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八重樫“主夫”で減量!3階級制覇へ単身自炊生活も「順調」
WBC世界ライトフライ級王座決定戦 同級1位・ペドロ・ゲバラ VS 同級3位・八重樫東 (12月30日 東京体育館)
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練習を公開した八重樫東は気迫のミット打ち
Photo By スポニチ |
世界王座決定戦に出場する元2階級制覇王者の八重樫東(31=大橋)は20日、横浜市内で練習を公開した。今回は1階級下げて減量が約2キロきつくなるため、試合前1カ月間は滞在型ホテルで自炊して食生活を管理。「主夫」になって、亀田興毅以来日本人2人目の3階級制覇に挑む。
3階級制覇の懸かる大一番まであと10日。八重樫はミット、サンドバッグ打ちなどのジムワークをこなすと、試合前最後のフィジカルトレーニングも行い、精力的に汗を流した。「病気もケガもなくコンディションは順調です」。余裕すら感じる調整ぶりだ。
9月に“怪物”ローマン・ゴンサレスに打ち合いの末に敗れて、1階級落として迎える再起戦。最大の敵は減量だ。11月末から家族と離れて、ジム近くの滞在型ホテルに移った。子供との接触を避けて風邪などを予防する目的もあるが、6キロから8キロに増した減量に集中するためだ。これまでの減量期間は2週間だったが、今回は1カ月計画。ホテル生活では一日平均1500キロカロリーを目安に全て自炊している。1人暮らしが長かったため料理は得意で、カロリー計算をしながら、前夜もサラダ、玄米、鶏の軟骨を自ら調理。「自分で作る方が好きなものを食べられる。買い物も楽しい。主夫ですね」と笑う。リミットまであと4キロ弱。ストレスもなく着実に体重を落とせている。
ホテル生活の当初は幻聴を感じ「鈴の音がして、怖かった」。右耳の鼓膜を破った前戦のダメージが心配されたが、後になって隣の部屋に犬がいたことが判明。とんだオチがついたものの、不安はなくなった。「ダメージはしっかり抜けて、練習できている」と激闘の傷もしっかり癒えた。
相手のゲバラは2度目の世界挑戦となる長身のメキシカン。足も使えるし、右の強打もある。「八重樫といえば、打ち合いと思われているけれど、しっかりボクシングができるように心掛けている。力を出し切れば勝てる」。コンディションづくりはもちろん、戦い方の準備も順調だ。
[ 2014年12月21日 05:30 ]
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