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【格闘技】

村田 KOで世界戦へ弾みつける 30日にプロ第6戦

2014年12月24日 紙面から

練習を公開しスパーリングを行う村田諒太(右)=東京都新宿区の帝拳ジムで

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 30日にプロ第6戦に臨むWBC世界ミドル級9位の村田諒太(28)が23日、東京都内のジムで練習を公開。来春に計画される海外進出のテストマッチを前に順調な仕上がりを披露した。一方、大みそかにWBA&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチに出場する天笠尚(29)が、王者ギジェルモ・リゴンドー(34)の東京都内での公開練習を電撃視察した。

 村田にとって、プロ6戦目となる今回は、出直しの一戦になる。デビューから連続KOをしてきたが、前回の第5戦は初の判定勝ちだった。「いい勉強になった」という村田は、KOを狙っていくつもりだ。

 現在の状態について、「攻めのコンディションづくりができている」。この日はウエルター級の実力者であるマイク・ジョーンズ(米国)と3ラウンドのスパーリングを行った。鋭い左ジャブを繰り出し、インファイトのもみ合いにも引くことなく、伸びのある右ストレートを再三さく裂させた。

 27歳でプロ入りした村田にとって、無意味な試合をする時間的な余裕はない。ランキングもWBC世界ミドル級9位まで上げた。来年は世界も視野に入れての戦いになる。浜田剛史代表は「今回は来年から海外で戦う準備に入るための試合」と説明した。

 今回の相手について「相手は出入りが激しくスピードがある」と分析した村田は、ランクについても「上に何人いるか見える位置になった」と世界挑戦への意欲を見せた。恒例となっていたラスベガス合宿をせず、国内での調整をして臨むプロ第6戦。「減量もうまくいった」。KO劇に自信をのぞかせた。 (山崎照朝)

 

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