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【芸能・社会】

嵐5大ドームツアーファイナル 16年目への第一歩

2014年12月24日 紙面から

 デビュー15周年を迎え、1年間突っ走ってきた人気グループ嵐の5大ドームツアーが23日、東京都文京区の東京ドームでファイナルを迎えた。アルバム「THE DIGITALIAN」を引っ提げた今回のテーマは「デジタルと人間の融合」。デジタル技術を駆使した楽しい仕掛けを松本潤(31)中心にメンバーらが考え出した。

 まずはオープニング。ドクン、ドクンという心臓の音とともに現れた5人の胸に心拍計がつけられ、心拍数がスクリーンに表示された。100、120、150…ダンスの激しさにともない上昇していく心拍数。無機質なデジタルデータなのに熱を感じさせる演出にファンのボルテージも上昇。松本は「55000人、幸せにしてやるよ!」と、ファンをあおった。

 無線で制御できる、うちわ型LEDライト「ARASHIファンライト」も初登場。中央制御で観客が持つライトが一斉に点滅したり、色が切り替わり、幻想的な光景をつくり出した。

 腕に付けたセンサーが筋肉の動きをデジタル信号に変え、音が鳴り、映像、レーザー光線、さらにはファンが持つライトへと連動していく演出もあり、会場が一つになった。

 開演前、櫻井翔(32)は「15周年だからこそ、今までみたことがあるものを排除して、新しいものや進化を見せたい」と語っていたが、その言葉通り、遊び心と挑戦を盛り込んで「15周年の締めくくり」ではなく「16年目の第一歩」を示すステージとなった。

 アンコール、二宮和也(31)は万感の思いを込めて語った。「立ち止まったり、振り返ったりすることを否定はしないけど、やっぱり自分たちは前に進みたい。進んだ先にあるものを、みなさんと見たい」。櫻井は「この5人じゃないと嵐じゃないけど、5人だけじゃ嵐じゃない。17年、18年、20年…これからも僕たちと一緒に嵐をつくっていけたらなと思います」と呼び掛けた。

◆今年の漢字を問われ…相葉衝撃の○文字

 5人は「今年の漢字」も披露した。トップバッター松本は「挑戦」の「挑」。コンサートの演出・構成も手掛ける彼らしい漢字に一同納得。二宮は「15周年でみんなで集まる機会が多かった」と「集」。大野智(34)も15周年つながりで「振り返る」の「振」。担当した「振り付け」の「振」の意味も込めた。櫻井は「五」。「五輪もあったし、『五人』を強く感じる1年だった」。相葉雅紀(32)は、「メンバーともファンとも共に過ごした」と前振りは良かったが、挙げた漢字は「一緒」の二文字で、メンバーをズッコケさせた。

◆相葉 サプライズ誕生会

 24日のクリスマスイブ生まれの相葉のために、ARASHIファンライトを使ったサプライズが用意されていた。客席に相葉のメンバーカラー「緑」で「オメデトウ」「MASAKI」の文字が浮かび上がり、相葉は「こんなの見たことがない」と感激。「子どものころは何でクリスマスイブに生まれちゃったんだろうと思っていました。プレゼント一つだし。でも今になって感謝しています。年末のクソ忙しい時に産んでくれて、お母さんありがとう。そしてみんなも祝ってくれてありがとう」

 

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