大島陥落に竜ナイン落胆「GMに一矢報いてくれると思ったのに」
2014年12月20日 11時07分
中日・大島洋平外野手(29)が3度目の契約更改交渉で前回までの提示額と同じ1775万円増の7400万円でサインして一夜明けた19日、竜ナインの間から落胆の声が噴出した。
「選手会長として調停までとことんやってくれると思ったのに…。(2回目以降の交渉で)落合GMの不在のまま、上積みなしでサインしてしまったら、ウチではいくら保留しても提示額が見直されることがないという前例をつくってしまったことになる」とある選手が肩を落とせば、別の選手は「来年の交渉も落合GMが言った提示額におとなしく一発サインするしかない、ということでしょう。大島さんがGMのやり方に一矢報いてくれると思ったのに残念です」と唇をかんだ。
今季の大島は球団タイ記録の186安打を放ち、リーグ4位の打率3割1分8厘、2本塁打、28打点。ナインはどうしても球団の評価が納得できないようで、最下位・ヤクルトで山田が打率3割2分4厘、29本塁打、89打点で5800万円増の8000万円、川端が打率3割5厘、10本塁打、69打点で2900万円増の8500万円で更改したことなどを例に挙げ「球団は4位だから査定基準がAクラスほど上がらないと言っているけど、ウチより下位のDeNAやヤクルトの選手でも個人成績がよければ、しっかり評価されている。同じプロ野球とは思えないですよ。大島さんには風穴を開けてほしかったのに…」との声も出ているほどだ。
傷心の竜ナイン。大島は「(他球団では)そうですけど、しょうがないですね。この球団は球団だから」というが、チーム関係者も「大島が上積みなしなのにサインしたことで他の選手のモチベーションもがた落ち。来シーズンに影響しなければいいが…」と心配している。(金額は推定)
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