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100周年スイカで東京駅パニック 販売打ち切りに騒然「説明しろ」

記念スイカ販売で大混乱 駅員に説明求める人たち
東京駅開業100周年を記念したSuicaの限定発売で、駅員(中央)に販売中止の説明を求める人たち=20日午前、JR東京駅
Photo By 共同 

 JR東日本が20日午前、東京駅開業100周年を記念したIC乗車券Suica(スイカ)を先着順で1万5000枚限定販売したところ、東京駅丸の内南口の窓口に客が殺到した。安全を確保するため約2時間半で販売を中止したのに対し、買えなかった人が駅員に詰め寄るなど騒然とした。

 JR東日本東京支社などによると、スイカは赤れんがの駅舎をデザイン。1枚2000円で1人3枚までだった。希望者が多く、午前8時だった販売開始時間を前倒しし、午前7時14分から売りだした。19日朝から並んだ徹夜組を含め、その時点で約9000人が列をつくり、その後も多くの人が詰めかけた。

 並んだ客によると列を整理する駅員が少なく、どこが最後尾か分からない状態で大混乱。午前9時40分に8090枚を売ったところで販売が打ち切られ、買えなかった人が「説明しろ」「割り込みがあった。転んだ人もいたぞ」などと駅員を取り囲む場面もあった。

 記念IC乗車券収集が趣味という宇都宮市の男子大学生(20)は「混乱は予想できたはず。楽しみにしていたのに残念」と疲れた様子。茨城県取手市から始発で来た男性会社員(55)は「徹夜はいけないと告知していたのに買えたのは徹夜組。せっかくの100周年に泥を塗った」と憤った。

 今後あらためて販売する予定。東京支社では「枚数を増やす可能性もある」と話している。

[ 2014年12月21日 05:30 ]

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