、元夫の生命保険1億円の管理も任せてしまう。10カ月後、生活費を渡さない和則。
番組内容3
美智子が問いただすと、全て使ったという。実は和則は大のギャンブル好き。大金を手にして欲求が爆発…別れようとも思うが、美智子には決して別れられない理由があった…。
中国のとある村で、街に出稼ぎに出たものの物乞いするほど追いつめられた青年が、飢えと寒さで死にかけていたところ、1人の女性が助けてくれることに!その後必死で働いた彼は、20年後生まれ変わって彼女の元に帰ってきた!彼の奇跡の行動とは?
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし
【スタジオメンバー】
剛力彩芽
設楽統(バナナマン)
日村勇紀(バナナマン)
【スタジオゲスト】
大沢あかね
藤吉久美子
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(イースト・エンタテインメント)
【演出】
藤村和憲(イースト・エンタテインメント)
【編成企画】
清水麻利子
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
バラエティ – その他
バラエティ – クイズ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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