Cubaseを導入して最初にやっておきたい4つの設定
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アップデートに伴い、Cubase Pro 8を導入しました。2年ほど前にCubase5.5からStudioOneに乗り換えたんですが、戻ってきました。
というわけで、今回は「Cubaseを導入して最初にやっておきたい4つの設定」です。
徹底的に自分が使いやすいDAWにカスタマイズしていきましょう。
目次
ショートカット・キーの割り当て
ワークスペースの登録
テンプレートの作成
サウンド管理ソフトMUTANTのインストール
ショートカット・キーの割り当て
よく使う操作をキーボードに割り当てておいて、1発でその動作を出来るようにするのがショートカット。自分に合った設定にすると作業スピードがものすごく上がります。
設定方法
「ファイル」 → 「キーボードショートカット」
ここからちょっとわかりづらいかも
1.実行するコマンドを選択
2.実行させるキーを押して表示させる
3.「適用」ボタンを押して登録
これで設定できます。
僕の設定
参考にCubase標準以外での僕の設定を。おそらく設定数は少ないほうだと思います。
E → ノート長のクオンタイズ
R → レガート
A → ズームイン
S → ズームアウト
D → 複製
< → 早送り
> → 巻き戻し
M → 録音
N → グリッドのON/OFF
キーパッド → ワークスペース
FADERPORTの「Proj」 → ノートパッド
ズームイン・ズームアウトはクソ使うので一番手の届きやすい所。
早送りと巻き戻しが見た目と逆なんですけど、なぜかこれで慣れてしまったので逆にしてます。
前の音と次の音をぴったり繋げる「レガート」はオーケストラの打ち込みに欠かせません。例えば、タイミングをバラけさせた複数のノート間を重複させず、隙間も開けずにぴったりとレガートできるので、重複すると音色が変わってしまう音源に有効です。
ノートパッドは発注内容やリテイクなどのメモが多いですね。歌詞を入れといてもよさそう。
色々あるので、ひと通りできることを見てみて便利そうなものを割り当てていくのも面白いかもしれないですね。
ワークスペースの登録
自分の好きなウィンドウの配置を登録しておく機能です。
例えば、ウィンドウがグチャグチャになった時に整理したり、打ち込みからミックスなど、作業の切り替えのタイミングで別の配置にしたり。
設定方法
まず、それぞれのウィンドウの場所や大きさを好きな状態にします。
そこから「ワークスペース」の「ワークスペースを追加」
名前をつけて保存。
「グローバルワークスペース」は別のプロジェクトでも選択できます。
「プロジェクトワークスペース」はそのプロジェクトだけ。
今回は初期設定なので「グローバルワークスペース」で保存。
ワークスペースはショートカットに登録して使うと便利です。
「ワークスペースを更新」で今選択しているワークスペースに上書きできます。
僕の設定
基本はこれ。
モニターを上下に並べて、下にメインのウィンドウ、上はミキサー+インストゥルメンタル+トランスポートです。
トランスポートパネルをマスター+同期のみにしているのがこだわり。だって再生とかクリックしないでしょ絶対。
あと、Cubase Pro 8から追加された「波形メーター」を出しておりますが、ほんのりとそんなに役に立たないような気がしてます。でも雰囲気がかっこいいから出してます。
テンプレートの作成
ベストなレイアウトで、ほぼ確実に使うプラグイン・エフェクトやソフト音源が立ち上がっていて、すぐ曲を作りはじめる事ができる状態をテンプレートとして保存しておく事により、曲を作る最初の段階での手間を省けます。
オーケストラやバンドなど、よく作るジャンルや曲調に合わせて作っておくと便利です。
設定方法
まず、ベストなワークスペース、ほぼ確実に使うプラグイン・エフェクトやソフト音源が立ち上がっている状態にします。今から作るぞ!っていう感じ。
「ファイル」→「テンプレートとして保存」で、名前をつけて保存。
僕の設定
まだCubase Pro 8初心者なので、バンド、オーケストラと、最近研究しているビッグバンドの3つしかないですが。
ワークスペースの所でも出てきましたが、オーケストラのテンプレートはこれ。
標準のオーケストラで使うソフト音源やエフェクトが立ち上がっていて、オーディオのグループバスにセクション毎のアウトをまとめています。
サウンド管理ソフトMUTANTのインストール
というわけで、サンプル探しに便利なソフトウェア『MUTANT』(ミュータント)をインストールします。
Cubaseそのものの設定ではないんですが、常にCubaseと同時に立ち上げて使うのでご紹介。
波形を見ながらの試聴機能やループ再生が出来るので便利です。
ダウンロードはこちらから。
・サウンド素材集の一元管理フリーソフト | SONICWIRE – MUTANT
おしまい
番外編として、色を変えるのもおすすめです。
最初にひと通り設定できる項目を見てみると発見があっていいかもしれませんね。
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