滋賀県高島市の鴨川河川敷に放射性セシウムを含む木材チップが不法に放置された問題について、滋賀県が調べたところ、投棄作業をしたのは、東京の「ホームサーバー企画」(田中良拓社長)という会社だったという。この田中社長が設立した投資事業などを行っている別の会社が、放置場所と同じ滋賀県高島市にある琵琶湖名産品振興会を支援していたことがわかった。
2001年に風雲友という会社を設立
田中社長は2001年に風雲友(ふううんゆう)という会社を設立。
[ベンチャービジネス情報誌:Sneeding]
風雲友がサポートしている会社/団体リストに滋賀県高島市の琵琶湖名産品振興会
[fuuun.com:支援リストにBiwako Products Promotion Assoc.]
風雲友のサイトfuuun.com(英語で作成されている)によると、風雲友がサポートしている企業/団体の1つにBiwako Products Promotion Assoc.(=琵琶湖名産品振興会)がある。この会は琵琶湖周辺の農産物、水産物などの産品を販売しており、所在地は滋賀県高島市。
琵琶湖へ注ぐ河口に投棄
滋賀県は9月17日、琵琶湖に注ぐ同県高島市の鴨川河口の河川敷などに木材チップから、最大で3000ベクレル/Kgの放射性セシウムが検出されたと発表した。「琵琶湖へ注ぐ河口に放置され、悪質で憤りを覚える。適切な保全措置を行い、行為者には厳しく責任追及する」(嘉田由紀子知事)。
[pref.shiga]