蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事
【サッカー】手倉森監督「U−21にも動揺」 惑わされずアジア杯連覇だ2014年12月21日 紙面から
日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が八百長に関与した疑いでスペイン検察当局に告発された問題で、日本代表コーチを兼任するU−21(21歳以下)日本代表の手倉森誠監督(47)は20日、選手らに動揺が広がっている現状を指摘した。そのうえで「自分は(アギーレ監督を)フォローしていくだけ。惑わされず、アジア杯を連覇することだけを目指して全力を注ぐ」と強い覚悟を示した。 タイ、バングラデシュ遠征中にアギーレ監督が告発され、「(日本)国内はどんな騒ぎになっているのか気にしていた。U−21代表の選手たちも『気になる』と言っていた」と手倉森監督。 日本協会から状況説明などは一切なく、アギーレ監督がアジア杯で指揮を執る方針も報道で知ったといい、「少しでもこっちに(世間の)目を向ける話題を提供しようとやってきたが、事の大きさに少し戸惑っている」と困惑した表情を浮かべた。 遠征先から帰国後の解散式で、手倉森監督は「日本サッカー界が揺らいでいるが、やるしかない。現場は、現場でしか戦えない」と選手らに伝え、「選手に言いながら、自分自身に言い聞かせていた」と、不安がにじむ苦しい胸中ものぞかせた。 それでも、アギーレ監督を支える副参謀は「アギーレで(アジア杯に)いくと決まってホッとしている。準備、ミーティングを重ねてやってきたので、自分も描いたものでやりたかった」と協会の判断を支持。前代未聞の八百長騒動はしばらく収束する気配がない中、「サッカーファンを何とか明るいニュースで喜ばせたい」と決意を口にした。しかし、遠征で得た収穫とは裏腹に、手倉森監督に心からの笑顔はなかった。 (松岡祐司) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|