精神障害者保健福祉手帳で受けられる経済的なメリットの中に、「貯金の利子にかかる税が免除される」というのがあります。
ありがたい話ではあるのですが、今のところ、私たちはこの制度を利用していません。手間のわりに得られるものが少ないうえ、リスクがあるからです。
通常、貯金をすると、その利子には2割の税金がかかります。しかし精神障害者保健福祉手帳を持っていれば、この2割の税金が免除され、実質的には利息が増えることになります。
制度の概要は国税庁のホームページに載っています。「マル優」という響きが懐かしい感じです。昔は誰でもマル優を使えましたよね(歳がバレそう)。
■ No.1313 障害者等のマル優(非課税貯蓄)(国税庁)
で、私たちの場合、この「障害者マル優」を利用していません。
最大の理由は、そもそも預金の利息が大してつかないからです。
最近の利率といえば、定期預金でも年0.1%以下というのが当たり前。某都銀のページで確認してみたところ、定期預金で年0.025%だそうです。100万円預けても年間の利息が250円。これに対する税金となると実に50円。あまりに小額なので、思わず検算してしまいました。
マル優の対象には、もうちょっと利率のよさそうな金融商品も名を連ねています。しかしこのご時世、マル優対象のカタい商品で利率が年1%なんてことはあり得ず、利子が非課税になりますと言われても「だから何?」という感じです。
あともう一つ、心配になったのが「脱税疑惑」をかけられること。
私たちの場合、妻が働いていません(働けません)。したがって収入もありません(現在は障害年金がありますが)。精神障害になった時点ですでにあった貯金はともかく、その後は、本人名義の貯金が増えることは基本的にないはずです。
にもかかわらず、マル優対象の口座で残高が増えていたら、「本当は夫の貯金なのに、妻名義の口座に預けて脱税しているのだろう」と言われそうで不安になります。そんなリスクを負って、得られるのは貯蓄の0.01%にも満たない額。まさにハイリスクローリターンです。
もちろん、年に100万以下の贈与は非課税だとか、同一生計だからどうだとか、妻名義の貯金を合法的に殖やす方法はあるのでしょう。しかしそこまで調べようという気になりません。興味のある人は、すみませんが別の情報源をあたってください。
ありがたい話ではあるのですが、今のところ、私たちはこの制度を利用していません。手間のわりに得られるものが少ないうえ、リスクがあるからです。
通常、貯金をすると、その利子には2割の税金がかかります。しかし精神障害者保健福祉手帳を持っていれば、この2割の税金が免除され、実質的には利息が増えることになります。
制度の概要は国税庁のホームページに載っています。「マル優」という響きが懐かしい感じです。昔は誰でもマル優を使えましたよね(歳がバレそう)。
■ No.1313 障害者等のマル優(非課税貯蓄)(国税庁)
で、私たちの場合、この「障害者マル優」を利用していません。
最大の理由は、そもそも預金の利息が大してつかないからです。
最近の利率といえば、定期預金でも年0.1%以下というのが当たり前。某都銀のページで確認してみたところ、定期預金で年0.025%だそうです。100万円預けても年間の利息が250円。これに対する税金となると実に50円。あまりに小額なので、思わず検算してしまいました。
マル優の対象には、もうちょっと利率のよさそうな金融商品も名を連ねています。しかしこのご時世、マル優対象のカタい商品で利率が年1%なんてことはあり得ず、利子が非課税になりますと言われても「だから何?」という感じです。
あともう一つ、心配になったのが「脱税疑惑」をかけられること。
私たちの場合、妻が働いていません(働けません)。したがって収入もありません(現在は障害年金がありますが)。精神障害になった時点ですでにあった貯金はともかく、その後は、本人名義の貯金が増えることは基本的にないはずです。
にもかかわらず、マル優対象の口座で残高が増えていたら、「本当は夫の貯金なのに、妻名義の口座に預けて脱税しているのだろう」と言われそうで不安になります。そんなリスクを負って、得られるのは貯蓄の0.01%にも満たない額。まさにハイリスクローリターンです。
もちろん、年に100万以下の贈与は非課税だとか、同一生計だからどうだとか、妻名義の貯金を合法的に殖やす方法はあるのでしょう。しかしそこまで調べようという気になりません。興味のある人は、すみませんが別の情報源をあたってください。
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