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香山リカ氏 小保方氏の心理状況分析「“できた”と現実がすり替わった」

 10カ月以上にわたり、日本中を騒がせた「STAP騒動」はいったい何だったのか。精神科医の香山リカさんは「小保方さんという一人の凄く個性的な方の“夢”と、iPS細胞に負けまいとする理研をとりまく“現実”の思惑が不幸な形で出合い、出来上がってしまった茶番だったのではないか」と指摘した。

 また、小保方さん自身については「メディアを通じての彼女しか知りませんが、意図的にうそをついて世の中をだましたとは言い切れない」と分析。「人類を救いたい、人のためになることをしたいという理想を持っていて、夢を追い求めているうちに、近道として万能細胞と出合い、“やるしかない、やらねば”が、“できるはず”と確信となり、“できた”と現実とすり替わった」との心理的状況を指摘した。

 さらに、会見などで使った「夢の若返り」「プリンセス細胞」「魂の限界」という一連の小保方さんの表現に注目。「表現力が豊かで、そこにある種の才能は感じる。吸引力もある方。もう少し傷が浅ければ、科学の面白さを伝えるとかエッセーを書くとか別の道もあったのでは。ただ、笹井さんの自殺など、一連の騒動をめぐる傷が大きすぎて(今後、メディアなどへの)露出は難しいのでは」とした。

[ 2014年12月20日 05:30 ]

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