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【プロ野球】

清武元球団代表、敗訴でも控訴へ 自身の解任めぐる訴訟へ

2014年12月19日 紙面から

判決後に記者会見する巨人の清武英利元球団代表=東京・霞が関の司法記者クラブで(七森祐也撮影)

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 巨人の清武英利元球団代表(64)が2011年11月に解任された問題をめぐり、清武元代表と球団が互いに損害賠償を求めていた訴訟の判決が18日、東京地裁であった。大竹昭彦裁判長は清武元代表に球団などに計160万円を支払うよう命じる一方、当時の球団会長だった渡辺恒雄球団最高顧問などに求めた請求は棄却した。

 大竹裁判長は清武元代表が同年11月11日に独断で開いた会見を「取締役としての注意義務違反があった」、解任については「正当な理由がある」と指摘。清武元代表の発言は「事実の重要な部分は真実であると認められない」として球団や読売新聞グループ本社の名誉を傷つけたとした。

 東京・霞が関の司法記者クラブで会見した清武元代表は「総体の結果は残念なので控訴いたします」と語ったうえ「自ら『独裁者』という渡辺氏の球団支配の実態を見ていないことに強い不満を持っています」と判決の内容を批判した。

 渡辺最高顧問に対しては「ぜひ厳しいことを誰かが言っていただきたいという気持ちでいっぱい」と呼び掛けた。

 一方、球団は桃井恒和球団会長(68)が会見した「。妥当な判決として、「公正な判断をいただき、ホッとしております」とコメント。ファンや球界に対しては「あらためておわびしたい。今後は皆さまに喜んでいただけるようなチームづくりにまい進したい」と話した。

 

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