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東京駅100周年スイカ、9000人行列で大混乱!2時間半で販売中止

2014年12月21日6時0分  スポーツ報知
  • 東京駅開業100周年を記念したSuicaの限定発売で、駅員(中央)に販売中止の説明を求める人たち

    東京駅開業100周年を記念したSuicaの限定発売で、駅員(中央)に販売中止の説明を求める人たち

 JR東日本は20日午前、東京駅開業100周年を記念したIC乗車券Suica(スイカ)を1万5000枚限定で発売したが、客が殺到したため、安全確保を理由に約2時間半で発売を中止した。買えなかった人たちは「納得できない」「責任者を出せ」と駅員に詰め寄るなど大混乱に。今後あらためて販売するが、時期や枚数などは未定。前日からの徹夜組を合わせて販売開始時には9000人の行列ができていた。

 発売開始から2時間半がすぎた午前9時40分。駅員がメガホンで「『記念スイカ』は販売終了しました」とアナウンスすると、東京駅丸の内南口のドーム内に怒号が飛び交った。「並ばせておいて買えないとはどういうことだ」「責任者を出して納得いく説明をしろ」。

 駅員に詰め寄る人の波に押され、展示されていた東京駅の模型は一部が破損。駅長室に押し入ろうとする人も現れた。赤れんがの駅舎がデザインされた記念スイカ販売の特設ブースは夕方まで大混乱し、ブース撤収後も職員は怒りをぶつける客らの対応に追われた。

 JR東日本東京支社によると、記念スイカは1枚2000円で1人3枚まで販売。19日朝から徹夜で並んだ人を含め、この日朝には9000人以上が列をつくった。東京駅では、午前8時だった販売開始を午前7時14分に早めたが、「お客様が将棋倒しになり、大きな事故を防ぐため」(東京駅)8090枚を売った時点で打ち切った。駅周辺では警視庁丸の内署の署員が交通整理し、トラブルを防いだ。

 愛知県から泊まりで購入に来た男性会社員(31)は「交通費が無駄になってしまった。なぜ整理券を配るなどの対応をしなかったのか」。茨城県取手市から始発で来た男性会社員(55)は「『徹夜で並んではいけない』と告知していたのに、買えたのは徹夜組。せっかくの100周年に泥を塗った」と憤った。

 同社の緒方芳孝広報課長は「記念スイカはこれまでにも販売しているが、ここまで多くの人が来るとは想定していなかった。ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と謝罪。今後あらためて販売するが詳細は未定という。

 鉄道評論家の川島令三さんは「鉄道マニアが収集に関心を示すのは、実際の列車で使われた方向板(東京行き、などの行き先票)やメーカーが明示された製造銘板など。(今回は)プレミアがつくものなら何でも集める人や転売目的の人が多かったのではないか」と話している。

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