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河野 大みそか勝って興毅戦だ!海外開催でも指名試合を希望
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・河野公平 VS 同級5位ノルベルト・ヒメネス (12月31日 大田区総合体育館)
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公開練習を終え、笑顔の河野
Photo By スポニチ |
初防衛戦を控えるWBA世界スーパーフライ級王者の河野公平が24日、都内で練習を公開した。陣営は今回防衛に成功すれば、次戦で同級2位の亀田興毅との指名試合を希望。ライセンス失効中で国内で試合ができない亀田側が興行権を手に入れて海外開催を求めてくれば、応じる構えを見せた。
世界挑戦より難しいと言われる初防衛戦。12年の大みそかに3度目の世界挑戦で王座を獲得しながら、翌年5月の初防衛戦で僅差の判定で敗れて陥落した河野は自身2度目の初防衛戦を前に「前回は悔しい思いをした。気分は高まっている。今は早く試合がしたい」と熱い思いを口にした。
ヒメネス対策のため、スパーリングは150回こなした。11年秋以降20戦負けなしの技巧派に対し「うまいけれど、来るときは思い切って(パンチを)振ってくる。足を使いながら、チャンスがあればKOを狙いたい」と攻略のイメージを膨らませている。
この難関をクリアすれば、大きな戦いが実現するかもしれない。今秋にWBAから交渉指令が出た亀田興毅との指名試合は、昨年12月の世界戦混乱問題で亀田ジム会長らが資格剥奪の処分を受けて、国内ライセンスを失効した興毅が日本のリングに立てる見通しが立たないため一度は流れた。だが、2度目の防衛戦で再びWBAが対戦指令を出す可能性は高い。渡辺均会長は「WBAの指示に従う」と話し、注目を集める興毅戦実現に意欲十分。「日本で試合ができればテレビ局も喜ぶし、一番いい」とし、まずは亀田側にライセンス問題の早期解決を求める意向だ。もし日本で試合ができない亀田側が興行権を手に入れて海外開催を主張した場合も「どこでもやる」と海外OKの姿勢を示した。
河野は「まずは自分の戦いに集中したい」と先の話は封印した。この年末には世界戦が8試合行われるなど、世界王者といえども名前を売るのは大変な時代。興毅戦は大きなチャンスになるだけに、その前に負けるわけにはいかない。
[ 2014年12月25日 05:30 ]
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