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「もっとTV」が3月にサービスを終了――「対応端末が拡大せず」

ITmedia LifeStyle 12月22日(月)20時31分配信

 民放キー局5社と電通は12月22日、共同で推進してきたVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「もっとTV」を2015年3月に終了すると発表した。

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 もっとTVは、放送番組の見逃し視聴を可能にする“民放VOD”として2012年4月にサービスを開始。それまで各局が個別に提供していたVODを一括提供し、より利便性の高いサービスを目指し、対応テレビやAndroid端末からコンテンツを購入・視聴できる仕組みを作った。後にNHKも参入し、今年1月には月額900円(税別)の「見放題サービス」も追加していたが、「対応端末が拡大せず、継続は難しいと判断」(電通広報)、サービス開始から丸3年で終了することになった。

 サービスへの新規登録は12月22日の13時をもって終了しており、2015年1月31日(土)の20時59分にはすべてのコンテンツの新規販売を停止する。また「月額見放題」サービスについても2月28日をもって販売終了。3月15日の23時59分にはすべてのコンテンツが視聴できなくなるという。ただし、購入済みの動画、あるいは販売終了までに購入した動画については、設定されている視聴期限内は利用できるという。

最終更新:12月22日(月)20時31分

ITmedia LifeStyle

 

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