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【日本の議論】
「韓流の街・新大久保」寒すぎる年の瀬…「李明博の竹島上陸が契機」で東京コリアンタウンの売り上げ「半減」
この状況に焦りを募らせた経営者や店主らが、今年11月に連合会を発足。街の活性化策を検討していくことにしている。連合会事務局では「誰が見ても客が減った。まずは地域密着を目指し、町内会と清掃活動に参加したり地元の子供を招いたイベントをしていきたい」としている。
新大久保駅前にいた“韓流スター”、実は…
韓国人経営者らが挽回を目指す一方で、街にはじわりと変化も出始めている。韓国料理店が撤退した場所に、中国やタイ、ネパール料理店が進出し始めているのだ。特に新大久保駅と大久保駅の間の地域に増えているという。
さらにはこんな光景も。一通り街を歩き新大久保駅に戻ると、駅前に小さな人だかりができていた。中心にいるのは、金髪や赤髪に重ための前髪、シャープなアイメイクで、ピタッとした白色パンツをはいた、韓流の4人組男性アイドルのようだった。
近くの女性スタッフに聞くと、半年ほど前にできたばかりの「ADDICTION」というグループという。しばらく見ていると、「あ、彼らは日本人なんですよ!」とスタッフ。「彼らがK-POPが好きで、韓流の格好で活動しているんです。どうですか、韓国人じゃないとだめですか」
スタッフは冗談交じりで矢継ぎ早に話し、「検索してくださーい!」と言いながら彼らと走り去っていった。これはこれで新鮮か。「韓流の聖地」の立役者に、韓国以外の人たちが名乗りを上げ始めている。