なぜ医師が水事業を?
現役の産科医が水会社 風(かぜ)を突然に興したキッカケは、3・11の福島原発事故でした。水が放射能に汚染されている心配があるので人工乳はひかえて完全母乳にしてください、と厚労省が発表したからです。私は自分が生まれ育った自宅の裏山に、昔から腐れないきれいな水が出る事を知っていたので、4月初めにはボーリングをはじめ、福島の赤ちゃんに一刻も早く粉ミルクを溶かす安全な水を送ってあげようと考えたのです。・・・・・ 続きを読む。
書籍の紹介 | |
|
|
★書籍の内容(小学館) ★予測していた発達障害の増加 ★Net-IBニュース ついに上梓、日本産科医療への警鐘 |
赤ちゃんを発達障害から守るために 医博 久保田史郎(産婦人科医・麻酔科標榜医)
日本の赤ちゃん、飢餓(脱水+低栄養)に注意!
1.日本の赤ちゃん、飢餓(脱水+低栄養)に注意!
出産当日、初産婦さんの母乳は全く出ないか、出ても滲む程度です。新生児が1日に必要とする最低限のカロリー(基礎代謝量=50kal/kg/day)に相当する母乳が出始めるのは、早くても3日目〜5日目位からが一般的です。すなわち母乳の出が悪い生後3日間を糖水・人工ミルクを全く飲ませなければ、完全母乳の赤ちゃんは容易に飢餓状態(脱水+栄養不足)に陥ります。体重が出生時から10%以上も減少するのは、赤ちゃんが飢餓状態に陥っていた証拠です。厚労省は母乳育児を推進するために−15%までの体重減少を生理的現象と考え、「授乳と離乳の支援ガイド」を公表しましたが、この支援ガイドが発達障害のリスク(低血糖症・高Na血症性脱水・重症黄疸)を増やす要因になっているのです。厚労省の「授乳と離乳の支援ガイド」が赤ちゃんに安全かどうかを検証します。
2.「脱水」は発達障害の危険因子
3.完全母乳哺育にもinformed consent (告知と同意)をとるべき
4.新生児の体重減少について
5.NICU不足を加速する完全母乳とカンガルーケア(早期母子接触)
6.「3日分の水筒と弁当」説に、科学的根拠なし!
科学的根拠に基いた新生児の体温管理(保温)と超早期混合栄養法
久保田式の未来型 新生児管理法とは
はじめに
厚労省が母乳促進運動を積極的に始めてから、完全母乳哺育と出生直後のカンガルーケア(早期母子接触)が当たり前になりました。しかし、久保田産婦人科麻酔科医院では1983年の開業以来、母乳が出始めるまでの生後3日〜5日間、赤ちゃんの脱水と栄養不足を防ぐために母乳を吸わせた後に、人工乳を必ず飲ませています。母乳の分泌不足を補足するためです。勿論、赤ちゃんを冷やす出生直後のカンガルーケアと母親が寝るべき深夜帯の母子同室は絶対に行いません。母親が赤ちゃんの世話で睡眠不足になると、母乳の出が悪くなるからです。当院では、お産の疲れがとれるまでは、赤ちゃんのお世話は児に安全で快適な新生児室で当院スタッフが全身の管理を行います。正常と異常の判別がつかない素人の母親に、深夜帯も赤ちゃんの体温・栄養・呼吸などの全身管理を任せるのは危険だからです。出生直後の赤ちゃんは呼吸循環動態が不安定と厚労省が言う様に、カンガルーケア中の心肺停止事故の殆どは、生後12時間以内の、最も体温と血糖値が低下する分娩室・母子同室中に発生し、しかも深夜に多いからです。また、カンガルーケア中の心肺停止事故は、母乳育児の3点セット(カンガルーケア・完全母乳・母子同室)を積極的に行う赤ちゃんに優しい病院(BFH)に集中して起きていることが分かっています。しかし、その事実は意外に知られていません。厚労省はBFHに認定された施設が本当に赤ちゃんに優しい病院か、なぜBFHに心肺停止事故が集中するのかを検証すべきです。
1.超早期混合栄養のメリット・デメリット
2.新生児の初期嘔吐は、冷え症(末梢血管収縮)が原因
3.現代産科学の初歩的ミス
4.重症黄疸は、発達障害(自閉症)の危険因子
5.発達障害(自閉症)の原因は、遺伝・ワクチンではない
6.安産と難産、母乳と人工乳
7.出生直後のカンガルーケアと完全母乳哺育は、百害あって一利なし
8.「授乳と離乳の支援ガイド」の見直しを
1.日本の赤ちゃん、飢餓(脱水+低栄養)に注意!
出産当日、初産婦さんの母乳は全く出ないか、出ても滲む程度です。新生児が1日に必要とする最低限のカロリー(基礎代謝量=50kal/kg/day)に相当する母乳が出始めるのは、早くても3日目〜5日目位からが一般的です。すなわち母乳の出が悪い生後3日間を糖水・人工ミルクを全く飲ませなければ、完全母乳の赤ちゃんは容易に飢餓状態(脱水+栄養不足)に陥ります。体重が出生時から10%以上も減少するのは、赤ちゃんが飢餓状態に陥っていた証拠です。厚労省は母乳育児を推進するために−15%までの体重減少を生理的現象と考え、「授乳と離乳の支援ガイド」を公表しましたが、この支援ガイドが発達障害のリスク(低血糖症・高Na血症性脱水・重症黄疸)を増やす要因になっているのです。厚労省の「授乳と離乳の支援ガイド」が赤ちゃんに安全かどうかを検証します。
2.「脱水」は発達障害の危険因子
3.完全母乳哺育にもinformed consent (告知と同意)をとるべき
4.新生児の体重減少について
5.NICU不足を加速する完全母乳とカンガルーケア(早期母子接触)
6.「3日分の水筒と弁当」説に、科学的根拠なし!
科学的根拠に基いた新生児の体温管理(保温)と超早期混合栄養法
久保田式の未来型 新生児管理法とは
はじめに
厚労省が母乳促進運動を積極的に始めてから、完全母乳哺育と出生直後のカンガルーケア(早期母子接触)が当たり前になりました。しかし、久保田産婦人科麻酔科医院では1983年の開業以来、母乳が出始めるまでの生後3日〜5日間、赤ちゃんの脱水と栄養不足を防ぐために母乳を吸わせた後に、人工乳を必ず飲ませています。母乳の分泌不足を補足するためです。勿論、赤ちゃんを冷やす出生直後のカンガルーケアと母親が寝るべき深夜帯の母子同室は絶対に行いません。母親が赤ちゃんの世話で睡眠不足になると、母乳の出が悪くなるからです。当院では、お産の疲れがとれるまでは、赤ちゃんのお世話は児に安全で快適な新生児室で当院スタッフが全身の管理を行います。正常と異常の判別がつかない素人の母親に、深夜帯も赤ちゃんの体温・栄養・呼吸などの全身管理を任せるのは危険だからです。出生直後の赤ちゃんは呼吸循環動態が不安定と厚労省が言う様に、カンガルーケア中の心肺停止事故の殆どは、生後12時間以内の、最も体温と血糖値が低下する分娩室・母子同室中に発生し、しかも深夜に多いからです。また、カンガルーケア中の心肺停止事故は、母乳育児の3点セット(カンガルーケア・完全母乳・母子同室)を積極的に行う赤ちゃんに優しい病院(BFH)に集中して起きていることが分かっています。しかし、その事実は意外に知られていません。厚労省はBFHに認定された施設が本当に赤ちゃんに優しい病院か、なぜBFHに心肺停止事故が集中するのかを検証すべきです。
1.超早期混合栄養のメリット・デメリット
2.新生児の初期嘔吐は、冷え症(末梢血管収縮)が原因
3.現代産科学の初歩的ミス
4.重症黄疸は、発達障害(自閉症)の危険因子
5.発達障害(自閉症)の原因は、遺伝・ワクチンではない
6.安産と難産、母乳と人工乳
7.出生直後のカンガルーケアと完全母乳哺育は、百害あって一利なし
8.「授乳と離乳の支援ガイド」の見直しを
赤ちゃんは「水」が命です。
●動画1.保育器の中で糖水を飲む赤ちゃん(生後1時間目)
●動画2.母乳を生まれて初めて飲む赤ちゃん 母乳は出てるのかな?・・・
●動画3.人工ミルクを飲む赤ちゃん、飢餓から赤ちゃんを守るために