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福田こうへい、紅白直前に事務所移籍騒動!契約期間巡り対立か

2014年12月25日6時0分  スポーツ報知
  • 移籍トラブルが発覚した福田こうへい

    移籍トラブルが発覚した福田こうへい

 今年のNHK紅白歌合戦に2年連続出場を決めている演歌歌手の福田こうへい(38)に24日、事務所移籍トラブルが勃発した。この日、所属事務所の「オフィスK」が報道各社にファクスで福田に対して「法的手続きを開始」することを表明した。紅白の晴れ舞台を直前にしての“お家騒動”は前代未聞。地元・岩手の福田周辺と、所属事務所とが契約期間などマネジメントに関してもめているとみられる。

 現在、演歌界で最も勢いに乗る男にスキャンダルが浮上した。この日、福田と専属契約を結ぶ所属事務所が報道各社にファクスで、福田に対して「度重なる債務不履行に対し話し合いに応じるよう努めてまいりましたが、本人にその意思はないと判断し、法的手続きを開始いたします」と報告した。

 25日発売の「週刊新潮」によると、福田は事務所に対し、今年いっぱいで契約解除を通告。すべては地元・岩手の後見人的存在の会社社長に任せると通達してきたという。

 事務所関係者は「債務不履行」について「金銭問題などではなく、契約をめぐるさまざまな問題を一言にした」と説明した。この関係者によると、福田は代理人の弁護士を通じて、来年以降の契約を結ばないと一方的に主張。事務所サイドの再三の話し合い要請にも耳を貸さない状態だという。「具体的な期間は言えないが、当方には来年も福田との専属契約が残っている。でも地元後援会のホームページには、来年のイベントの予定が掲載されており、こっちには何の知らせもない」と困惑している。

 福田は2012年10月に「南部セミしぐれ」でデビュー。東日本大震災の被災地を励ます演歌歌手として人気に。同曲はロングセラーとなり、これまで演歌では異例となる約20万枚を売り上げた。昨年、今年と2年連続紅白出場も決めており、現在ブレーク中だ。

 それだけに今回のトラブルは衝撃。法的手続き後も話し合いに応じず、和解が成立しない場合などは、損害賠償などの訴訟へと発展する可能性もある。“演歌界のプリンス”の先行きに暗雲が立ち込めた格好だ。この日、大阪でディナーショーを行った福田は、25日には名古屋市でディナーショーを行う予定だ。

 ◆福田 こうへい(ふくだ・こうへい)1976年9月21日、岩手・雫石町生まれ。38歳。民謡のコンクールなどで優勝を重ね、12年10月に「南部セミしぐれ」でCDデビュー、13年の日本レコード大賞で新人賞を受賞し、この年のNHK紅白歌合戦に初出場。来年元日に新曲「おかげさま」を発売予定。特技は山菜採り。

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