バイエルン相手に奮闘した岡崎は見せ場を作ったが…（AP）

【ドイツ・マインツ１９日（日本時間２０日）発】サッカーのドイツ１部（ブンデスリーガ）第１７節１試合が行われ、日本代表ＦＷ岡崎慎司（２８）が所属するマインツはホームでバイエルン・ミュンヘンに１―２で敗れた。岡崎は先発フル出場し、先制点をアシストしたものの無念の逆転負け。９試合ぶりの白星は手にできなかった。

　無敵の王者から大金星とはいかなかった。前半２１分、中盤のパスカットから右サイドでパスを受けた岡崎はダイレクトで中央にクロス。逆サイドに流れていたＭＦソトがＧＫノイアーの股間を抜くシュートでゴールネットを揺らした。最近６試合連続無失点、今季リーグ戦１６試合でわずか３失点と鉄壁のバイエルンの守備を岡崎のアシストで打ち破った。

　だがその３分後、ＭＦシュバインシュタイガーに直接ＦＫを決められ、すぐに試合は振り出し。後半４分、ＭＦマリが抜け出して絶好機を作ったが、ノイアーのスーパーセーブで得点はならなかった。その後はバイエルンの猛攻を何とかしのいでいたマインツだったが、同４５分にＦＷロッベンに勝ち越し弾を許して万事休す。岡崎はリーグ前半戦１６試合に出場し、８得点で年内最終戦を終えた。