IT
三保電機、生産ライン向けに「PC―9800」エミュレーションソフト
三保電機(鳥取県米子市、小松忠司社長、0859・34・0788)は、「ウィンドウズ」を搭載したパソコン用エミュレーションソフトウエア「eMD―1」を発売した。同ソフトをインストールしたパソコンで、NEC製のパソコン「PC―9800」シリーズで使っているソフトを引き続き使用できる。同シリーズを生産ラインの制御に使っている各種メーカーに、低コストで現行システムの延命を図れる手段として訴求する。価格は45万円(消費税抜き)。
同シリーズの機種から抽出した必要なソフトを、eMD―1をインストールしたパソコンに導入して使う。従来のソフトをそのまま使え、最新版ソフトを新しく開発するより安く作業環境を構築できる。
PC―9800シリーズは1982年の発売以降、一時は日本市場で9割以上の占有率を占め、生産ラインの制御にも多く採用された。「現在も約10万台が使用されているが、もう新型機が出回っておらず、中古機の出回る数も減って修理対応も困難になっている」(坂本一登東京営業所長)。
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