「ネットワークエンジニアになりたい!!でも未経験からでも大丈夫?」
ネットワークエンジニアを目指してみると様々な不安があると思います。
・資格取得してもネットワークエンジニアになれないんじゃないのか?
・ネットワークエンジニアの案件って少ないんじゃないのか?
・そもそも未経験でネットワークエンジニアなんてなれるのか?
等いろいろありますが、ネットワークエンジニアになる!!という強い気持ちを持っていれば不安もそこまで大きくはならないのではないでしょうか。
問題はネットワークエンジニアになった後だと思います。晴れてネットワークエンジニアになれてこれから夢と希望に満ち溢れた生活が待っている!!・・・と想像する方も多いと思いますが、
逆に、
ネットワークエンジニアって大変なんじゃないか・・・しかも未経験からで・・・
こう思う方もいると思います。
ある程度ネットワーク関連の仕事から転身される方であればそこまでギャップに困ることはないと思います。しかし未経験の方はあくまでネットでの情報しか知ることはできませんし、実際の現場を詳しく知ることはできません。
そこで!!私が
未経験からネットワークエンジニアとして働いて何が大変だったのか?
を書いていきたいと思います!!
大変だったことその1
・ネットワーク用語が理解できない
まずこれが第一だと思います。あくまで独学でしかネットワークをしていないとどうしても技術が偏ってしまう傾向にあります。入社したばかりの頃、ネットワーク構成の打ち合わせ等があり参加しましたが
まったくわかりませんでした。
ここで親切な先輩等がいれば打ち合わせ終了後に分かりやすく話しを教えてもらえたりできるのですが、、、
いませんでした(泣)
直属の先輩に露骨に嫌な顔をされながら教えてもらいました。
こんな時は・・・
私も露骨に嫌な顔をする先輩に話しを聞きに行くのは嫌だったので、別の部署に優しいネットワーク博士がいたのでその人に聞いてました。
最初に先輩にあった時から
「この人はヤバい!!」
と思っていたので、ネットワーク用語を覚えることよりも、ネットワークに詳しくて優しい人を探す事に力を入れてました。そうすれば技術的なことはある程度は解決しますし、
なにげない質問ができる相談相手がいる
という所がすごい重要だったりします。
なので、私が心掛けていることは
・ネットワークに博識な優しい人を探す
・元気よくあいさつ
・返事をしっかりする
これを守っています。
そもそもいやな人がいなければここまで考える必要はないと思いますが・・・
大変だったことその2
・神経をすり減らす作業が多い
何のことかイメージつきづらいかもしれません。
ネットワーク機器にケーブルを接続してみよう!その1
例えば下の図を見てください。
これはとあるネットワーク機器です。ネットワークエンジニアこういった機器を設定から構築し運用をしていきます。
この機器に
「1本LANケーブルを接続してくれ。」
と言われても特にそこまで神経をすり減らす必要はないと思います。接続する場所さえ間違えなければ問題は起きません。
ネットワーク機器にケーブルを接続してみよう!その2
では下の図を見てください。
この状態で
「LANケーブルを1本別の箇所に差し替えてくれ。」
と言われたらどうでしょうか。
このケーブルは全て違うシステムに接続されており、もしあなたが間違って違うケーブルを抜いたりしてしまうとそれだけで
障害発生
となってしまいます。間違って抜いた理由があなたの思い違いでも、資料が間違っていても、大きな問題になるのです。
もしそれがお客様のシステムが接続されているものであれば 「システムが停止したぞ!!そっちの責任なんだから停止時間分の損害を補填しろ!!」とまでなるかもしれません。
こういった作業がすごい神経をすり減らします。
ちゃんとケーブルにタグをつけ何回も確認しているのにいざ抜こうという時はすごい緊張してしまいます。それが大変でもあり、ネットワークエンジニアとしてのやりがいかもしれませんが。
ちなみにこんなになっているラックは見たことがありません(笑)
最後に
如何でしたでしょうか。この記事をみて簡単そうだな!!面白そうだな!!と思ったあなたはネットワークエンジニアに向いていると思うので一緒に業界を盛り上げていきましょう!!
未経験でもなんとかなります。私が実際にできたように・・・
少しでもネットワークエンジニアを目指す方の力になれればと思います。