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アジア外交、大きな視点、歴史的観点で

アジア外交、大きな視点、歴史的観点で

2014-2-6 19:20
日本の周辺国との関係が悪化している。人間社会でも、ご近所にはいろいろと気を使い、仲良く、助け合う環境を作るのが基本であるが、国家も、お隣の国には、十分な配慮と話し合いが必要である。この20年、中国・韓国などの東アジアの国々が急速に経済発展し、確かにパワーバランスが変化し、米国の世界的影響力も以前のような絶対的なものではないので、以前のような勢いがなくなってはいるが、日本に求められるのは、謙虚で、正直で、威張らない姿勢を維持することである。各国の政治の変化に対して、半島情勢、尖閣列島をめぐる領土問題も、主張はしっかりしながら、相手に対して、歴史的な基本認識の確認は必要である。日本も、韓国も、中国も、国内の政治基盤を優先する思惑が、外交関係に反映され、このままでは、反日、排斥の感情がますます高まっている。やはり、忘れてはいけないのは、70年前には、日本が他国の歴史や国土を蹂躙していたということである。いまだに、戦前の歴史認識が二国間の交渉でなく、国際ステージで主張され、論争されるようでは、ますます日本の国家の認識やレベルが下がってしまう。十分に説明しないまま、この事態を広げることは、お互いの利益を失い、事態の解決を困難にしている。日本は、もっと広い心と自信をもって、これまでの外交を継続し、もっと大きな視点で、アジアの過去、現在、将来の歴史的視点を持って、中国、韓国との関係を多角的視点で発展させるべきである。そのカギを握っているのは、日米同盟の強化であることは言うまでもない。

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