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【プロ野球】

小林、正捕手のカギは安心感 リードも打撃も磨く

2014年12月24日 紙面から

自主トレでランニングする小林=川崎市のジャイアンツ球場で

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 巨人の小林誠司捕手(25)が23日、正捕手の座をつかむためのキーワードとして「安心感」を挙げた。阿部が一塁にコンバートされる来季はその穴を埋める一番手とみられているが、リードや打撃での不安を振り払い、ナインからの信頼を勝ち取る気持ちでいる。

 「僕に必要なことはドッシリとした安心感じゃないですかね」と語る小林はこの日、ジャイアンツ球場で自主トレ。ランニングで体をほぐすと、黙々とマシン打撃に取り組んだ。「自分で自信をつけないといけない」。イケメンの顔からはすっかり笑みが消えていた。

 今季は29試合で先発マスクをかぶった小林。来季は100試合以上の出場を目標に置くが、原監督も大きな期待をかけている。21日の秋田での講演では来季の夢として、こんな言葉を発していた。「阿部とは違う面を持った捕手となって成長してほしい。日本一の捕手になってほしい」。小林にも指揮官の思いは十分、届いている。

 来季はマークが厳しくなることは確実。2年目のジンクスを乗り越える必要もある。「すべてでレベルアップしなければ。練習するしかない」と小林。地道な鍛錬を続けてキャンプでのアピールに向けた力を蓄える。 (川越亮太)

 

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