HSP : Hot Soup Processor ver2.61 / onion software 1997-2008(c)
HSP ver2.61に対するウィルス誤認識について
一部のウィルス検索ソフトが、HSP2.61フルセットに含まれるランタイムファイルに対して、
不正なファイルであると誤認識する現象が報告されています。
また、HSP3.0に含まれるヘルプマネージャー(helpman.exe)もHSP2.61ランタイムを使用しているため、誤認識されることがあります。
当サイトで配布されているファイルには、ウィルスやトロイの木馬などの感染はなく、悪意のあるコードは含まれていません。
誤認識は、ウィルス検索ソフトの識別データが、HSPにより作成された実行ファイルと、
HSP本体のランタイムの識別に失敗することで起こると考えられます。
現在までに確認されている誤認識については、該当するウィルス検索ソフト開発ベンダーに対して、
対応を求める連絡を取っています。
以下に誤認識が起こるソフト及びバージョンを掲載致します。
該当する症状が起こる場合には、ベンダーの対応を待つか、一時的にHSPのランタイムファイルを除外するなどの対処を行なって下さい。
また、現在の最新版であるHSP3.1については、この問題は発生しません。
HSP3.0をご使用されているユーザーは、HSP3.1にアップデートを行なって頂くことを推奨しています。
- ウィルス対策ソフト、ノートンアンチウイルスが、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)をTrojan Horse (トロイの木馬)と認識する
ベンダーから最新の定義ファイルでは修正するという連絡を頂いています。
- ウィルス対策ソフト、マカフィー・ウィルススキャンが、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)をGeneric.dx (トロイの木馬)と認識する
ベンダーから最新の定義ファイルでは修正するという連絡を頂いています。
- 海外製ウィルス検索ソフト、CP Secureにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がBadJoke.W32.Soup.a(トロイの木馬)と認識する
- 海外製ウィルス検索ソフト、Quick Healにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.KillWin.aj(トロイの木馬)と認識する
- 海外製ウィルス検索ソフト、GDataにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.Killwin.C(トロイの木馬)と認識する
- 海外製ウィルス検索ソフト、PCTools Spyware-Doctorにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.Killwin.C(トロイの木馬)と認識する
- 海外製ウィルス検索ソフト、Sunbelt Antivirusにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.Killwin.C(トロイの木馬)と認識する
ベンダーから最新の定義ファイルでは修正するという連絡を頂いています。
- 海外製ウィルス検索ソフト、Jiangmin Antivirus(日本名、ウイルスドクター)において、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan/KillWin.aq(トロイの木馬)と認識される
- 海外製ウィルス検索ソフト、Virus Buster(ハンガリー製)が、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)をTrojan.KillWin.AL (トロイの木馬)と認識する
- 海外製ウィルス検索ソフト、K7 AntiVirusにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.Win32.Malware.1(マルウェア)と認識する
ベンダーから最新の定義ファイルでは修正するという連絡を頂いています。
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V3ウイルスブロック2006、My Antivirus V3等アンラボ様が提供しているウィルス対策ソフトが、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)をWin-Trojan/Xema.variant (トロイの木馬)と認識する
ベンダーから最新の定義ファイルでは修正するという連絡を頂いています。
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ソースネクスト・ウイルスセキュリティ2005(定義ファイルバージョン7.2.57)でhsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.KillWin.aj(トロイの木馬)と認識する
ベンダーに改善を求める連絡を行ないましたが、要求を拒否されています。
当面の対策としては、このウィルス対策ソフトを使用しないことです。
この誤認識に対して使用上の影響が出るユーザーに対しては、ソフトの使用中止及び返金に対応するとの連絡をベンダーから受けています。
- 海外製ウィルス検索ソフト、BitDefender、AntiVir、Arcavir、Ikarus、及びClamAVにおいて、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan.KillWin(トロイの木馬)と認識する
ベンダーに改善を求める連絡を行ないましたが、返信及び改善の連絡は頂いていません。
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マカフィー・ウィルススキャン(定義ファイルバージョン4638)でhsprt(標準ランタイムファイル)がGeneric MSVC.e (トロイの木馬)と認識される
定義ファイルバージョン4639で修正されています。
- 海外製ウィルス検索ソフト、AVG(7.1.362)において、hsp2c.hrt(コンパクト版ランタイム)がTrojan horse GenericFUO(トロイの木馬)と認識する
以下の海外製ウィルス検索ソフトは、一時の定義ファイルで誤認識が発生していましたが、ベンダの対応により現在は発生しなくなっています。
- Avira 6.31.0.7 TR/KillWin.AJ
- eTrust-Iris 7.1.194.0 Win32/DelWin.L!Trojan
- Fortinet 2.35.0.0 BHO/KillWin.AL
- Panda 8.02.00 Trj/Killwin.C
- Sybari 7.5.1314 Win32/DelWin.L!Trojan
- VBA32 3.10.3 Trojan.Win32.KillWin.aj
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