韓国、サイバー攻撃に備えて模擬訓練-原発内部情報の流出で
(ブルームバーグ):韓国は原子力発電所の一部設計図と作業説明書がインターネット上に流出した問題を調査している。犯人は3つの施設をクリスマスまでに閉鎖しない限り、データの公表を続けると脅迫している。
漏れた情報は原発反対論者と名乗る人物のブログやツイッターに先週、掲載され始めた。韓国水力原子力のネットワークが複数のウイルスに感染した。産業通商資源省は韓国水力原子力が22日と23日にサイバー攻撃に備えた訓練の一環として模擬訓練を行うことを明らかにした。
同省と韓国水力原子力は21日に共同声明で、「これまでのところ、流出したデータは重要でない技術情報で、原発の安全性に影響はない」と説明。安全性に関する重要データは流出データとは別の社内ネットワークに保存されていると付け加えた。
データを流出させた犯人の身元は依然不明。韓国では2011年の福島第1原発事故や国内での安全性に関する文書の偽造事件を受けて原発反対運動が活発化している。また、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントがハッカー攻撃を受け、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開中止に追い込まれており、サイバーセキュリティーへの関心は世界的に高まっている。
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原題:S. Korea Preps for Cyber-Attack After Nuclear Reactor Data Leaks(抜粋)
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更新日時: 2014/12/22 15:36 JST