ニュース・気象情報 2014.12.05


11時になりました、ニュースをお伝えします。
アメリカの議会下院は、ロシアによるウクライナなど周辺国に対する主権の侵害を非難したうえで、オバマ大統領に対して、武器の供与や、液化天然ガスの輸出などを通じて、ウクライナへの支援を強化するよう求める決議を採択しました。
アメリカ議会下院は4日、ロシアがウクライナなど周辺の主権を侵害し、政治的にも経済的にも支配を強めようとしていると非難する決議を、賛成多数で可決しました。
決議では、オバマ大統領が就任以来、ロシアとの関係を見直すとして、積極的に対話を進めてきたにもかかわらず、ロシアはウクライナやグルジアなど、アメリカの友好国の主権を武力で侵害するなど、敵対的な対応を取ってきたと批判しています。
その上で、ロシアに対し、クリミア半島の編入を取り消すことや、ウクライナ東部から軍の部隊や兵器を引き上げることなどを求めています。
また決議では、オバマ大統領に対し、武器の供与や液化天然ガスの輸出などを通じて、ウクライナへの支援を強化するよう求めています。
ウクライナ情勢を巡っては、ロシアのプーチン大統領も4日に行った年次教書演説で、アメリカがロシアが勢力圏と見なすウクライナなど旧ソビエト諸国に介入していると非難するなど、米ロ双方による非難の応酬が続いていて、事態打開に向けた道筋は見えていません。
アフガニスタンの復興を支援する閣僚級の会合がイギリスで開かれ、アメリカ軍を中心とする国際部隊の大部分が、ことし末までに撤退したあとも、アフガニスタンの自立に向け、経済的な支援を続けていくことを確認しました。
イギリスのロンドンで4日開かれた会合には、ことし9月に就任したアフガニスタンのガニ大統領や、アメリカのケリー国務長官など、日本を含む60か国以上の閣僚級の代表が出席しました。
ガニ大統領はこのように述べ、今後、政府として汚職の撲滅や経済の発展、それに治安の回復に向けた取り組みを強化する新たな計画を示しました。
これを受けて、参加各国は、来年までの期間に総額160億ドル、およそ1兆9000億円を支援し、その後2年間も、一定の支援を継続するという2年前の東京会合の合意を、改めて確認しました。
アフガニスタンに13年間にわたって駐留してきたアメリカ軍を中心とする国際部隊は、ことし末までに戦闘任務を終えて大部分が撤退し、来年以降は1万人余りが駐留して、現地の治安部隊の訓練などに当たることになっています。
アフガニスタンでは、テロなどが相次ぎ、治安の悪化に歯止めがかかっておらず、来年以降、復興が着実に進むか懸念が高まっています。
全国の天気、雲の様子です。
日本海や九州の西には、寒気の吹きだしに伴う筋状の雲が広がっています。
太平洋側にもこの雲がかかっている所があります。
2014/12/05(金) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合
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