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シエラレオネ エボラ熱でクリスマス祝えず
12月25日 13時05分

シエラレオネ エボラ熱でクリスマス祝えず
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エボラ出血熱の感染拡大が続く西アフリカのシエラレオネでは、感染を予防するため人々が集まって祝うことが禁止され、クリスマスシーズンを迎えても、多くの市民がクリスマスを祝うことができないでいます。

WHO=世界保健機関は、24日付けで、エボラ出血熱の最新状況をまとめ、感染者が増え続けている西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3か国を中心に、感染や、感染の疑いのある人は合わせて1万9497人で、このうち7588人が死亡したとしています。
最も感染が深刻なのは、シエラレオネで、首都フリータウンなどを中心に、依然として感染拡大が続いています。
政府は、感染予防のため人々が集まって祝うことを全土で禁止していて、クリスマスシーズンを迎えても、多くの市民がクリスマスを祝うことができずにいます。
路上で商品を売っていた女性は、「クリスマスを迎えたけれども、うれしいことは何もない。ただ何とか子どもが食べるものを確保するのが精いっぱいだ」と話していました。
さらに店を経営している男性は「エボラ出血熱が発生してから商品が全く売れなくなってしまった」と話していて、長引くエボラ出血熱の感染が市民生活に深刻な影響を及ぼしています。

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