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ミラクル、Zabbix/Nagiosの一元監視/管理ソフトに簡易体験版
ミラクル・リナックスは2014年12月24日、システム監視ソフト(「Zabbix」および「Nagios」)の監視データを集約して一元管理する運用統合ソフト「Hatohol」(画面)について、機能や使い勝手を簡単に試せるようにした体験版を、VMware仮想アプライアンスの形態で配布開始した。
Hatoholは、運用管理ソフトのハブとなるオープンソース(OSS)の運用統合ソフトである(図)。運用管理ソフト同士をつないで連携させることができる。システム監視ソフト(Zabbix、Nagios)から得た障害情報を集約してインシデント管理ソフト(Redmine)に登録したり、sshでリモートジョブを実行して障害を復旧したり、ログ管理ソフト(Fluentd)やリソースの使用状況管理ソフト(Ceilometer)にデータを渡したり、といった使い方ができる。
ミラクル・リナックスでは、2015年1月以降をめどに、Hatoholを企業用途向けとした「エンタープライズ版」を提供することと、Hatoholのサポートサービスを提供することを検討している。これに先立って今回、Hatoholの機能を簡単に試せるようにVMware仮想アプライアンスの形にした体験版を用意し、同社のWebサイトを介して配布開始した(配布ページ)。
体験版を使うと、システム監視(Zabbix/Nagios)とインシデント管理(Redmine)の連携機能を試すことができる。複数のZabbix/Nagiosサーバーから監視データを集約し、システム監視のアラームをRedmineのインシデントとして管理できる。監視イベントから自動的にRedmineのチケットを起票し、チケットの進ちょく状況をイベント監視画面にマージして一覧表示する。
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