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長野、2億円で更改!来季フル出場&坂本新主将サポート宣言

2014年12月25日6時0分  スポーツ報知

 巨人の長野久義外野手(30)が24日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円アップの年俸2億円でサインした。11月上旬に右膝半月板の修復手術と右肘のクリーニング手術を受け、来季開幕へリハビリ中。来季からキャプテンに就任する坂本勇人内野手(26)をサポートし、2年ぶりの全試合出場を目指す。

 年俸2億円の大台に達した。球団関係者からは「けがと闘いながら、よく頑張ってくれた」とねぎらわれた。それでも長野の表情からは、悔しさがにじみ出た。

 「けがに悩まされたシーズン。リーグ3連覇できましたけど、CSで負けてしまって。すごく悔しい1年になりました」

 今季は130試合出場で打率2割9分7厘、13本塁打、62打点。慢性的な痛みを抱えていた右肘に加え、8月21日のヤクルト戦(神宮)で右中間への打球を好捕した後、送球しようとした際に右膝を負傷した。だが数試合に欠場しただけで、優勝が決まるまでプレーを続けた。11月上旬には右膝半月板の修復手術と右肘のクリーニング手術を受け、オフはリハビリに励む毎日だ。

 「順調です。走ったりはもう少しでできる。年明けに暖かい所(グアム)で走れたらと思います。肘の方が大変。ちょっと時間はかかりますけど、日常生活は上手にできるようになってきた。(キャッチボールは)2月に入ってからと言われてます」

 来季の姿を思い描く。3月27日のDeNAとの開幕戦(東京D)でのスタメン出場、そして2年ぶりの全試合出場だ。

 「開幕戦に間に合うように。試合に出続けることが一番難しい。その中でチームに貢献できるようにと思っています」

 重責を担う後輩への思いもある。キャプテンとなる坂本だ。

 「リーダーシップはありますし、年下ですけど、尊敬するところもいっぱいある。手助けできることがあれば、こっそりやりたい」

 原監督からは「開幕に間に合ってくれれば」とスロースタート指令を受けている。

 「これだけ(リハビリ用の)Tシャツと短パンを着たオフもない。まずはしっかりとリハビリをやって、完璧な状態でチームに戻りたい」

 今季は故障に屈すことなく、チームに貢献した。来季は万全のボディーで、球界の頂へ挑む。(小谷 真弥)

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