ジャニーズ事務所を解雇されて1年、11月に沈黙を破って再始動した元KAT―TUNの田中聖(29)だが、自ら墓穴を掘っていたようだ。
田中は元「HIGH and MIGHTY COLOR」のメンバーなどを迎えてバンド「INKT」を結成。同月8日にはアルバム「INKT」を発売した。KAT―TUNの中では音楽面で重要なポジションにいたのが田中だっただけに、INKTの音楽も大いに期待されていた。ただ、売り上げは思ったほど伸びず。オリコンでもインディーズ週間アルバムチャートで2位に入るのが精一杯だった。
「総合では17位とトップ10にも入れなかった。インディーズだからしょうがない部分もありますが、翌週は同じインディーズで元KAT―TUNの赤西仁がアルバムでインディーズチャート1位。総合でも3位に入った。そう考えれば、田中は期待されたほどではなかったのかも」とはあるレコード会社関係者。
この赤西との差は、ジャニーズ時代からのファンの数の違いかもしれないが、田中のある行動が「KAT―TUNファンの反感を買ってしまった」(事情通)という。
この「ある行動」とは、田中が西麻布に構えていたバーを9月末に閉店させたこと。もともとジャニーズでは副業禁止だったにもかかわらず田中は店を続けていた。この店を経営し続けていたのが、解雇の一つの要因ともいわれていた。
田中の再起に懸ける決意の表れとも取れるのだが、「少なくともKAT―TUNファンはそうは見なかった。どうせ店を閉めるなら、KAT―TUN時代に素直に辞めろって言いだしているんです。そうすればKAT―TUNを辞めることもなかったかもしれないし、残っているメンバーがつらい思いをしなくてすんだかもしれないのにということです。“身勝手な田中”という印象だけを残してしまい、KAT―TUNファンの田中を応援しようという熱が一気に冷めてしまったみたいです」と同事情通。
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