韓国銀行「来年の通貨政策、成長の勢い回復持続するよう支援」

韓国銀行「来年の通貨政策、成長の勢い回復持続するよう支援」

2014年12月24日14時29分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  韓国銀行が来年の通貨信用政策について、物価安定基調の上で成長の勢いの回復が持続するよう支援しながら金融安定に留意して運営すると発表した。

  ２４日、韓国銀行金融通貨委員会は「２０１５年通貨信用政策の運営方向」を議決したとして、このように明らかにした。韓銀はまず政策の有効性と中小企業金融支援の実効性を向上するための努力と共に、金融・外国為替市場の動きと金融部門のシステム的なリスクに対するモニタリングを強化する計画だ。

  基準金利は成長の勢いの回復を支援する中で、適正なインフレーション水準に合わせて中期的な視野で物価安定基調が維持できるよう決定する予定だ。韓銀は、国内経済の回復傾向が緩やかな中で物価も相当期間低い水準を見せると展望しながら、通貨政策の緩和基調を持続すると明らかにした。通貨政策の緩和基調の長期化が金融不均衡の深刻化や限界企業の構造調整の遅延などにつながる可能性などについては留意すると説明した。

  物価安定目標制の運用に関しては、経済の条件変化を反映した適正なインフレーション水準を模索して２０１６年以降に適用する中期の物価安定目標を設定することにした。

  韓銀関係者は「グローバル金融危機以後、インフレーションの環境変化に対する総合的で体系的な分析に基づいて中期的な視野で韓国経済の安定的・効率的な成長を後押しできるインフレーション水準を模索する」としながら「成長潜在力の低下、グローバル要因の拡大、成長と物価間の連係性の弱体化などによってもたらされたインフレーションダイナミクスの構造的変化を点検する」と説明した。
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