東京駅:「大正浪漫」の色に…開業100年ライトアップ

毎日新聞 2014年12月25日 11時14分(最終更新 12月25日 11時27分)

開業100年を記念して特別ライトアップされた東京駅丸の内駅舎=東京都千代田区で2014年12月24日、山本晋撮影
開業100年を記念して特別ライトアップされた東京駅丸の内駅舎=東京都千代田区で2014年12月24日、山本晋撮影

 開業100年を迎えた東京駅で24日、丸の内駅舎の特別ライトアップが始まった。開業当時の「大正浪漫(ロマン)の色彩」がテーマで、東京・新橋の芸者が「ハイカラ」として着物に愛用し、一般にも流行した緑色がかった青の「新橋色(しんばしいろ)」などで駅舎の西側壁面が染まると、クリスマスムードのターミナル駅前が一層華やいだ。28日まで。

 同駅西側の丸の内一帯のライトアップ企画「東京ミチテラス2014」(実行委員会主催)の一環。今回は、2年前に大混雑のため中止となったプロジェクターによる映像投影(プロジェクションマッピング)ではなく、フルカラーのLED照明で演出された。午後4時半ごろから8時半ごろまで実施している。【山本晋】

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