元「モーニング娘。」の新垣里沙(26)が20日、都内で行われた主演映画「ブラック・フィルム」(来年1月24日公開)の完成披露上映イベントに、荻島達也監督と出席した。
映画は、あるサスペンス映画の主役の座をかけてし烈な争いを繰り広げる若い俳優たちのオーディションの模様を描くサスペンスホラー。
新垣は「撮影したのは今年の春だったので、出来上がりを観てすでに懐かしいなという気持ちでもあるのですが、今日はその作品を皆さんに観ていただけるというのを楽しみに来ました。ちょっと怖いかもしれないけど、ほっこりとした家族愛や人間味あふれる部分もたくさん入っていますので、そういう部分も併せて楽しんでいただけたら」とPRした。
囲み取材では、役作りについて「ワークショップ生たちからの嫌がらせを苦に亡くなって、亡くなった後に恨みで仕返しをしていくという役どころだったのですが、脅かす側を演じるのは初めてで『どうやったら人は驚くのだろう』と常に考えながら役作りをしました。復讐する時のちょっとした歩き方や表情を自分なりに研究して臨みました」と告白した。
観客の背筋を凍らせた新垣だが、実はホラーが苦手。「ホラーは苦手であんまり観ないんです。怖いもの見たさで観るときでも、目を覆いながら観るくらい苦手…」と首をすくめた。
報道陣の「オーディションという設定ですが、オーディションは得意ですか?」という質問には、「私がモーニング娘。のオーディションを受けた時は12歳だったのですが、今思えば、12歳でよかったなと思いますね。ただただ『モーニング娘。が好きだから!』という気持ちだけでいけたので」と振り返り、「今だったら『こうした方がいいかな?』『どうしたらいいんだろう?』といろんなことを考えてしまうと思う」と明かした。
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