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【プロ野球】

阪神の来季開幕投手に藤浪が浮上

2014年12月21日 紙面から

練習を終え、質問に答える阪神・藤浪晋太郎=鳴尾浜(撮影・田中太一)

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 阪神の来季開幕投手に、2年連続2桁勝利をマークした藤浪晋太郎投手(20)が浮上してきた。20日、中西清起投手コーチ(52)が候補に挙げた。他にはことしの最多勝助っ人メッセンジャーや能見もいるが、来季の日程が中日、ヤクルト、巨人と続くことから、巨人戦もにらんでの選考となる。この2年で中日戦3勝2敗の若者が中日に立ちはだかる可能性は大か。

 エースの称号を狙う来シーズン。プロ3年目を迎える藤浪に栄えある開幕投手が託されるかもしれない。開幕ダッシュはもちろん、「打倒巨人」を掲げる中西投手コーチが開幕投手について言及した。

 「晋太郎(藤浪)も開幕投手の候補に入ってくる。中日、ヤクルト、巨人と続くカードを考えれば入っていい存在だ」

 来季は3月27日の中日戦(京セラドーム大阪)からペナントレースが開幕する。中西コーチが重要視するのは開幕戦の1週間後、4月3日からの巨人3連戦。ここに、ことし巨人戦4勝(1敗)のメッセンジャー、クライマックスシリーズ(CS)初戦に7イニング1失点で勝利した藤浪をぶつけたい。

 これまで長身の藤浪とメッセンジャーを同じカードで先発させることは多くなかったが、中西コーチは「ありえるな。(その後)続けさせることはないけれど、真ん中に誰かを挟んだりとか」と構想を明かす。

 来季の開幕戦を藤浪、第3戦をメッセンジャーに託せば、3日の巨人戦に藤浪が中6日で回り、2戦目の4日にメッセンジャーが中5日で先発することができ、G倒ローテが整う。「監督の方針だから。メッセ、藤浪、能見全員含めて、コンディションのいい選手を使う」と中西コーチ。藤浪の開幕投手抜てきは現実的なプランだろう。 (杉原史恭)

 

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