『ゴーン・ガール』 ~はーい皆さん笑って笑って♪~

ゴーン・ガール(2014)
2014年/アメリカ/149分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ベン・アフレック
   ロザムンド・パイク
   キャリー・クーン
   キム・ディケンズ
   タイラー・ペリー
   ニール・パトリック・ハリス

概要
原題は『Gone Girl』。アメリカ製作による2014年のミステリー映画です。監督は『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー。主演は"アゴ男"こと『アルゴ』のベン・アフレック。共演をこれまでの地味なイメージを払拭したロザムンド・パイクが務めます。

あらすじ
ミズーリ州の田舎町。5回目の結婚記念日のその日に、ニック・ダン(ベン・アフレック)の妻エイミー(ロザムンド・パイク)が忽然と姿を消してしまう。難航する捜査と、過熱する報道合戦のなか、世間の注目は夫ニックによる妻殺しの疑いへと向けられていく。ニックは妻を殺したのか?夫婦のあいだに何があったのか?やがて事件は意外な方向へと展開していく……。

勝手な感想
「2014年ももう終わりだね~」なんてしんみり溜息ついているこの師走に、本年度最高の映画が降臨されました。あくまでボクの狭い脳内だけの話ですけど。身も心も寒いこの大寒波のなか、最悪に落ち込む映画を観れて、最高の笑顔で家路についたことを幸せに思います。

そらもう書きたいことは我が人生の汚点と同じぐらい膨大にあるのですけど、こいつぁどう考えてもネタバレ厳禁です!ネタバレした奴は殴る蹴るの暴行を受けても笑顔で土下座せねばなりませぬ。というわけで、おのずと書けることは限られてくるわけですな。

まあチラチラッとチラリズムしてみますと、要は普遍的な夫婦関係夫婦生活のあり方というものを、秀逸なブラックジョークによって描いておったのではなかろうかと、そう思っとるわけであります。誰もが演者というわけですな。特に今のご時世、そうせねば渡る世間は鬼ばかり。誰もがひとつやふたつのペルソナは持っとるわけです。

デヴィッド・フィンチャーといえば映像バカバカバカバカ!となるわけですけど、この映画に関してはけっこう控えめです。でもそれがええ塩梅なんどす。あいかわらず寒くて暗~いんですけど、これはもう巨匠の貫録と言ってもいい静謐なたたずまいですな。細かい編集も抜群です。特に細かいところは要チェック。ここ見逃したら笑顔で年越せません!

笑顔といえば、この映画にはいろんな意味で忘れられない笑顔が多数登場します。最も作られたもの、ペルソナの象徴だからかもしれません。特にベン公のぎこちない笑顔が愛らしいんですわ~♪これまでは演技面で評価されることは皆無だったベン公ですけど、もうこの笑顔だけでオスカー級です!愛すべきヘタウマ俳優です!

私的偏愛度:★★★★

こちらの夫婦関係も必見です。興味のある方はあわせてお読みください♪
『ポゼッション』(1981) ~アジャーニの前衛ダンス~
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奥さんが行方不明になって、冤罪でマスコミに追われて…『ゴーン・ガール』を観てきました。 ★★★★★ 冒頭に書いたような物語を、とても魅せる演出で描いて、さすがこう言う起伏の少ない映画で有ってもさすがデヴィット・フィンチャーやなぁなんて思っていたら、一転も二転...

コメント

No title
降臨しましたか!
要チェック映画でしたので、結末は知りたくないな、とこの記事をすっとばそうと思ったのですが、スパイクロッドさんの「こいつぁどう考えてもネタバレ厳禁です!」センサーを見て全て読ませていただきました。

ベン・アフレック好きなので、「ぎこちない笑顔」楽しみです!
  • 2014-12-21│12:19 |
  • ちょい若おやじ URL│
  • [edit]

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Author:スパイクロッド
映画大好きのポンコツ男です。新旧問わず、観た映画の感想を筆ペンによるイラスト付きで紹介していきます。若干の偏りはご容赦くださいね♪

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