プロッサー総裁:米経済改善に追い付いておらず-ガイダンスで
(ブルームバーグ):米フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は、政策金利をめぐる米金融当局のガイダンスについて、同国の経済情勢の改善に追い付いていないとの見解を示した。
同総裁は19日の声明で、「米経済は予想よりも急速な改善が続いている」とした上で、「このような力強さを考慮すれば、私は2014年12月の政策に関する声明を支持できない」とした。
連邦準備制度理事会(FRB)が16、17両日開いた連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利をめぐるガイダンスの修正が決まった。同総裁は今回、FOMCメンバーとして同決定に反対した理由を説明した。
FOMCは17日に公表した声明で新たに、利上げ開始まで「辛抱強く」なれるとし、政策金利を「相当な期間」にわたってゼロ近辺に据え置くとした従来のガイダンスを変更した。
原題:Fed’s Plosser Says Guidance Not Keeping Up With Improved Economy(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Matthew Boesler mboesler1@bloomberg.net
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更新日時: 2014/12/20 14:31 JSTニュース一覧
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