カレーなる辛口Javaな転職日記 RSSフィード

2014年 12/20

「A社のBです。一度お会いいただきたく」と書いたら、B氏が会う必要があるだろうか

http://anond.hatelabo.jp/20141220102208

Rettyという有名クチコミグルメ情報サービスの武田さんという創業者の方からLinkedInで直接メッセージが来ましてですね、

「はじめまして、Retty株式会社 代表取締役CEOの武田と申します。突然のご連絡申し訳ございません。」

「まずは一度、お会いさせて頂き、Rettyの今後の事業展開やビジョン、貴殿のお考え等、ざっくばらんにお話させていただければと思っております」

「ご来社頂いた際には、メンバーともお話いただき事業については勿論ですが弊社の雰囲気も感じていただければと思っております」

というようなことが書いてあったので、当然面談の主体は武田さんで、他にも何人か同席される感じなんだろうなと思い、

直近でジョインできるかどうかは別として、Rettyや武田さんには以前からとても関心があったので、とりあえず話だけでも聞いてみようと思って、わざわざ時間確保してオフィスに伺ってみたわけです。

そしたら何故かエンジニアリーダーの人だけが面談にやってきたので、

「あの〜、武田さんは後からご参加される感じでしょうか?」

と聞いてみたら、

「申し訳ありません、武田は本日は外出しております」

と言われて、「はぁ!?」となって、さすがにそれはちょっとお互いの信義に反するというかダメでしょうということで、筋違いなんですがエンジニアリーダーの人に軽くお説教かまさせて頂いてw,わずか5分程度の滞在で帰ってきちゃいましたw(^.^;)

自分はその辺なんとも思わないなあ.

E-mailを送ってくる総務や人事担当と,実際に面接する人が異なるのは普通の話だから.*1このアカウントが経営者個人の名義だったとしても,それを会社の公式アカウント的に使っていた可能性はあると思う.*2


つまり「当然面談の主体は武田さんで」という思い込みは間違い.

それで「Rettyや武田さんには以前からとても関心があった」というのであれば,「武田氏と直接お話できますか?彼と話しができるなら喜んで行きます.」「彼に会うのが楽しみです」と一言書いておけば,そのように取りはからったんじゃないかな.勝手な思い込みとそれが原因のすれ違いだと思う.


Retty代表ブログ「Rettyへの批判記事に対するお詫びと説明」

http://kazuya-takeda.blogspot.jp/2014/12/retty.html

今後の対応について

今回の件を踏まえて、誤解を与えないような文面及び、担当者を明記致します。

人と人との信頼関係の上でビジネスは成り立っているため、相手に誤解を与える、期待を裏切ってしまう行為、信頼を失うような行為は二度と起こさないよう徹底させていただきます。今回ご迷惑をおかけした方には深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

でもこの誤解はする方も悪いと思う.

「まずは一度、お会いさせて頂き、○○の今後の事業展開やビジョン、貴殿のお考え等、ざっくばらんにお話させていただければと思っております」

というのは,不採用における「お祈りメール」と同じで,候補者に声をかける時の決まり文句だから.*3「今後一層のご活躍」をお祈りされたからと言って,それはあなたに期待しているわけでは全くない.

*1:さらには当初予定していた技術担当のC氏に急用ができて,別のD氏に急遽変更というのもままあること.

*2:まして求人・転職活動用のLinkedinだしな.Facebookならともかく.

*3:これもいずれは「お話しさせて頂きたいメール」みたいな別名で呼ばれるようになるんだろうか.

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